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56 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 死角あり
私自身20代の大半を海外で過ごしてきましたが、今はすっかり本書で言うところのグローカルな人間になってしまいました。その視点から申しますと、本書の4象限(重力の世界、無国籍ジャングル、ジャパンプレミアム、グローカル)の分析はかなり有効だと思います。ただ本書で言うところの「ジャパンプレミアム」や「グローカル」に分類される職業も、長い目で見ると本書で言われているほど安泰なものではなくなっていく場合が多いんじゃないかと思っています。...
投稿日: 9か月前 投稿者: おみくろん

対
170 人中、159人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 潰れない会社を目指すより、潰れても再就職しやすい、 スキルを磨けて経験を積める会社を目指せ!
辛辣なレビューが多いな。
ただ、個人的にはバランスがいいキャリア本だと感じた。
著者は、スーパーキャリアを志向していたエリートだし、
それをメッセージしていたと思うけど、
本書はもうちょっとマイルドに仕上がっている。

他のビジネス本の論調とちょっと違うと感じたのは、
日本は人口が減っていくのは確かだけど
当分の間は1億人マーケットを維持するので、
英語を中途半端に学ぶよりは
外人には出来そうにない技術を身につけて日本で稼ぐのが吉!
と言ってるところ。

マーケットが縮小していく日本を飛び出して世界に打って出る。
そんなキャリアは勝間和代みたいな自分にそうとう自信はある人以外は、...
投稿日: 15か月前 投稿者: 水の助


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170 人中、159人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 潰れない会社を目指すより、潰れても再就職しやすい、 スキルを磨けて経験を積める会社を目指せ!, 2012/3/11
By 
水の助 (東京) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
辛辣なレビューが多いな。
ただ、個人的にはバランスがいいキャリア本だと感じた。
著者は、スーパーキャリアを志向していたエリートだし、
それをメッセージしていたと思うけど、
本書はもうちょっとマイルドに仕上がっている。

他のビジネス本の論調とちょっと違うと感じたのは、
日本は人口が減っていくのは確かだけど
当分の間は1億人マーケットを維持するので、
英語を中途半端に学ぶよりは
外人には出来そうにない技術を身につけて日本で稼ぐのが吉!
と言ってるところ。

マーケットが縮小していく日本を飛び出して世界に打って出る。
そんなキャリアは勝間和代みたいな自分にそうとう自信はある人以外は、
目指す必要はない。
ただ、新興国のモノヒトに代替されるビジネスはこれから厳しくなるから、
キャリアを見直そうって呼びかけている。
うん、非常にまっとうな意見だ。

著者は「ジャングル」 「グローカル」 「ジャパンプレミアム」 「重力の世界」
と、仕事を四つに分けて分析している。
テレアポとか簡単な経理とか外国にアウトソーシングされちゃう仕事や
コンビニとか服とか単価が安いものを売る販売員の仕事、
半導体の開発、製造業の工場勤務、最近では太陽光パネル関係もそうらしい。
そんなコモデティ化が進む「重力の世界」では、
理論上、給与が世界最低価格まで下がっていくから、他の分野を目指しなさいと。

著者のお勧めは「グローカル」分野の仕事で、
グローカルってのは日本人であること活かしつつ会社の依存度が低い仕事。
知識集約型でポータブルスキルが磨けるから、会社が駄目になっても他所でやってける。
会社の依存度を下げるっては、ほんと大切なことだ。
潰れない会社を目指すより、潰れても再就職しやすい、
つまりスキルを磨けて経験を積める会社を目指すべきだ。
(余談だけど、お笑い芸人を「グローカル」分別としていたりするのが頂けない。
 MECIに溺れているなーと思う。
 芸人なんて、どう考えても勝間勝代を目指す以上に難しい商売だ)

20代、30代の人は読んでいいと思う。
いま重力の世界にいても、ガンバリ次第で抜け出せる可能性は高いし。
それ以上の人たちは、いまの自分の仕事を否定されるだけで、
気分を害するだけかもしれない。

