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28 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「強欲は善である」の時代とその崩壊を体験したソロモン債券セールスの手記
本書は、ロンドン大で経済学修士号取得後、1985年にソロモンに新卒入社し、最盛期から崩壊期へと凋落するソロモンのロンドンオフィスで、3年間債券セールスを勤めた著者による作品です。
私は、ちょうど2008年後半の外資金融の大リストラ〜2008年末のボーナス告知の時期に、本書を読了したのですが、「100年に一度の経済危機などといわれているが、つい25年前にも、まったく同じような思いをした人たちがいて、その時にも2008年の今と同じプロセスでリストラが行われ、またソロモン・ブラザーズという会社が(原因こそ違うにせよ)一夜にして潰れていった」ということを知って、この業界の「中の人」のスタイルは当時からほとんど進化してないな、と強く感じました。...
投稿日: 2009/2/12 投稿者: simisin

対
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 客というのは実に忘れっぽい生き物だ!
 1980年代のソロモン・ブラザーズでセールスをしていた著者によるソロモンの思い出話。
 曰く・・・
 コネで入ったソロモンでは、いきなり、投資金融アナリストの肩書きを与えられるが実際は下働きの奴隷。夜昼となく働く。しかも、上司の小間使いとして。...
投稿日: 19か月前 投稿者: カーマイン


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28 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「強欲は善である」の時代とその崩壊を体験したソロモン債券セールスの手記, 2009/2/12
投稿者 
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
本書は、ロンドン大で経済学修士号取得後、1985年にソロモンに新卒入社し、最盛期から崩壊期へと凋落するソロモンのロンドンオフィスで、3年間債券セールスを勤めた著者による作品です。
私は、ちょうど2008年後半の外資金融の大リストラ〜2008年末のボーナス告知の時期に、本書を読了したのですが、「100年に一度の経済危機などといわれているが、つい25年前にも、まったく同じような思いをした人たちがいて、その時にも2008年の今と同じプロセスでリストラが行われ、またソロモン・ブラザーズという会社が(原因こそ違うにせよ)一夜にして潰れていった」ということを知って、この業界の「中の人」のスタイルは当時からほとんど進化してないな、と強く感じました。

ボーナスの告知に社内が浮き足立ち一喜一憂する姿の描写(「年に一度、神様の前に召しだされて、自分の人間としての値打ちを告げられる」)、リストラ宣告の時に対象者が電話で会議室に呼び出され処刑されていく場の様相、全ては、1985年に著者が経験したときの再現のようでした。平成の当事者として、なんともいえない思いをかみ締めながら、いっきに読み漁りました。

また上記のような”ソロモン失墜”のストーリーだけではなく、現在の「レバレッジ・バブル崩壊」の根源ともいえる財務レバレッジがどのようにして世界市場に広がっていったか、モーゲージを世の中に広めた仕掛け人は誰だったのか、当時の債券セールスの立場から歴史を追って書かれています。例えば、フレディマックやファニーメイが生まれた理由としてソロモンが開発したモーゲージ債に実質的な政府保証をつけて販売したかったため議会に執拗なロビイングを行ったという記述があったり、ジャンクボンドが投資家の間で人気商品となり組成・供給が間に合わない状況下で、ドレクセルのミルケンによって”安定度のごく高い企業の社債をジャンクに変えてしまう方法”として、レバレッジド・バイアウトが編み出された、など、事実であれば目からウロコの記述があります。

筆者が本書を記したのはサブプライム危機など知る由もない遥か25年前ですが、当時の強引な商品開発背景や”客をハメる”セールス手法などは、間違いなく現在のサブプライム危機の遠因となっています。この業界の根底に流れるGreed(欲)の理解と、歴史を繰り返さないための教本として、さくっと読める貴重な一冊です。
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5つ星のうち 4.0 単なる暴露話ではない, 2008/9/6
投稿者 
tk (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
著者がかつてソロモンという投資銀行の債券セールスで働いていた際の経験を、内部からリアルに描写しています。

単に彼らのカルチャーを知るだけでも面白いのですが、この本の良いところは、それが単なる暴露話ではないことです。

 すなわち、70年代〜80年代と時代を追いながら、この頃に欧米で発明され、爆発的に普及したモーゲージやジャンクボンドといった金融商品がどのようにして作られ、どのようにして売られたかが克明に描かれています。これがいまやサブプライムショックに繋がっていったのだなぁとしみじみと読みました。この本を読んでいると、それも当然の帰結だったのではという気がしてなりません。

 また、職業人としての倫理観の葛藤などについても著者の個人的な考えが述べられていますが、これについても考えさせられるところが多いと思います。
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5つ星のうち 5.0 金融、投資に興味があるならまず読んでみるべき, 2010/5/20
投稿者 
gene_56 (新潟県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
Amazonで購入(詳細)
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
ソロモン・ブラザーズは80年代に債券の自己取引でウォール街でトップに昇りつめた投資銀行会社。本書はそのトレーディング/ルームで何が起こっていたかを喜劇的に描写している。

