カスタマーレビュー


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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 作者らしい読後感
今までにないコミカルな設定に驚くけれど、
読後感は本多孝好らしさで光ります。

「正義」なんて大きなものに定義を作るのは難しい。

“ミカタ”は「見方」と「味方」の両方を含むのかしら。

答えの出ない質問を、
作者と読者が一体になって考えるようなこの感覚。
たまんない。

水みたいで綺麗な文章は
コミカルなリズムでも映えます。

the art of losing!!

loserだって、いいじゃない。
亮太は美しく強いloserなんだから。
投稿日: 2007/7/17 投稿者: Alice

対
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 面白いけどもっと深みがほしかった
基本的にはいじめられっ子・亮太の成長を記した青春小説でである(成長といっても期間は4月の入学から5月のG.W.明けまでの1ヶ月弱ですが)。亮太とトモイチの係わり合いが面白おかしくかかれており、読みながらついニヤッとしてしまった。
 もう一つこの小説のテーマは正義である。「正義の味方研究部」とは大学にはびこる悪を懲らしめる正義の集団(大学のクラブ)のこと。はじめのうちは悪の形態がわかりやすく、「正義の味方研究部」の活動がかっこよく見えたが、だんだん何が正義なのかが考えさせられるようになった。...
投稿日: 2007/5/26 投稿者: ゆうとものり


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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 作者らしい読後感, 2007/7/17
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
今までにないコミカルな設定に驚くけれど、
読後感は本多孝好らしさで光ります。

「正義」なんて大きなものに定義を作るのは難しい。

“ミカタ”は「見方」と「味方」の両方を含むのかしら。

答えの出ない質問を、
作者と読者が一体になって考えるようなこの感覚。
たまんない。

水みたいで綺麗な文章は
コミカルなリズムでも映えます。

the art of losing!!

loserだって、いいじゃない。
亮太は美しく強いloserなんだから。
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 不思議, 2007/5/27
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
この作家さんを初めて読みましたが、なんだか淡々と物事が進んでいくのに、少しずつちゃんと波がある。まあそれはあたりまえのことなのだけど、読み終わった後に違和感を少し感じる。話もちゃんと終わっているはずなのに、心の中に何かを残されたような違和感。普通なはずなのにーって言いたいけど、これがなんだか違うのだろうな・・・。
わたしにもわかりませんが、とにかくだれもが通るであろう学生時代がそこに書かれている。たぶん。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 信念というほど確かなものではないけど、おぼろげな自分自身, 2007/5/29
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
10代後半〜20代前半で、多くの人が一度は考えそうなテーマ。

世の中の不公平さ、理不尽さ、そして正義。

正しさの真理とは?
正しさの正しさとはどこにあるのでしょう?

答えの見つからない疑問に悶々としながら、
人は自分らしさというものを見つけていくのでしょうね。

ぐるぐるまわってもとの位置にもどった時、
あなたの目に世界はどのように映っていますか?

そう問いかけられているような気がしました。


正義のミカタは

正義の味方で、

正義の見方であり、

それは自分の在り方なんだなぁ、と思いました。


さあ、

主人公はいったいどんな自分を見つけたのでしょう?

ちょっと気になりませんか?


特に若い人に読んで欲しい1冊。
400ページの分厚さも気になりません。
さすが本多さんです。
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 素晴らしい!傑作!爽快青春娯楽小説!!, 2007/5/27
By 
driven (東京都) - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
主人公の蓮見クンは(三流)大学新入生。あまり家族にも祝福されない入学ではあるものの、それでも新天地、心は少しは華やいでいてよいはずなのに、冒頭からドツボなまでに辛気くさい。・・・と言うのも蓮見クンは高校時代、というかその前からずっとイジメにあい、性格もすっかりネガティヴ一本槍になってしまっていたのでした。それでも大学までくれば過去の自分を知るひとはいない。ここなら新しい生活に希望をもって・・・と思ったら、自分を一番いじめていた奴(畠田)と学内でバッタリ!!アイツもここだったの!?お先真っ暗・・・。

