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22レビュー
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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59 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
翻訳は難しい,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
外国作品は翻訳によってその作品の雰囲気を伝えられるかどうかが決まってしまう。この中野康司訳は、わかりやすさではほかの翻訳に群を抜いているが、作品の雰囲気や趣を伝えるという点では劣る。と言うのも、わかりやすさを心がけるあまり、意訳しすぎて、原作者の言い回しなどが伝わってこないのだ。私は同じ中野でも中野好夫訳(新潮文庫「自負と偏見」)を買って読み、こちらは図書館で借りて、わからない部分を読んだ。ジェーン・オースティンの作品は「Emma」を一番最初に読んだが、この作品にしろ、エマにしろ、非常によく構成が練られていて、一見関係ないような話があとになって意味を持ってくることがよくある。それだけ伏線が多様に張られていることだと思うが、そこがオースティン作品のおもしろさの一つだろう。
45 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
敬語の使い方に違和感,
By laburnum (東京都) - レビューをすべて見る
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
古い作品なので物語の単調さはあるものの、退屈せずに楽しめるのはやはり原作の力でしょうか。翻訳も現代的で、いわゆる「翻訳調」ではないので読みやすいのですが、どうしても敬語の使い方に違和感があります。敬語を正しく使わないと、登場人物の身分や時代感覚などを表せないと思います。高貴な人の言葉とは思えない言い回しが気になります。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
分かりやすい翻訳だけれど,
By のりこ (福岡) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
現代的で、すらすらと理解できる翻訳です。オースティンをはじめて読む人には、お薦めだと思います。 ただ、地の文などで、あまりにも品性を欠いた形容詞を使用しているところが あり、また会話文などの敬語の使い方にも少々の疑問を感じました。 対してあまりに「英文和訳調」と批判されてる河出文庫版ですが、 こちらでは言葉遣いや品性は、とても満足できるものです。 いろいろと翻訳を読み比べてみるのも楽しいと思いますよ。
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読み易さは楽しみ易さ,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
「高慢と偏見」の邦訳、初めて読みました。古い訳のものはどちらも未読なので、そちらとの比較は出来ませんが、とにかく読みやすい。 地の文、台詞ともに全く違和感皆無で、特に台詞まわしには各登場人物のキャラクターがよく現れていて、読んでいて楽しい! 私くらいの英語力だと、原文で読むよりもこちらを読んだほうが、よっぽど原作者の声色が直接つたわってくるようです。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
面白いと思います,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
この作者の作品を読むのは初めてでしたが、とても面白いと思いますし、訳もわかりやすいです。主人公のエリザベスの鋭い観察眼には思わず笑ってしまいます。他の姉妹達も、読んでいる限りでは、それぞれ個性が違うのですが、とても愛らしく、魅力的に感じました。作者の、登場人物達に対する性格の表現方法が面白く、皮肉っぽく、一読の価値ありだと思います。続きが楽しみです。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
中野(康司)→中野(好夫)→阿部知二,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
この順で読むととっても読みやすいのではないでしょうか。中野(康司)はひたすら読みやすい。日常的でより自然な言いまわしが多い。だけど、余計な訳も多くて恐らくは原版にないニュアンスも含んでしまっているような気がする。 本をあまり読まない人間でもわりかし手に取りやすいような内容になってる。 個人的には世界観やストーリーを把握するのにとっても良い訳だと思う。 中野(好夫)は阿部訳と中野(康司)を足して2で割ったような感じ。 阿部訳より読みやすく、中野(康司)よりは時代を感じる。 直訳ではないが、意訳されすぎてもなく程い感じになっている。時代背景や台詞や人物像のニュアンス等を考えると日本語として違和感は一番ないかもしれません。 私はこの本を最初に読み始めたのですが、日本語が好きではなく、田舎臭い感じがしたので、中野(康司)訳に変えました。 阿部訳は、本をあまり読まない人にとっては日本語が難しい(というより馴染みがないような表現が多数)のでちょっと戸惑ってしまいます。 が、恐らく英語にほとんど余計な意訳をしていないように見受けられたので、ほぼ直訳に近いのではないでしょうか。ニュアンスやこの時代の雰囲気を楽しむにはもってこいかもしれません。 あまりにも直訳過ぎるように感じるので、表現が微妙で日本語としてなっていないような気もする。 皆さんはどうでしょう。 私の好みは超読みやすい中学生レベル向けの中野(康司)が好きですね。 ストーリーは他のレビューでたんまり書かれてるので触れません。 名作である事に間違いがないからです。
39 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
原作は素晴らしい!だけど訳はまだまだみたい・・,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
一番安かった岩波の「高慢と偏見」を読んで、訳のひどさに幻滅してこちらを購入しました。確かに岩波よりはずっといいのですが、それでも話し方の不自然さなどが目立ちました。ほかの方のレビューに「素晴らしい訳」と書かれていたので期待したのですが、それほどいいとは思えませんでした。女性の丁寧な話し方というのは(現実にもなかなかお目にかかれないので)難しいのかもしれないですね。頭の中でいろいろ読み替える作業が必要です。でもまぁ、それに慣れてしまえばエリザベスとダーシーの恋のカタチにグイグイ引き込まれていけました。この作品に興味をもったのは映画『ユー・ガット・メール』の影響でした。もとは恋愛小説の好きな方ではなかったのですが・・こんな素敵な作品に出会えたことがとても嬉しいです。BBCのDVDも見たし、今は原語でも読んでいます。何度読んでも心ときめくお話です!