本書から読み取れるのは、投資銀行会社のビジネスはかなりの部分を政府の規制の緩和・強化に左右されるということだ。例えば、ソロモンがモーゲージ部で多大な利益を得たのは、S&Lに対する税制優遇措置という制度変化をソロモンが最も上手く利用できたからだ。それも棚から牡丹餅というのではなく、ソロモンは立法過程へのロビー活動を積極的に行っていた。

同時に、80年代以前は投資銀行業務の影に追いやられていたアウトロー的な「非エリート職」であったトレーディング業務が、莫大な金を会社にもたらすようになったことにより、強い影響力をもち投資銀行のカルチャーを変えていったことも面白い。
カネとリスクを媒介する中で、投資銀行会社というビッグプレーヤーがどういった立ち振る舞いを行い、誰をカモにしているかということの一端を本書は垣間見せてくれる。

同時期にソロモンに務めた末永遥、松本大らの著書も本書にリンクしている。ソロモンの債券王メリウェザーはその後、かの巨大ヘッジファンドLTCMを設立し、関連書籍も多い。この本はある意味、それら金融史・相場師列伝の源流。金融、投資に興味があるならまず読んでみるべき本だと思う。
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5つ星のうち 5.0 世紀の空売りとセットで読むと面白さ倍増, 2011/3/21
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
ウォール街の投資銀行はもともと合資会社であり、ブローカレッジや企業のファイナンス支援を細々と
行う今からは想像もつかないような小規模な業種でした。

そこにソロモンブラザーズという異端があらわれ、業界の慣習を次々とやぶりながら
巨大なディールを行い、法外なサラリーを社員にはらって肥大化していきます。

この本はそんな時代にソロモンに債券セールスとして入社した著者のウォール街狂騒曲です。

品が無く、やたらと食べて太り、そして稼ぐことがすべてに優先する価値観を
著者は「幼稚園」に例えてダイナミックに面白おかしく描写しています。

お約束といえるように、饗宴は長くは続かず、モーゲージ債は暴落し、ソロモンは解体されてしまいますが
その病巣の根源は脈々とウォール街で生き延びていたようです。

この本の後に同じ著者の「世紀の空売り」をぜひ読んでいただきたいです。世界でもっとも優秀な人を集める
ウォール街がまったく学習しない集団の集まりであることを知り、驚愕すること請け合いです。
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5つ星のうち 5.0 個人投資家必読です。, 2006/1/21
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
昨今の投資ブームの中、儲け方やスキルを書いている本は多いのですが、この本のように実際の取引でのマインド面を書かれた本は少ないと思います。どうして多くの個人投資家は、プロのトレーダにだまされてしまうのか、市場はどのようにプロによって作られているのかなど、個人投資家がメンタルな面で知っておいたほうがいいことが多く書かれています。結局、世の中のうわさ話や大衆心理に影響されない投資家が一番儲けていることがわかります。
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5つ星のうち 5.0 証券業界というとんでもない世界の、とんでもない奴ら, 2014/11/3
投稿者 
榎戸 誠 - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
「NPOさとやま」の千葉県・手賀沼野鳥観察会に参加しました。秋の日差しを浴びながら、チュウヒ、モズ、セグロセキレイ、カワセミ、オオバン、カンムリカイツブリなど29種の野鳥を観察できたのですが、最大の収穫は、沼の中央辺りに突っ立っている杭に止まって水面を平然と眺めているミサゴ(英語ではオスプレイ)を発見できたことでした。この魚を捕食する大型の美しいタカは、私の地元では滅多に見ることができないからです。

閑話休題、現在の仕事がきつい、辛いと感じたとき、他業界の本を読むと恰好の気分転換になります。証券業界で蠢く金の亡者たちの凄まじい実態を、内部の人間が赤裸々に描いたドキュメント、『ライアーズ・ポーカー』(マイケル・ルイス著、東江一紀訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)の生々しさ、面白さは、群を抜いています。

著者は、ウォール・ストリートとロンドンでソロモン・ブラザーズの債権セールスマンとして働き、勤めて2年目の27歳の時(1987年)には年俸22万5千ドルを稼ぐまでになっていましたが、この仕事は肌に合わないと、さっさと会社を辞めて、物書きになってしまった人物です。

「毎日毎日、トレーダーたちは同業のライバルよりうまくリスクを処理することで、腕のよさを証明する」。「トレーダーはソロモン・ブラザーズを代表して、市場で賭けをする。セールスマンはトレーダーのいわば伝令として、外の世界(機関投資家)との連絡役を務める。・・・優秀な債権トレーダーは、回転の速い頭と底なしのスタミナを持っている。彼らは1日に12時間、忙しいときには16時間、市場に目を凝らす。それも、債権市場だけではない。金融から商品にまたがる何十という市場を観察するのだ。・・・彼らは利益を尊重する。そして、カネを。カネへの執着、カネで買えるすべてのもの、カネに付随するすべての名誉への執着は、ことのほか強い」。トレーディング・フロアで成功を収める人間は、「まったく度しがたい人間だった。自分の昇進のためなら、平気でひとを踏みにじる。女性にはいやがらせをする。顧客など眼中にない。他人はすべて、愚弄する対象でしかないのだ。・・・仕事で凄腕をふるい続けているかぎり、善人か悪人かはこれっぽっちも問題にならない」。