※著者の前作「35歳までに読むキャリアの教科書」のレビューもアマゾンに書いています。
興味のある方はぜひ一読を。
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56 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 死角あり, 2012/9/7
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
私自身20代の大半を海外で過ごしてきましたが、今はすっかり本書で言うところのグローカルな人間になってしまいました。その視点から申しますと、本書の4象限(重力の世界、無国籍ジャングル、ジャパンプレミアム、グローカル)の分析はかなり有効だと思います。ただ本書で言うところの「ジャパンプレミアム」や「グローカル」に分類される職業も、長い目で見ると本書で言われているほど安泰なものではなくなっていく場合が多いんじゃないかと思っています。

弁護士を例にとって説明しましょう。日本の法制度に精通し日本の国家権力と付き合うことが要求される弁護士は、本書では典型的な「グローカル」に分類されています。その分類は恐らく正しいでしょう。しかし現実はと言えば、ロースクール制度になって合格枠が広がった途端、特に若手弁護士の価値は大きく減少してしまいました。現時点で普通のサラリーマンと同じ待遇で働いている弁護士は沢山います。何故そうなってしまったのか?そう、

グローカルがそんなに美味しければ、他の象限から抜け出した日本人がグローカルに殺到する

からです。

もちろん、そこで戦われる競争は「重力の世界」や「無国籍ジャングル」と比べれば随分と穏やかなものでしょう。でも大成功というのは難しい。基本的にはあまりギラギラした人が行くべきところではないと思います。実のところアメリカにだって本書が推薦する「グローカル」な世界で暮らしている人たちは沢山いますが、私が見聞きした範囲ではそうした人たちの暮らしですら(アメリカの中では幾分穏やかではあれ)さほどた易いものには見えませんでした。中にはかなりの成功を収めている人もいましたが、そうした人はやはり「無国籍ジャングル」に近い競争を戦っていたように思います。

さて、そうは言ってみたものの、グローカルで(「無国籍ジャングル」並みの競争を勝ち抜くことなく)大成功を収めることができる職業というのも実はあり得ます。先ほどの弁護士の例に戻って説明しましょう。弁護士の価値が値崩れを起こしたのは、ロースクール制度になって合格枠が広がったからでした。ということは合格枠を再び絞り込み、他の日本人を締め出すことができれば弁護士の価値も復活すると考えられます。平たく申しましょう。要するにグローカルで大成功できる人の大半というのは、

他の日本人を締め出すことができる、今も昔も変わらぬ所謂「既得権益者」層

となると考えられるということです。実のところ「グローカル」という名前のつけ方は、職業によってはちょっと中身と合ってないんじゃないかと思っています。どローカルの間違いなんじゃない?みたいな。

ちなみにこのルートで大きく成功するということは、要するに参入障壁を築くことで自分のサービスを他の象限にいる人たちに高く売りつけ、そうした人たちのサービスを安く買い叩くことを意味します。いわゆるレントシーキングというやつですね。ということはこのルートの大成功者ばかりがクローズアップされる社会というのは、全体としてはそれなりに貧しく荒んだものになる可能性があります。個人的には若い人たちがそんな道ばかりを目指す世の中というのはちょっと残念、かも。
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86 人中、73人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 2002年に、十年後ソニーが八期連続の赤字・5200億円の赤字を出すことを予想できたか?, 2012/4/11
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
「外国人に職を奪われるな!」ではありません。
「外国人に職を奪われることは確定しているので、そうならない職に就け!」という本です。(勘違いしてる人がいますが、ちゃんと読んでるんでしょうか?)

これに対して、「(オレの)職業をバカにするな!」といった感情的な反発があるだろうことは予想できます(当然著者はバカになどしていませんね)。ですが、企業がコールセンターのスタッフなどを海外委託していくことは現実なので、何もこの本の著者を批判したところでそれは覆りません。
外国へとオフショアできる職種がこんなにもあるのだ、ということを知れたのはよいことでした。タクシーが世界一高い値段で、現在は日本人が働いているからそうだが、将来、外国人の参入があれば賃金は下がる、などの予想や様々な会社のオフショアの事例を実際に取材した上で多く紹介しています。テレビの中だけで報道される一部の出来事ではないのです。今後拡大していくことは確実でしょうし、企業側もそのように説明しています。それは、企業は自社の利益を追求することが使命ですので、当然のことです。
日本では仕事がないので、中国に行って日本人スタッフとして月給5万5千円でコールセンタースタッフとして雇ってもらってる日本人の話もあり、衝撃を受けます。つまり、これは日本では雇用がなくなり、企業が事実上低賃金で日本人を雇っているということです。
本書が言う「重力の世界」とはこのことです。雇用がなくなり、そして、低賃金へとどんどん傾くのです。

