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37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自信と自己否定の間で揺れ動くADD人間のための本
 いわゆる非ADDの人(=常識人)が読んでも腹が立つばかりでしょうね。逆にADD遺伝子で鍛えられた読解力を有するADD型の人ならば、ほぼ100%の理解度をもって感動すら覚えることになるはず。つまり、ここにあるのは紛れもなく革新的な見解であるがため、本書に共鳴を覚えるにはADD型の頭脳が必要不可欠であるというわけです。非ADDの人がある程度を理解するにはかなりの読解力と分析力を要しますよ。...
投稿日: 2006/5/17 投稿者: マシュ―・E

対
37 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 面白い視点ではあるが論旨に少々無理あり
ADD 児は異常なのではなく、ハンターに適応した遺伝子を
引き継いだ子供達に過ぎず、ファーマー(農業)中心にできた
現代社会・教育制度の中でうまく力が発揮できないだけである、
という仮説に基づいて著者は議論を進めている。この仮定の元で、
ADD を持つ子供、大人が、この社会でうまく生きるにはどうすれ

ばいいかという具体的な示唆もあり、その点では有益である。

しかしながら、著者は、この仮説を提示するだけで、その証明に十分
ページ数を費やしていない。実際に ADD の子供を持つ私として
は、この仮説は素直に受け入れるにはむずかしものである。
なぜなら、ADD...

投稿日: 2003/8/31 投稿者: ケーブルカー


有用性の高い順 | 最新のレビューから

37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自信と自己否定の間で揺れ動くADD人間のための本, 2006/5/17
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
 いわゆる非ADDの人(=常識人)が読んでも腹が立つばかりでしょうね。逆にADD遺伝子で鍛えられた読解力を有するADD型の人ならば、ほぼ100%の理解度をもって感動すら覚えることになるはず。つまり、ここにあるのは紛れもなく革新的な見解であるがため、本書に共鳴を覚えるにはADD型の頭脳が必要不可欠であるというわけです。非ADDの人がある程度を理解するにはかなりの読解力と分析力を要しますよ。

 要するに本書はADD型人間向けですね。「自信」と「自己否定」の間で揺れ動くADD型の人にお薦めします。「自信」が「確信」に変わる瞬間を味わってください。できれば家族や友人にも読んでもらうといいでしょう。モーツァルトみたいにして、「ADDバンザーイ!!!」と叫びながらそこらじゅうを駆け回ってしまうかも。まあ保守派の人たちの憤怒は気にしないことです! 
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ADD/ADHDという才能, 2006/4/3
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
ADDを農耕社会における狩猟民族に例え、従来は障害ととらえられることの多かったADDの特性を「才能」という視点で書かれている本。私自身、これまでの人生、感情の起伏が激しく物事が長続きしない自分の性格にコンプレックスを持っていたが、この本を読んで自分がADDであるという確信を持ったと同時に、自分の特性を活かした職業が何かが明確になった。

自分自身がADDの現実を受け入れ、そして農耕社会で適応するためにどうすべきか、新しい発想で考えられるキッカケになった気がする。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 緻密な論展開や証拠に欠けるものの, 2006/12/27
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
長所としてADDの肯定的な面を見つけるというのは当然のこととして、

1つには、教科書的な本にはあまり触れられないが、興味深い症状(リタリンを飲むと集中力

は増すが、創造性が枯れるなど)がふれられていること(エビデンスがあるかはともかく)。

2つ目は、肯定的な見方だけでなく、ADDの文化差について通常の見方(単に診断基準の違い)

とは違った見方をしたり、日本のような新規性追求が遺伝的にも低い国との対比など独特の視

点で解釈をしてること。3つめは進化的、相対的、多面的な解釈が得られることでしょうか。

遺伝性の強い疾患が広く広まっている場合、それが(必ずしも何らかの状況で適応的というこ

とではないが)進化機構的に意味がないということはありえません。

別に、それが著者の解釈が正しいということを意味しませんが(例えば、ADDはたぶんに新奇

性追求やドーパミン、創造性などと関連してるので、ADDは進化の過程でヒトの創造性が高ま

った副産物、あるいは新たな土地や繁殖資源を求める副産物かもしれません。わずか1万年

前に始まった農耕などの影響はわれわれの性質とは遺伝的に関係が薄いかもしれません、著

者の話とは逆にADDの粗暴性、衝動性、危険をいとわないという(前線の兵士に向いているこ

とが知られている)性質は積極的な戦争にむいていただけかもしれません。)

現代の狩猟採集民の生態は、本説の検証に役立つでしょう。

気になったのは著者も一方で気づいているようなのですが、ADDというのはいろい

ろな要因が関わる疾患だし、狩猟採集民にも石器作りとか退屈な分業もあるし、学業で成

功してたりすると症状が隠れたりするように、ハンター=ADD対農耕民というような二項対立

はかなり単純化しすぎな面があるだろうということ。それと、何らかの状況に適応的である=

障害、機能不全ではない、という進化的誤謬。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 非専門家による新しい視点, 2006/10/25
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
この本の著者はADDの専門家ではありませんし、専門的な論証があるわけでもありません。