で、この畠田とずっと絡んでいくストーリーかと思いきや、さにあらず。ここからジェットコースターのようにストーリーが展開します。え?昔のいじめられっ子が急に強くなって畠田以下自分をいじめていたやつを全部ブチのめす??いえいえ、そんな陳腐・非現実的なハナシじゃございません。

ネタばらしになっちゃうので詳しくは書きませんが、蓮見クンはある友人とひょんなことで出会い、その出会いをキッカケに部活をはじめたことで、それまでの"I'm a loser(おれは負け犬)"一辺倒の生活が劇的に変化し始めます。クラスで一番カワイイ子とデートとか昔の蓮見クンなら考えられないようなことも出来ちゃう。その部活って・・・??それは読んでのお楽しみ、なのですが、キョーレツな先輩とその部活に誘った友人・憧れのマドンナのキャラが一ヒネリも二ヒネリもされていて読んでいて唸らされること一度ならず・・。巧い。

部活の先輩・友人やマドンナとの交流を通じ、蓮見クンには今まで見えていなかったものが少しずつ見えてきます。夢も希望も無くて当たり前、と思っていたのが、将来についてもボンヤリと考えるようになる。でも待てよ。この世は階級・格差社会、この大学を出たからって「底辺の底辺」から「底辺の上」にいく位の違いしかないのでは?世の中はどこまで不公平に出来てるんだい・・。ある先輩との会話から、自分のおかれた立場を少し客観的に見るようになる。人間はいつも上を見て生きていくもの。オレはこれでいいんだろうか・・・しょうがないじゃん?

では、蓮見クンは自他共に認める"Loser"から脱出し、「上昇志向人間」へと脱皮するのか?蓮見クンの思考・「上昇思考先輩」との会話は実にウィット・含蓄に富んだもので、最後のほうは青春娯楽小説、というよりはシリアス純文学の様相・・・。

で、ラスト。このエンディングにもしかしたら納得行かない読者もいるかもしれないけれど、僕にはピッタシはまりました。実は一瞬「?」と思ったけれど、最初からの展開を反芻すると・・・筋が一本通っている、と言うかコレしかないでしょう。実はネズミ講のハナシが出てくる後半はどうなることやら、とハラハラさせられもしたのですが最後はソーカイ。400ページ半日イッキ読み、大変面白い小説、是非一読を。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 面白いけどもっと深みがほしかった, 2007/5/26
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
基本的にはいじめられっ子・亮太の成長を記した青春小説でである(成長といっても期間は4月の入学から5月のG.W.明けまでの1ヶ月弱ですが)。亮太とトモイチの係わり合いが面白おかしくかかれており、読みながらついニヤッとしてしまった。
 もう一つこの小説のテーマは正義である。「正義の味方研究部」とは大学にはびこる悪を懲らしめる正義の集団(大学のクラブ)のこと。はじめのうちは悪の形態がわかりやすく、「正義の味方研究部」の活動がかっこよく見えたが、だんだん何が正義なのかが考えさせられるようになった。
 友情あり、ちょっとした恋愛ありの青春ドラマとして楽しむもよし、いじめられっ子の成長を見る人情ドラマとして楽しむもよし、正義とは何か(そこまで堅苦しくはないが)について考えるもよし。いろんな意味で楽しめる小説だと思う。ただし全ての話が中途半端で読後のすっきり感が今ひとつであった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 大きな宿題を与えてくれる作品, 2009/3/6
By 
夢追い虫 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
読み始めてすぐに「あれ?誰の本を読んでるんだっけ?」と思っちゃうほど、これまでの本田さんとは違う印象。
軽くてコミカルなかんじにビックリ。

