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37レビュー
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
戦う男の生きざまが、ここに!,
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レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (単行本)
楊家将。宋の時代の初めに中国北部で、契丹族の「遼」との戦いで活躍した楊一族の物語である。描かれている時代は、西暦にして九七〇年~九八〇年のころであろうか。 「楊家将」というのは中国では「三国志」「水滸伝」と並び称されるほど人気ある物語であるという。史実をもとに後世の人が様々な脚色をつけて「楊家将演義」「北宋志伝」という書物に描かれている。ただ専門家によれば、これらの小説のデキがイマイチで、小説よりも「京劇」で人気を博し有名になったようである。書物が不人気だったために日本では、あまり知られておらず、邦訳された「楊家将」の小説としては、この北方版が初めてであるという。 北方が描いた「三国志」や「水滸伝」を読んだ人なら、お分かりと思うが、北方の歴史小説が面白いのは「男の生き様の描き方」「戦闘、とくに騎馬軍団を使った戦闘シーンのリアルさ」ではないだろうか。もちろん本書でも、その特徴はいかんなく出ている。 生粋の軍人である楊業は、戦で功を立てられればそれでいいという、まっすぐな男だ。北漢が宋に征服される前に、宋に帰順した。宋では外様だった。それが、宋王朝の文官たちや、昔からの宋の軍人たちからは妬まれた。宋は兵士の数では勝るが弱兵ばかり。対する遼は、騎馬民族だけあって強兵ぞろいだ。遼は楊家の軍勢だけを恐れていた。 そうした中で楊業以下7人の息子をはじめとする楊家軍は、最前線で遼の強兵と戦う。
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
泣けます,
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レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (単行本)
楊一族が、宋の家臣となってから、遼との決戦までを描きます。楊一族の長、楊業を中心に、性格も考え方も異なるが、戦上手の7人の息子達。対するは、遼の「白き狼」と恐れられる戦の天才と、遼軍最強の騎馬隊。外様としての宋の中での権力争い、そして遼との一進一退の小競り合いの後、時は熟していく。両軍最強の部隊どおしが、ぶつかります。 泣けます。戦に生きる男の生き様、友情、親子の情、勇気、卑劣、野望。激しい戦の中で、人間のいろいろな姿、生き方が、浮かび上がります。そして、最後の決戦では、泣けます。 小競り合いを含め、戦闘シーンが比較的多く、かなりスピード感がある本です。騎馬での戦闘シーンなど、同じ著者の三国志の熱い戦いが蘇るような感じでした。 途中で、読むのやめられなくなりますので、ネンのため。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「男はこう生きねば!」と雄々しい気持ちにさせられる小説,
By 酒本舗 (兵庫県神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (PHP文庫) (文庫)
日本では全く知られていない「楊家将」だが、中国では「三国志」「水滸伝」と並び民衆から絶大な人気を博している物語。ただ原典(楊家将演義)の出来がイマイチなため、中国では文学というより京劇の人気演目と位置づけられている。さてこの“北方版”楊家将。宋の軍人として戦いに散った楊業一族を主役に据えた以外はほぼ原典から逸脱、その点では張飛を妻帯させるなどした北方版「三国志」同様、掟破りの北方ワールドが炸裂している。という訳で、本作を読んだだけで中国人と「楊家将」を論じたりすると、話が噛み合わないから要注意。 絶対的に頼れる武将の父親と個性豊かな七人の息子、一族を取り巻く一癖も二癖もある武官・文官、さらには敵国の武将に至るまで全てのキャラがしっかりと立っており、「そうだ、男はこう生きねば」と雄々しい気持ちにさせられてしまう小説だ。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
主役はだれなのか?全員が魅力的,
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レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (単行本)
時代は10世紀、西暦950年位でしょうか?中国は宋が中原を統一して、遼と争っている時代です。 楊家の当主「楊業」と7人の息子(一郎~七郎)の楊家のお話。 入れ替わり、魅力的な人物達にぐいぐい引き込まれていきます。 戦闘場面も歴史小説の枠を超えて、スピード感溢れています。 水滸伝の合間に一読されても損はしない。それどころか水滸伝の
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
北方水滸伝の序章ともいえる物語!,
By カスタマー
レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (単行本)
青面獣楊志の祖先楊業とその息子達の物語。宋建国の中、苦悩しながら戦う楊業と息子達がとても面白く描かれています。また、双鞭呼延灼の祖先・呼延賛も登場し、北方水滸伝のファンなら読む価値アリです!