しかし、それほどの数のオフショアできる仕事があったとしても、日本人がなお低賃金で働かずに済む職業があります。その内容は本書を読んでいただきたいのですが、例を挙げると、ユニクロのケースがあります。縫製や裁断の高等技術を持った人が、中国の現地にQC(品質管理)として赴き、そこで現地スタッフを監督・教育するのです。これは技術が会社にとどまるのではなく、個人にとどまり、「社員教育」ということをあまりしない中国では、現地人に任せるより「チーム・教育」を重視する日本人に任せるほうが効果があったようです。
ほかにも幾つか、「日本人による海外事業」の例はあり、今後もそれは増えていくでしょう。

本書が面白いのはよくある「とにかく海外だ!海外で働け!」という主張とは逆に、「今」現実的に考えてどこで働くのがリスクが低く、メリットが大きいか、という当事者視点で意見を提出しているところです。他の方も書いていますが、1億人市場は依然とあるので、国内でもやっていけるということです。ただし、それは今後(10年後〜)限られてきます、という話です。もちろん、内にこもってやってればいい、という話ではなく、高度なレベルを持つ技術者を育て、コモディティ化製品の製造会社に飲み込まれないために政策レベルで研究開発が不可欠であることも述べられています。
「コールセンター業務を海外にしたらコストカットできた」という企業側からのコラムみたいなのはあっても、現実に働く日本人に向けてのここまで網羅的な職業将来予想本というのは見たことがありません。コンビニ店員からファンドマネージャーまでかなり幅広い職業に渡っているので、個々の話としては限界がありますが、今後日本で働くことになる高校生や大学生の方には、まず日本の雇用・賃金状況がどうなっているのかを把握する上で、うってつけの本だと思います。
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 精神論程度じゃどうにもならないほどお金は正しい, 2012/7/11
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
本書は、国を問われず簡単めな仕事は特に食えないということをマトリックスを用いて説明した点で意義がある。

ただ、本書のタイトルは「儲かる仕事儲からない仕事」とはなっていない点には読者は注意されるべきだ。
ブルーオーシャンに属していても厳しい部分は多々ある。
ブルーオーシャン枠の弁護士も法科大学院ができて合格者増が続いてから食えない弁護士が増えていると聞く。
不動産関係の営業などは非常に離職率が高いと聞く。
これは、一つにはレッドゾーンに属する人たちが日本国内の内需を下げていることが考えられる。
だから、ブルーオーシャンはあくまでも「レッドゾーンに比べればマシ」くらいでしかない。
決して、ブルーイコール安心安定・・・というわけではないことは書いてくれればさらに評価してもよかった。
著者のいうジャパンプレミアムで日本語特有の言い回しで本書のタイトルを変えるなら「10年後に食えなくはない仕事食えない仕事」ではないだろうか?

あと一点。
警備員はレッドゾーンに位置づけられているが、警備業法があるから、公務員や政治家と同じくらいジャパンプレミアムが働く
仕事ではないかと思った。
警備会社での不祥事は会社全体の信用問題に関わるから、雇う側は万が一の不祥事を嫌ってリスクの高い外国人を使いたがらないように思う。
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 良書ではあるかもしれないが……, 2012/6/27
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
むかし『13歳のハローワーク』という本が流行ったが、
感覚としてはあれに近い印象を受けた。

それほど深い考察が加わった本ではないし、
逆にいえば片肘を張らずに読める本である。

内容の説明は必要なさそう。
タイトルに偽りなし。
それほど革新的な本ではないが、
頷いてしまう部分も結構ある。

得られるものがあるかないかは、
読者の知識量や読書量によると思う。
ただし盲目的に納得するのは危険。

著者は、さすがジャーナリスト。
よく取材されている。
しかし、アナリストではない。
決めつけや矛盾も目についてしまう。

結果、イーブンになると感じた私は★3。
著者の上から目線がムカついた人は★2か。
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37 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 ワイドショー、週刊誌感覚で読める10年後の仕事像, 2012/4/3
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
下記使用上の注意をよく読んでから読書すると、とても楽しめる内容だと思います。