いじめられっ子が正義の味方になっていく。
でも、ある事件に遭遇し、「正義」とは何かを自分自身に問うていく。
つまりタイトルの「正義のミカタ」の「ミカタ」とは、漢字にすると「味方」でもあり「見方」でもあるのです。
うーん、うまいタイトル(^_^)
「正義」とは何なのか?最後まで読んでも本の中に明確な答えはありません。
その答えは読者自身が見つけなければならない。しかもそれは誰のものでもない“自分自身の正義”・・・。
とてつもなく大きな宿題を与えてくれる作品です。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 さわやかで、切なくて、結論なんかなくて。, 2007/6/6
By 
teeakira (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
これまでの本多作品とはちょっと雰囲気違うかなぁ。

でも、この本で思いついたことがある。
彼の作品には、結論がない。
そして、それは意図的と思ってきたのだけど、どうやら違うのでは、と。

結論をわざと書かないのかと思っていたが、実は、彼もわからないのでは? と。
わからないから書く。
書いてみたけど、わからないまま話が終る。
そんな気がしてくる。

いまを生きる若者たちは、なんとも歪んだ社会で育ち、なんとも歪んだ気持ちを抱えている。
その歪みを描きながらも、暗い雰囲気はなく、カラッとしていて、さわやかな印象さえ与えてしまう。

その一方で、いじめに関する表現は生々しくもあり、抱えている問題の深さを知る。

とことんまで、いじめられ続けて主人公は、大学入学とともに、これまでの自分を変えよう、というか、これまで以上に目立たない平凡な人間になろうと、慎ましやかな希望をもつ。
そんな彼の夢も希望も入学一日目にして破れる。
いじめっ子だった男が何故か同じ大学にいたのだ。
さっそくこれまで通りの関係が続くと思ったその矢先、彼を助ける男がいた。
正義の味方研究部。
略してセイケン。
なぜか彼もセイケンの一員になり、大学の“正義”を守る側人間になってしまう・・・。

“正義”とは何か。
究極に言えば、それについての物語。

本多節とも言える飄々とした文体と、主人公の超悲観主義的妄想が、おもしろいアクセントになっている。

さわやかで、ちょっと切なくて、結論のない物語。

ま、ハッピーエンドだけどね♪
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 自分の思う正義, 2007/11/4
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
 高校時代ひどいいじめを受け、苦労して入学した三流大学で、心機一転新生活をはじめる蓮見。ひょんなことから、大学内で正義の味方を実践しているという、「正義の味方研究部」に入ることになり、そこで自分なりに充実した毎日を送れるようになる。
 私も蓮見のように、大人になってからではもうどうしようもない不平等をときどき感じてむなしくなることがありますが、案外他の人からみたら散々な生活のように見えても、自分のなかで納得している生活がふだんの生活だったのかもなんて、この本を読んで思えました。
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5つ星のうち 5.0 爽快なRPGのような作品, 2011/8/25
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
主人公がどんどんと成長していく。周りにも助けられ、以前とは
全く違う生活を送れるようになる。
だけど、主人公の心に生まれる違和感。
「これは本当の自分なのか・・・?」
思春期に誰もが一度は考える疑問だろう。
そして、主人公は本当の自分を取り戻す為に、戦う。

後読感が非常に良い。
また文章が面白く、「正義とは」という重い主題を扱っているにも
関わらず、作品そのものに全く暗さを感じない。
かなりな良作。是非読んでみてもらいたい。
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5つ星のうち 3.0 独立独歩, 2011/6/26
レビュー対象商品: 正義のミカタ―I’m a loser (単行本)
主人公は「正義の味方研究部」に入部したとき「答え」を見つけたと思っただろう。しかし「答え」は人それぞれ違うものであり、周りはそれを探す手助けしてくれるかもしれないがどこかで独立する必要がある。主人公は先輩とは全く違う正義を追求することになるだろうが、それも違う過去を背負う人間である以上本来当たり前のことなのだ。
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正義のミカタ―I’m a loser
正義のミカタ―I’m a loser 作成者 本多 孝好 (単行本 - 2007/5)
¥ 1,575
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