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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本人にしっくりくる外国人作家の本, 2008/11/18
とても読み易く、1時間もあれば読んでしまえると思うし、子供がいる人は一緒に読むにもとてもいい本だと思います。
大切なことをやんわりとさりげなく書かれているのがいいし、絵がそれだけで一つの絵本になるような喜怒哀楽をよく表していると思います。
外国人作家が日本語を題材に書く本なのに、読んでいてとてもしっくりきました。
それは冒頭に「この世にあるものすべてに魂が宿っている」という文章がありますが、これは「八百万の神」と同じ考えだなぁと、その日本古来の精神を一つの大きなテーマにしていることで、違和感無く馴染んできているのではと思いました。
残念だったのは、「さいごに」にも書かれているように、小さい「つ」が消えることで意味が変わってしまう文章がなんとかならないものかと思いました。
あー、残念!
なので星4つ。
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魅力的な五十音村の村人とお話☆, 2009/5/8
五十音村なんて、面白いアイデアです!
これをドイツ生まれの人が書いたなんて、驚きました。
このアイデアもすごいんだけど、お話があったかくて、惹き込
まれて一気に読んでしまいました。
おじいさんの
「一度なくしてから、それがいかに大事だったかってことに気
づくんだよね」
ということばに、はっとしました。
きっと、このお話のように、気づきにくいほど些細で小さすぎ
る大切なものはうんとたくさんあって、
その大切さを簡単に忘れながら毎日を生きてるんだろうなぁと
思いました。
そして、挿し絵がなんともいえなくかわいい。
五十音村の村人ひとりひとりのイラストと性格・特徴が紹介さ
れてて、「なんでこれはこんな特徴があるんだろう?」なんて
考えると、とても楽しいです。よくできてるなぁ〜って思いま
す。
いちばんかわいいのは、やっぱり小さい“つ”。
表情がたまらなく愛らしいです。
もうすぐ友達に赤ちゃんができるので、プレゼントしたいと思
っています。
そして、いつか自分にも子供ができたらいっしょに読みたいで
す。
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【祝・復刊!】促音「っ」は外国人が苦手とする発音なんです, 2008/11/28
またのタイトルは「Die Geschichte vom kleinen Tsu」、著者は日本語を学んだドイツ人です。日本人が英語の"r"と"l"の発音に苦労するように、外国人も日本語を学ぶとき促音「っ」の発音習得に非常に苦労するそうです。千野栄一著「外国語上達法」の「発音」の章に、促音が分からないと『あっさり』と『あさり』、『すっぱい』と『スパイ』の区別がつかなくて困るのだ、と書かれていました。本書の著者もこの促音に苦労されたそうです。(この「促音の言い間違い」は「大好きな間違いの一つ」だそうです。この外国語(日本語)を楽しむ姿勢は「ダーリンは外国人」「ダーリンの頭ン中 英語と語学」のトニーさんに通じる処がありますね) 本書は、この点に注目して書かれた小作品です。我々日本人に日本語の言葉遣いの面白さに改めて気付かせてくれるとともに、「誰一人として重要でない人はいない」という人間賛歌のメッセージが心に染み渡ります。イラストもかわいいですし、フリガナも適宜振られていて、小学校高学年から読める作品になっています。(この復刊本では挿絵に変更・追加があります)
本書の観点から、日本人も外国語の発音と文字の関係について何か書けそうな気もしますね。(フランス語の"h+母音"の"発音されないh"とか、単語語尾の"読まれない子音の塊"とか(→リエゾンがなくなるとしたら?) 英語のknightなどの読まれないk/ghとか) 外国語の発音が理不尽だと嘆くのでなく、本書のような楽しみ方で外国語に親しんでみようと思わせる作品でもありますね。
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けっこう凝ってる, 2008/11/16
2年前出版されたものの復刻なのだけど、けっこう凝ってる。けこうこてる?
絵が増えていたり、50音の性格一覧!がついている。「い」さんは遺産(いさん)でお金持ちで、「は」さんは破産(はさん)だから貧乏なんだ、きっと。物語の冒頭に出てくる印刷機は前の版に比べると機械が新しくなっていたり!ディテールが凝っています。
キャラクターのかわいさに目がいきがちだけど、ストーリーは子どもにもわかりやすいし、大人でも感じるものが多いはず。大事なものは、なくしてからわかるって、ほんとだな。
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子供にも読ませたい!!, 2008/12/17
まさか言葉に性格や感情を持たせるなんて、発想がとても面白く思う。小さい”つ”には、お父さんがいたり、自分では話せないなんて表現も面白い。あるとき、落ち込んで家出をしてしまう…。その結果、言葉や会話が成立しなくなってしまう…。そりゃあそうだよね。後でわかったけど、家出したことが、逆に、自分をアピールする為の最高の手段だったことが感心した。又、子供にはわからないと思うけど、政治家を皮肉っている場面もあり、また、面白く思う。読み易く、最後まであきない本として、子供にお薦めです。
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日本語再発見!, 2009/2/2
「誰がいちばんえらくないか」それは、小さい「つ」、といわれてしまった、小さい「つ」は、姿を消してしまう。とたんに日本語がおかしくなって、社会全体がおかしくなってしまう。
どんなに小さく見えても、ちゃんと社会のなかで生きている意味があることをあらためて考えさせられるストーリーもドイツの本らしくておもしろいけれど、同時に、小さい「つ」に音がないということ自体がわたしにはおどろきだった。日本語を外国語として考えるからこそできる発想。ひらがな一つ一つのキャラクター設定もなるほど、と思わせる。「ひどいけっか」が「ひどいケガ」になってしまったり、この本のなかにはおもしろい言葉あそびがたくさんでてくるけれど、自分でももっと考えたくなる。
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いっぱい楽しみのある本, 2009/1/22
普段とくに意識をせずに使っている五十音の文字に、性格や感情があるという発想がとても面白く斬新でした。主人公の音のない小さい“つ”のように小さくて目立たないけれどとても大きな役割を持っているということを考える機会にもなりました。さらに、この本をきっかけに新しい言葉遊びや文字の個性を夢想したくなりました。絵もとても可愛く、五十音順のなかまたちのコーナーもとても楽しいです。子供も大人もとても読みやすく、読んだあともいっぱい楽しみのある本だと思います。
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