【使用上の注意】
・「日本だけに絞って仕事を決めてもまだまだ大丈夫!」の大前提となる、
国内市場の縮小予測について、221ページ中1ページしか記載がない。

随所に図や数値をちりばめられている本書だが、10年後の前提条件記載は「1ページかつ50年後の総人口数」のみ。
人の数が問題ではなく、年金・社会保障に集約される「少子高齢化」、
「支える人(税金を納める生産者)」と「支えられる人(年金をもらう退職者)」の比率が問題なのに、1文字も記述されていない。
「数はいるが老人ばかりの社会:税金を納めず受取るだけ→国の赤字増大、買い物も控えめ→市場縮小」という事実は、
「ジャパンプレミアム、日本市場のプロとして・・・」の内容を続けるため、意図的に削らたのでは?と感じた。
納得できそうな流れで話が進むが、実際にこれを元に職種を決めるのは???
ただし、かなり厳しくなりそうな職種の具体的説明は分かりやすい、コンセプトには面白い物もあり。

【構成】
元日本経済新聞記者・IBMコンサルタントという肩書きで、以下の構成。

・キャッチーなタイトル
・分かりやすいフレームワークと図を多用
・「xxへの取材で話を聞き・・・と思った」という、作者独自取材の主観的情報
週刊誌、ワイドショーのコメンテーター的話しとして、
広く薄く楽しく今、日本・世界で起こっていることを知ることができる。

【コンセプト】
日本市場はまだまだ大丈夫なので日本人メリットを活かし、グローバル化し競争が激化する職業以外の職種に移ろう!

独自の職業マップ(スキルタイプx日本人メリット)で職業を分類。
「現在72.5%の日本人がいるのは、分類1の職業。ここは10年後に失業or最低賃金になるため、分類3、4他に移ろう!」と主張。
※分類2のグローバル人材になるのは無理に感じ、それを以外を目指す人をターゲット。
主張イメージ:「悪い 1<3<4 良い ※2は現実感が乏しい・厳しすぎるため除外」

【職業マップ】
4つの職業マップ

1.重力の世界
海外にアウトソーシングされ、グローバルの最低給与賃金に落ちていく職業
例:コールセンター、IT保守管理、メーカー開発者(半用品)、タクシードライバー
  保険セールス、レジ打ち、ウェイター、看護士、介護福祉士など

2.無国籍ジャングル
世界70億との仁義無き戦い。超成果主義でできる人のみ勝てる職業
例:建築士、プロスポーツ選手、宇宙飛行士、
  グローバル企業のCEO、国際会計士・弁護士、金融ディーラー・ファンドなど

3.ジャパンプレミアム
日本人の気質「サービス精神、職人、チームワーク」と日本人という信頼感を売りとする職業
例:保険外交員、航空会社のCA、ホテルマン、日本料理の料理人、
  住宅営業、ケアマネージャ、公務員、保育士、栄養士など
 
4.グローカル
 日本特有の高度な専門(国独自の規則)、高度な日本語を活かした職種
 例:高級官僚、政治家、新聞/テレビ経営、
   コンサルタント、医師、弁護士、建築士、税理士
   記者、教育者(私立)、通訳/翻訳家など

【各分類別の感想】
・分類1:納得。アウトソーシングで大変になって行くと思う
・分類2:誇張されすぎ?勝間和代やヒクソングレイシー的男、人格破綻していても関係なし(金融)、とある
 本書の主張とは逆のためか、内容が薄く参考にならない。
・分類3:10年後になる前の現在でも、キツイ or 低賃金職業では?
・分類4:10年後になる前の現在でも、なるのが難しい職業では?

結論:ただでさえ縮小・厳しくなる国内市場限定の分類3、4なのに、
  3は魅力がなく、4は最初から難しいとなれば、考えるのを辞めた2の準備をした方が良いのでは?

