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問題意識のある人には宝石箱
企業の組織をいかに構築し、そこで働く人のモチベーションをいかに向上して組織としての生産性を高めて企業競争力の強化につなげるかという組織マネジメントの問題についての本は、成功事例をもとにした軽い読み物風のビジネス書が多くを占めますが、対極的に理論面から展開した本は非常に少なく、本書はその中でもかなり本格的に系統的にまとめられており、実践のための裏付けを行うという点では非常に有益だと思います。モチベーション、コミュニケーション、リーダーシップなど各テーマについて、社会学や心理学などの基礎学問を応用して確立された理論を中心に解説しており、特に自分の属する組織に対して問題意識のある人は示唆に富んだポイントをいくつも見つけることができるでしょう。...
投稿日: 2006/1/15 投稿者: tk-fjwr
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組織行動学の教科書としては今のところベスト
「組織行動学」という言葉をご存知ない方が多いと思います。ちょっと昔は「産業心理学」と呼ばれている分野との重なりが多いのですが、企業組織の中でのリーダーシップ、対立(コンフリクト)のマネジメント、社員の士気(モラール)やモチベーションの維持・向上、企業文化・組織風土の改革、といった分野を含んでます。 この「組織行動学」を講師として教える立場としては、日本語で読める適切な教科書がないのが悩みの種です。 現在のところでは、これが一番適当ということで、受講者に奨めています。大学生にもわかる内容、具体例を挙げていてわかりやすい、というところがおすすめのポイントですが、いくつか不満が。 まず、縦書きであること。横書きビジネス書に慣れた身には、読みづらいです。 図表などのビジュアルがまったくないこと。後で参照する時に目安がないのは...
投稿日: 2002/5/27 投稿者: 白牡丹
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問題意識のある人には宝石箱, 2006/1/15
企業の組織をいかに構築し、そこで働く人のモチベーションをいかに向上して組織としての生産性を高めて企業競争力の強化につなげるかという組織マネジメントの問題についての本は、成功事例をもとにした軽い読み物風のビジネス書が多くを占めますが、対極的に理論面から展開した本は非常に少なく、本書はその中でもかなり本格的に系統的にまとめられており、実践のための裏付けを行うという点では非常に有益だと思います。モチベーション、コミュニケーション、リーダーシップなど各テーマについて、社会学や心理学などの基礎学問を応用して確立された理論を中心に解説しており、特に自分の属する組織に対して問題意識のある人は示唆に富んだポイントをいくつも見つけることができるでしょう。
ただし理論を無機質に説いている教科書的な本であることと、日本語が若干こなれていない訳本ということもあって、読んでいて退屈感は否めません。問題意識のない人が読んでも眠くなるだけでしょう。
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実践に, 2005/10/30
By カスタマー
~組織行動の本は、理論モデルと過去の古い事例のモデルの上辺だけをなぞった本が多いですが、実践的な言及が多く、例えば、評価の仕方、会議の進め方などにおいて、形式、思考選択回路、同僚/上司などそれぞれの立場の説明が詳細にあったり、最も卑近な例でいうと、昼食を何時にとるかというようなことも書かれていたりして興味深いです。管理者として何かを~~すすめなくてはいけない人に、考えるヒントになり、提案時の裏付け用参考書としても使えるかもしれません。~
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組織行動学の基本と歴史, 2004/10/9
組織行動学の基礎と歴史的流れを知る上では大変良い本であると思う。特にリーダーシップを研究してきた学者達の歴史的流れと各内容は参考になった。組織や組織文化についての内容も示唆に富んでいた。 ただ読みながら気になったのは、内容がやや古いということである。本書は、原書の5thエディションであり、1997年にアメリカで出版されたものの翻訳書である。実際調べたところ現在7thエディションが最新の本であり、2002年に発売されている。日本でも現在の経営に遅れないためにも最新のエディションを翻訳し発売するべきであると思う。 そのような意味で、星を一つ減らした。
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組織行動学の教科書としては今のところベスト, 2002/5/27
「組織行動学」という言葉をご存知ない方が多いと思います。ちょっと昔は「産業心理学」と呼ばれている分野との重なりが多いのですが、企業組織の中でのリーダーシップ、対立(コンフリクト)のマネジメント、社員の士気(モラール)やモチベーションの維持・向上、企業文化・組織風土の改革、といった分野を含んでます。 この「組織行動学」を講師として教える立場としては、日本語で読める適切な教科書がないのが悩みの種です。 現在のところでは、これが一番適当ということで、受講者に奨めています。大学生にもわかる内容、具体例を挙げていてわかりやすい、というところがおすすめのポイントですが、いくつか不満が。 まず、縦書きであること。横書きビジネス書に慣れた身には、読みづらいです。 図表などのビジュアルがまったくないこと。後で参照する時に目安がないのはつらいです。