「彼らが用いた策略のひとつは、借り手が損を承知で繰り上げ返済するような状況につけ込むことだった」。「さらに大きなぼろもうけの策は、住宅所有者の不合理な動きを先読みすることだった」。「というわけで、これまでになく洗練された分析法が、モーゲージ部に大金を運んできた。しかし、トレーダーの行状がそれに合わせて洗練されていったわけではない。市場の技術が一歩前進することに、彼らは人類の進化の過程を一歩後退する感じだった」。

「電話を使ってやれることはたくさんあるが、法律に触れない範囲で一番あくどいのは、なんといっても、面識もない相手に欲しくもないものを売りつけようとすることだろう」。「(先輩の)アレキサンダーは、世界の金融市場からカネを巻きあげるすべを知っていた。おまけに、セールスマンとして、自分が金融市場からカネを巻きあげるすべを知っているように見せかけるすべを知っていた」。「ぼくは彼ら(顧客)をあおりたて、大金を借りてこさせて、投機させた」。「彼(アレキサンダー)の言葉は、ソロモン・ブラザーズやウォール街の他社で成功を収めた人間たちの欲望の果てしなさを、的確にとらえていた」。

本書に実名で登場させられた彼らは、著者に苦情を申し立てなかったのでしょうか。
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5つ星のうち 4.0 トレーダーという仕事, 2006/7/8
投稿者 
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
この本を読む前に、マネー革命や巨大投資銀行を読んでいたので、ソロモン=アービトラージ=メリウェザーのイメージが強かったが、モーゲージの立ち上げなど70年代後半から80年代の未成熟の金融市場の歴史をソロモンが作ってきたことがわかる。専門的な話よりも人間模様が中心なので、金融の勉強というよりはソロモンという会社への興味がある方はどうぞ。
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5つ星のうち 5.0 四十一階にある神々のカジノで、太っちょたちが受話器を投げている, 2006/1/27
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
『マネーボール』で御馴染みのマイケル・ルイスがソロモン・ブラザーズの一員として過ごした2年間を、ウォール街の様々な歴史的事件を織り交ぜながら回想する、抱腹絶倒の一冊。構成の比重や組み立てに若干の違和感を感じるものの、世界最高峰のマネーゲームの殿堂を内部から描写する手さばきは、さすがにメリハリがあってお見事の一言。高度で難解な数学の理論によって武装された、青白い天才たちの住まうイメージのあるディーリングルームが、現実にはタイタニックの最下層にある機関室のように、汗とマッチョの怒号の飛び交う鉄火場として生き生きと、ユーモラスに描写されていて驚かされる。そして彼らがいかに投資家を嵌め込み、食い物にしているかが残酷なまでに描写されている。

この本のもう一つの重要なテーマは、「マネー」というこの世で最も奇妙で、捕らえがたい存在に対して、他では得がたい洞察がちりばめられていることだろう。オンライントレードの普及により、デイトレーダーとしてデビューを目指す人には、チェックしておいて損にならない本だろうし、そうでない人にも損にならない本だろう。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高に面白い, 2013/5/4
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レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
わたしの好きな本のうちのひとつです。
物語としておもしろい。
ビジネスの勉強にもなるかもしれない。
もちろん、投資・金融業界の勉強にもなるでしょう。
マイケル・ルイスのマネーボールが好きなら、これもおもしろく感じるはず!
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 機関投資家、金持ち必読!投資銀行にむしり取られないために, 2011/11/12
レビュー対象商品: ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) (単行本)
 1989年出版の本だが、2011年に読んでも時代のずれを全く感じさせない。今日の金融危機の淵源となった米国での債権投資ビジネスの商品開発の過程を分かりやすく取り上げているので、複雑で分かりにくいとされる投資銀行の実態を理解するうえで大変参考になる。モーゲジ債権、ジャンクボンドが米国でなぜ80年代に一気に成長したかが、当時ソロモンで働いていた著者により、実況中継のように臨場感を持って書かれている。
 顧客に聞かれてはまずい投資銀行の内幕がふんだんにばらされている「しっかりしろよ!俺たちは真実を売っているわけじゃないんだ!」88p。彼らは要するに顧客がどうなろうが売買を成立させてがっぽり手数料を稼げばよいのだ。
 「相場が動いても誰もその理由は分からない。筋の通ったうそを考え出す得だすことのできる者がブローカーとして金を稼げる。」283p。
 格付け会社の問題も22年前の当時から今と変わらずあった。「格付けシステムが穴だらけ。(企業の)将来を見据えないといけないのに、過去ばかりに目がいっている。330p」もっとも、サブプライムの格付けでは、過去すらまともに見ていなかったことが露呈されたが。
 この本を読んで、つくずく素人の投資はリスクが多いと痛感。市場は餌食を待っている! 
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ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ)
ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ) 作成者 マイケル・ルイス (単行本 - 2005/12/17)
¥ 1,944
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