【その他】
◇系統別職業別マップ(第5章)
参考になります。
・報酬水準とその内訳(10年後イメージ図)
 給料 = ポータブルスキル + 社内向けスキル + 会社の看板プレミアム + 規制プレミアム + 日本人スキル

・系統別分類(エンジニア系、セールス系、バックオフィス系)
 3.ジャパンプレミアムの分類は???だが、分類1は納得。具体的職業で書かれているため分かりやすい。

◇あるべき雇用政策(第6章)、おわりに
負の雇用貢献税などで、国内の雇用を守ろうという内容には共感しました。
また失業率が40%あるスペインの状況、ファミリー福祉は、面白いなぁと。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これはおもしろい視点の本である。日本を主戦場に働くなら、あえて言えばどの仕事でも食える、だが……, 2012/4/22
By 
Gori "the 11" (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ100レビュアー)   
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
先ず就社という観点を捨て、たとえ会社員となるのであっても就業、
つまり職業に就くという考えでないと、10年後には食えるようにならないであろう。
本書では日本を主戦場に働くなら、あえて言えばどの仕事でも食える、と説いている。

例えば、世界を相手にする仕事は報酬が極めて高いが、同時にその仕事を得るのにも極めて高い競争率を
勝ち抜かなければならなかったりするのである。

そこそこに食える仕事には、日本人しか出来ない仕事と、日本人の特性、例えばきめ細かさなど
の資質が必要な仕事がある。前者をジャパンプレミアムな仕事、後者をグローカルな仕事と位置づけている。

一方食うのが大変な仕事は、中国人でも、インド人でも、ミャンマー人でも、バングラディッシュ人でも
さして訓練せずとも出来る仕事である。競争率は激しいし、その割には報酬が低い。

具体的な職業名をあげ、食えるか、食えないかその可能性を記しているので、
身も蓋もない感じがするが、その分納得でき、面白い。
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19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 キャリアを考えるための良書, 2012/4/22
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
自身のキャリアについて考える上で大変参考になりました。特に国内の事例が多く記載され、理解しやすい内容でした。
日本人がするメリットと必要なスキルタイプという2つの観点で、今後、外国人に奪われていくであろう仕事を予測しています。基本的な考え方は、2005年に世界的なベストセラーになった「フラット化する世界」と同じなので新鮮さがないという他のレビュアーの方の指摘はその通りだと思います。ただし、本書では日本市場に特化して考察されており、その考えを裏付ける事例も数多く記載されているという点で「フラット化する世界」を読んだ方でも読む価値はあると思います。

著者はIBM出身の方で、特にIT業界について詳しく書かれています。
ITの職種も「SE」「プログラマー」「IT保守管理」「スーパープログラマー」などと分けて、それぞれで日本人がするメリットの大きさが違うことは納得させられました。私もIT業界で働いているのですが、ITは特に海外の労働者との競争が激しい業界ですので、就職を考えているような方は一読をお勧めします。

一方、各職種を単純化して話をしているため、内容を全て鵜呑みにはしないようにした方がよいです。
一例を挙げますと、コールセンターやIT保守は海外移転への障壁が最も少ないとされていましたが、実際は、不自然な日本語に対する抵抗感やセキュリティ等の問題でなかなか移転は難しいように感じます。他にも反論しようと思えば、いくらでも思いつけるような内容の粗さはあります(笑)そのため、辛辣なレビューも多くついているのだと思います。ただし、このように網羅的に各職種について日本人がするメリットを考察した本は今まで見たことがないため、キャリアについて考えを深めるにはとても良い本だと思います。また海外への事業展開を考えられているような方は、国によってもちろん状況は異なりますが、日本人がするメリットが大きい仕事=外国人が担当しづらい仕事、と置き換えて読むと面白いと個人的には思いました。

日本はもうすぐ財政破綻すると長らく言われていますがなかなか破綻しません。破綻破綻詐欺とまで言われています。
同様に、本書で仕事が外国人に奪われていくとされている職も、今後何十年も変わらず残る可能性も十分あると思います。「フラット化する世界」はITの進化によりボーダーレス化が進み賃金低下が進むことを多くの読者に危惧させましたが、発売から7年経過した今、大して変化はなかったと感じている人も多いでしょう。しかし、コスト削減のため海外移転は加速されつつあり、今後、海外の労働者との競争は激しくなることは確実と思われますので、本書を読むことで海外の労働者との競争に強い職について考えることは無駄にならないと思います。
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23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 テーマとしては後ろ向きな本だが、前向きに読むように得努力しました。, 2012/2/27
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
グローバル化の中、今後の日本人のキャリアアップ及びセルフマーケティングについて書いた本です。