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手元に置いて参照したい好著, 2003/10/13
この本を初めて読んだのは、ビジネススクールに留学していたときでした。当時は、「読みにくー」と思って敬遠していたのですが、卒業してからはガラリと見方が変わりました。今では、ヒトにまつわる調べごと(OBに限らずHRMでも)があるときには、真っ先にこの本に当たります。要するに、幅広い分野を中立的な観点から紹介するというのがこの本の役割なのでしょう。つまり、通読するものではなく、必要に応じてトピックごとに読んでいくスタイルが適していると感じます。 この意味において、常に手元に置いて何度でも読み返せる好著です。ある経営理論が生まれた歴史的背景を説明しているところも見逃せない良いポイントでしょう。
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組織自体が成長しなければ、個人の成長はない。そのメカニズムを探る本。, 2004/7/8
組織のトップに立つ人ならば、その規模に関わらず、組織とその構成メンバーがどのような行動をとるのかというメカニズムを理解しておく必要がある。このいわゆる組織行動(Organization Behaviour)の基本的理解なしに、ハウツー本からリーダーシップや管理手法を学んでも、理論武装ができず、応用がきかない。応用がきかなければ、その行動は表面的なものになるから組織運営は失敗する。さらに悪いことには、構成メンバーの内的可能性に組織改革のよりどころを求めるようになり、現実味の無い目標設定や、チームワークやシナジー効果を無視した個人競争を自分の組織内に持ち込み、不健全で目先の動機付けで、メンバーを振り回し、疲弊させる。失敗する組織運営の大半は、このケースであると考えてよい。本書は、組織行動のメカニズムを基礎から丁寧に説明しているので、しっかり勉強して、各自の組織運営において、どのような要素を重要視する必要があるかを把握したい。その上で、教育プログラムに投資するもよし、評価制度を見直すもよし、組織のフラット化に取り組むのもよいであろう。しかし肝要なのは、前述のとおり、組織行動のメカニズムの基礎を理解することであり、安易な解を探すことではない。もし、結論を急ぎすぎると、アクションは長続きせず早晩、行き詰まることであろう。そうなってしまったら組織はどうなってしまうか、についても本書を読めば自明であるので、賢明なリーダーには無用の忠告ではあろう。
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大学の教科書とビジネス書の中間という位置づけ!?, 2002/2/18
コンサルティング・ファームが書く人材管理はこうあるべきだとか、組織はこうあるべきだといった管理方法やベストプラクティスといった実用書的なアプローチではなく、組織行動学という学術的な研究からの体系・理論を、企業経営の中の人の問題の考察に役立てようというのである。個別のビジネス問題ではなく、人の心理や、動機付け、集団行動性などの理論から、企業内の人の問題や、人とのコミュニケーションを考察するというアプローチである。このような観点からも企業内のチームや組織を見直すと、多くのマネジャーが直面する人の問題の解決、あるいは納得の一助になるかもしれないと思う。理想から現実、実行にステップを進めるにあたり、そのプロジェクトなりソリューションなりの組織や人的反発とか摩擦とかそういったことの予測に役立つと思う。大学の教科書とビジネス書の中間として捕らえるとこの本の位置づけが少し理解してもらえるかもしれない。
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実践的でプロジェクトマネージメント、国際協力にも参考になる, 2003/5/16
最近いい本にめぐり合っているがこの本もその一つ。構成が、組織の中の個人、集団、組織のシステム、といった形で個人から組織の話になっていくのでとてもわかりやすかった。いわゆる精神論ではなく、理論、実例、論文等から組織行動を述べているのでとても説得力がある。引用文献リストがありがたい。個人的にはチームを理解するところが参考になった。人間の間のコンフリクトというのがネガティブではなくポジティブな効果がある、という点がとても参考になる。 国際協力等のプロジェクトを実施する上で、本書とProject Management InstituteのPMBOKをあわせて読むとプロジェクトマネージメントの全体が理解できるのではと思った(PMBOKの弱い部分を本書が補えるように思えた)。
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組織行動論の入門書として, 2005/9/26
組織行動論を学習する際、最初に読む本としてはとてもよい本だと思います。翻訳もこなれていて、非常に読みやすいと感じました。しかし、紙数の関係もあり、サラっとしか触れられていない論点、触れられていない重要論点もかなりあります。この本を足がかりとして更に洋書の文献や論文にあたると、より理解が深まると思います。
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意外と使い方が難しい本, 2003/7/9
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