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
壮大な恋愛小説でもある最高傑作,
By 夕月 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (PHP文庫) (文庫)
仕事で中国に行くことがある。三国志、水滸伝を読んでいるというと、今まで距離感のあった中国人が親しく話しかけてくる。楊家将は、本書を読むまでは知らなかったのだが、試しに、楊家将のことを中国人に聞くと「なんで、そんなことまで知っているのだ」と驚かれた。楊家将も三国志や水滸伝と並んで、中国人にはとてもポピュラーなお話しらしい。楊家将のことを知っているというだけで、さらに中国人はわたしの好感度をあげてくれる。 それほど、楊家将は中国人にとって身近なものなのだと、実感した。 本書の読みどころは、心理描写や武具、装備品、生活様式などにはほとんどページを割かず、大きな戦略の流れの中で人がどう戦い、生き死にしていくかといった生き様を描いたところにある。それでいて、しっかりと登場人物の魂が描かれており、心を揺さぶる。 続編である血涙の読了が近づいたときには、涙があふれ出た。 読了し、感じたのは、これは壮大な恋愛小説であったということだった。もちろん、戦中心の男臭い小説であるが、重要人物として登場する女性たちが魅力的であり、強くもあり、そして恋慕の想いをひた隠している姿に打たれた。 読者の想像力を信じ、無駄を一切省いた本書は、ある意味、大きな冒険だったはずだ。しかし、その冒険は成功を収めた。なぜなら、ここに評価する人々の大部分が大満足しているからだ。意見はさまざまであろう。この小説が、武具や馬といった細かな描写がないと評し、評価を下げる人もいるだろうが、そういう方は、想像力が貧しい人なのであろうとつくづく思う。 実に残念なことだ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心に染み入る漢たちの生き様,
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レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (PHP文庫) (文庫)
水滸伝、陽令伝など中国の宗王朝の前後の北方氏の小説は抜群に面白い。ぐいぐい引っ張っぱって一気に読ませる文書力は私の好きな大沢在昌氏と双璧だとおもいます。陽家という北漢の軍閥の一族が家の存続と誇りをかけて宗と遼と間で立ち回る様は痛快であると同時に私たちに深い感動を与えてくれます。無敵の陽業が宗の思惑に振り回されながらも、家族と家の存続をかけてさまざまな敵を打ち倒し、困難を克服してゆきますが、最後には壮絶な結末が・・・・。 北方氏の描き出す人間は善悪という軸ではなく、すべてが自らの存在をかけてぎりぎりのところで生きていることが私たちを夢中にする理由でしょうか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
どんな歴史小説より勢いがある。,
By bf08 (日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (PHP文庫) (文庫)
これほどまでに熱中して読めた小説はなかなかありません。北方兼三の描写には非常に勢いがあり特徴的で、それが読者を引き込むのだと思います。 上下ありますが、一瞬にして読めると思います。 三国志は長くてチョット、という方には是非オススメな一冊です! 続編の「血涙」はイマイチでした(笑
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
水滸伝の合間に,
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レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (PHP文庫) (文庫)
楊志の最期を読んで、興味が湧きました。期待とおりでした。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
『楊家将』(上/下),
By 斥奉 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 楊家将〈上〉 (単行本)
日本初の『楊家将演義』を題材とした内容だっただけに強い期待を寄せていました。その期待を裏切らぬ見事な展開で、宋初の燕雲十六州を巡る遼との攻防を存分に楽しむことができました。 個人的には、その後の女将の活躍まで読みたかったのですが、楊家将の武人としての生き様を際立たせるならば、北方氏の幕引きしかないのではないかとも思え、今後にも楽しみを残した良作だと思います。 |
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楊家将〈上〉 作成者 北方 謙三 (単行本 - 2003/12/11)
¥ 1,680
在庫あり | ||