30 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二つの「中野訳」に乾杯!,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
漱石、モームから岩井克人まで、多くの人々に絶賛された原作のオマージュはもはや不要であろう。最高の恋愛小説の一つが、また新しく、素晴らしい日本語になった。これまでは中野好夫訳『自負と偏見』(新潮文庫)が断トツの名訳だった。原作は流れるようなリズムのある英語で書かれており、難しい単語が多いわけではないのに、決してやさしくはない。語り手の視点である地の文に、当意即妙の会話が次々に織り込まれ、発話の主が細かく明示されないからである。刊行当時、そのことを指摘されたジェイン・オースティンその人が、「私はそういう頭の鈍い人たちのために書いているわけではありません」と言ったことを、この新訳で初めて知った。なるほど、私の英語力では会話の面白さについていけなかったわけだ。それにしてもこの新訳では、会話の端々が何と瑞々しい日本語になっていることか! 世上では「英語ブーム」が喧伝されているが、好夫と康司の両中野訳をもつ我々は、自分にもっとも親しい母国語でオースティンを味わうことができる。これを幸福と言わずして何と言おう。
25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
やっぱりちくま文庫の日本語訳,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
この本を読もうと思った時に各文庫版のイントロ部を読み比べました。このちくま文庫版は一番高価だけれど、日本語訳が現代文としてとても自然で、かつ適度に整理された文法表現の為読み易かったので、思い切って購入しました。おかげで難なく、息も付かず物語にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読了できました。このお話は各登場人物の長所、欠点、美徳と変てこな性格がそれぞれ豊かに描写されていて、まるで読みながら映画を見ているかのように想像が容易なのです。読みながら主人公と同じようにジェインを応援し、コリンズ氏に吹き出し、(女性ならば)ダーシーに惚れちゃうと思います。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
痛快なパロディ,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) (文庫)
気が滅入って落ち込んだ時、「高慢と偏見」をひっぱり出してきて読む。元気のいいキラキラしたエリザベスが出てくると、憂さが吹っ飛ぶ。「エリザベスはこれまで登場したなかで一番魅力的な人物、、、彼女を好きになれない人がいたら我慢なりません」とは他ならぬ作者のことば。個人的には父ベネット氏と娘の嫁入りしか頭にないベネット夫人が笑わせる。頭はいいのだが自らは動こうとせず終始皮肉な言辞を弄する彼は、まるで自分自身を見るようだし夫人の馬鹿さ加減はうちのカミサンそっくりなのである。 素材としてはハーレクイーン的だが、人間観察が深く鋭く、俗物をからかい笑い飛ばすパロディがあること、これがなんといってもオースティン小説の醍醐味である。訳者解説に紹介されているヴァージニア・ウルフの評言「15歳の少女が部屋の片隅で世界を笑っているのである」は本質を突いていて流石である。 本作品は作者22歳のころに「第一印象」というタイトルで書きあげたものらしい。たしかにヒロインのエリザベスは当初、ダーシーの高慢な態度、ウイッカムの愛想良さに惑わされ両人物を見誤る。第一印象にのみ頼る愚かしさと、後日経験を重ねこれを修正していく過程が物語となっていく。 後期作品「マンスフィールド・パーク」と「説得」になると、筆致はまじめさを帯び、笑いとパロディは少々影をひそめる。読者の好みが分かれるところだろうが、私としてはオースティン小説はまず「高慢と偏見」をゲラゲラ笑って愉しむことから始めるのが順当だと思うのですが。 |
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高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) 作成者 ジェイン オースティン (文庫 - 2003/8)
¥ 998
在庫あり | ||