こういう本は余り読まないので、内容については概ねそうかなと共感できました。良い本だと思います。

本書の冒頭にある「70億人が待ち構える市場で勝負することは難しいから、無理をするな。」「日本人にはこういう強みがある。日本人で良かったじゃないか。」という言葉は、無国籍ジャングルを目指して頑張ろうと思っている方には、後ろ向きで退屈なメッセージだと思われ、気分が萎えますので(一回読むのを辞めようかと思いました)、そういう方は主たる読者層としては想定されていないのだろうと思います。残念ながら「重力の世界」と分類されてしまった業種の方々は、読む価値はあると思います。ただ、いきなり国家2種試験を受け始めるわけにもいかないでしょうから、危機感ばかり募ってしまうかも知れません。

私は、前向きな気持ちで読みたかったので、201頁の滝つぼ構造も、むしろ無難なキャリアアップの構造として読みました。

付加価値のある技術を持たない人(重力の世界)が、いきなりそういった能力を必要とする職業(グローカル、無国籍ジャングル)につくことは非常に難しい(例えば、いきなり資格試験に合格してグローカルへジャンプアップしたり、路上演奏からニュースで取り上げられて世界ツアーに出たりするなら別。)。

そこで、まずは日本人であることを最大限に生かし、公務員等の規制業種(ジャパン・プレミアム)で一応の収入の安定と経験を積む。次に、当該組織内でより自分の進みたい方向へのスキルを身につけられる部署等への移動を経て(又は、資格試験等の勉強をして)、グローカル業種へと進む。

グローカル業種では、日々の業務の中で無国籍ジャングルで戦っていけるような、自分が本当に情熱を傾けられ、得意とする才能(天職)を発見することに専念し、それが見つかり、自信がついたら、自分の天職をひっさげてジャングルへ出陣する。

また、給料の内訳の棒グラフも「なるほど」と思いました。自分のお給料の源泉は、全て自分のポータブル・スキルだと錯覚しているひとは世の中に多い気がします。本当は、自分が食えているのは、社内でしか通用しないスキル(ノンポータブル・スキル)のおかげ、会社のおかげ、規制のおかげ、そして、日本人であることのおかげなんですね。

ここでも、私は、このグラフを見て、会社の看板、規制、日本人であることのレバレッジを存分に効かせて、より賢くポータブル・スキルをゲットし、キャリアアップしようというメッセージと受け取りました。

時間をおいて、その内また読もうと思います。
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42 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 現場取材が足らない, 2012/9/23
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 10年後に食える仕事、食えない仕事 (単行本(ソフトカバー))
著者は話を単純化しすぎている。

政府による参入規制があり、かつ、高度な日本語を必要とする弁護士が、司法試験合格者増加により、どんどん食えない仕事になりつつあるし、栄養士は最初から食えてない(職に就いてない人が多い)。薬剤師も三分の二は働いてない。こんなことは、当事者に聞けばすぐにわかることだ。

フィリピン・インドネシアからの介護・看護職受け入れ事業が、歴史的な大失敗に終わっている事実を、著者は全く知らないらしい。職場でのアンケート結果を引用して、「これからは途上国から参入してくるから、介護、看護は食えなくなる」と言い切っている。Webで検索するだけで、間違っていることがわかる。外国人は、日本語の壁のために、国家試験に合格しないのだ。

グローバル化するしないだけでものを見ていると間違う。日本人は、70億人と競争する以前に、1億2700万人と競争しなくてはならない上に、政府の参入規制には変化があり、公的サービスは政府の価格政策によって大きく変わることがある。

他にも「この職種は有望だと書いているが、食えてない」「これは食えてるのに、本書では食えなくなると書いている」ということが度々あった。

簡単に取材できるところしか取材しない、明るいところで落し物を探すような感じと言っては言いすぎだろうか。
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10年後に食える仕事、食えない仕事
10年後に食える仕事、食えない仕事 作成者 渡邉 正裕 (単行本(ソフトカバー) - 2012/2/3)
¥ 1,575
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