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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本人にとって忘れてはならない事…,
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レビュー対象商品: この世界の片隅に(後編) (アクションコミックス) (コミック)
この本は、「平和に生きる」ということの尊さをしみじみと感じさせます。物語は昭和9年1月の「冬の風景」から始まり、昭和21年1月の「しあはせの手紙」で終わりますが、前後編一気に読み通してしまいます。絵描きの好きな、少しぼんやり気味の《すず》という女性に仮託した「戦争」の話は、淡々とした戦時下の生活風景を描写しながらも、その時代を体験した多くの日本人に共通する“悲しみ”が心の底からじんわりと伝わってきます。 私は、戦後生まれですが、亡くなった両親から「戦争」と向き合った暮らしぶりを聞いていました。この度の東日本大震災そして福島での原発事故など、日本人にとって《忘れてはならない事》は多々あると思いますが、そうした中にあって、先の「戦争」を振り返り、庶民の《記憶》として長く留めておくべき“悲しみ”が、こうの史代さんのこの作品にそっと込められています。是非とも昭和の「戦争」を知らない方々の目に触れて欲しい冊子です。 ところで、普段、地上波の民放ドラマを見ることは皆無の私ですが、8月5日(金)9時からこの本を原作とした「終戦記念ドラマスペシャル」が日テレで放映され、妻と鑑賞しました。配役陣の評価はさておき、ドラマの展開としては「後編」p.122~123の場面からスタートした方が良かったような気がします。《すず》のアイデンティティを支える「右手」の回想(記憶)から踏み出すことで、この番組がより効果的、印象的なものになったと思います。
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5つ星のうち 5.0
生きているとは、誰かと生きるとは,
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レビュー対象商品: この世界の片隅に(後編) (アクションコミックス) (コミック)
上中下巻での発行版も持っているのに、当然のように前後編のこのバージョンも買い揃えてしまいました。家に二セットあるお陰で、友人に貸しやすくなりました。笑 戦争だから、ヒロシマだから、××だとかそんな人間は単純ないきものじゃない。生きていると、笑いがあり、痛みがあり、涙があり、悩みがあり、微笑みがある、ということをとても大切に伝えてくれる素敵な漫画です。 『貴方などこの世界のほんの切れっ端しにすぎないのだから しかもその貴方すら 懐かしい切れ切れの誰かや何かの寄せ集めにすぎないのだから』 多分読んだのは十回以上になりますが、結婚した後でふとした時にこの台詞?を読んで、生きているとは、誰かと生きるとはこういうことなんだ、というなんというか直感的な理解が降りてきてしまい、思わず感涙してしまったのはいい思い出です。年を取りながらも読み続けていきたい一生の宝ものです。 |
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この世界の片隅に(後編) (アクションコミックス) 作成者 こうの 史代 (コミック - 2011/7/21)
¥ 620
在庫あり | ||