またこの本が提示するADD観、特に狩猟生活への進化的な適応として理解する見方は、専門的な論証にはおそらく耐えられないでしょう。それは他のレビュワーが言われる通りです。そもそも先史時代の人間の生活の力点は<狩猟採集>のうちの<採集>のほうにおかれていた、ということが定説になっており、そういう意味では「農耕」に必要とされる我慢強さとそう変わらないからです。にもかかわらず、ADDを、ふつうの生活を送っている人も含めた、注意力持続<>非持続の幅広いスペクトルに位置づけ、注意力が拡散することの意義を見出そうとするスタンスには多くの人の共感を得られるものと思います。
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37 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 面白い視点ではあるが論旨に少々無理あり, 2003/8/31
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
ADD 児は異常なのではなく、ハンターに適応した遺伝子を
引き継いだ子供達に過ぎず、ファーマー(農業)中心にできた
現代社会・教育制度の中でうまく力が発揮できないだけである、
という仮説に基づいて著者は議論を進めている。この仮定の元で、
ADD を持つ子供、大人が、この社会でうまく生きるにはどうすれ

ばいいかという具体的な示唆もあり、その点では有益である。

しかしながら、著者は、この仮説を提示するだけで、その証明に十分
ページ数を費やしていない。実際に ADD の子供を持つ私として
は、この仮説は素直に受け入れるにはむずかしものである。
なぜなら、ADD の子供は、突然泣いたり怒ったり反抗したり

するため、例えハンターの社会の中でも、親は手を焼き、育児を
放棄したい衝動に駆られると想像するからである。つまり、決して
ハンターの社会においても適応した人間とは言いがたいからである。
この点についての論証がもう少しほしかった。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 人間の多様性としてのADD, 2010/9/20
By 
あぶどら・ぶっち (呪術の国温泉町) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
 この本の著者は、自らがADDであると公表したうえで多分野で行動しているらしい。いや、行動どころか、大活躍であるようだ。

 ADDは人間の多様性の中にある一つの要素だと思えば本人も周囲もそれほど苦にはならないし、要素というより個人の特性であり、才能だと捉えれば、それは財産になりうるから、児童に対してはそこを伸ばす教育プログラムが必要だということを書いた本。決して「障害」でも「病気」でもないので、排除したり、封印したりすることは厳に慎むべきである、と。加えて、ADDは遺伝なので、子どもがそうであれば、親もそうである可能性があるという。すなわち、大人のADDについても言及している。いや、言及しているというより、内容量では大人についての記述のほうが多いかもしれない。

 医者でも研究者でもない(でも、それ以上に“専門家的”かもしれない)著書がいうには、ADD(もしくはADHD)は注意力が散漫なのではなく、好奇心が多方面に向きやすいのだ、とのこと。だからそれに向いた職業に就くことができれば、世の中とうまく折り合いをつけて生きていける。いや、それ以上に、“才能”をいかんなく発揮できれば、社会に大いに貢献することができるのだという。

 著者は、ADDは「障害」でも「病気」でもないとしながら、それでもやはり、世の中にあわせて、薬による療法も検討する。一方で、薬によらない療法についても考える。また、依存症など他の“障害”との関連についても調べてみる。ADDとは逆の傾向(つまり、落ち着きすぎる、集中しすぎる)についてはどうなのかなど、他方面からこの問題に取り組んでいる。ADDであったろうと思われる有名人を、その業績を分析しながら紹介するなど、真摯で、ADDの人たちを大いに勇気づけもするだろう。

 賞賛に価する本だが、ADDが人類の遺伝子によるものだとする、この本の前提はどうなのだろう。

 わたしたちの先祖には狩猟民族(ハンター)がいて、後に農耕民族(ファーマー)が出現する。民族の違いというよりも、暮らし方の違いだが、農耕様式の定着により、飢えの心配が薄れるようになる。こんなのが“種としての人類”のDNAとして遺伝するのだろうか。ADDはハンターの子孫だから一箇所に定住できない、獲物を求めてあちこち動き回る、すなわち、落ち着きがない、ということなのだが、本当だろうか。むしろ、“生物としての人間”としての多様性を徹底的に追究した方が道理にかなうのではないかとも思うが。うーん。ここらあたりの記述は眉に唾をつける必要があるかもしれない。
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5つ星のうち 5.0 ADD・ADHDは才能であるという考え方は非常に面白い, 2011/8/24
レビュー対象商品: ADD/ADHDという才能 (単行本)
ADD・ADHDは才能であるという考え方は非常に面白い。
反論できる点は不注意優勢型のADDの長所の面について書かれていないこととアスペルガ―を併発しているケースも考慮に入れていないことである。
しかし、それ以外の記述は非常に参考になった。
なぜなら、ADHDの長所を論理的に書かれているからである。特に具体的に適職が書かれていることが印象に残った。
また、あえて投薬治療を使わない選択肢も参考になる。
2011年、8月現在はリタリンが使えなくなり残る治療薬も成人には利用できなくなっている。
これはADHDの人々にとって悪い好ましくないことかもしれない。
しかし、現実には投薬治療を受けないで乗り切れる人も多いのである。
ADHDの著名人であるトム・クルーズはリタリンを使用していないのである。
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ADD/ADHDという才能 作成者 トム・ハートマン (単行本 - 2003/7/1)
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