Androidアプリストア Amazonファミリー Amazon Student Office2013在庫一掃セール Amazon MasterCard summer_Bike DVD Blu-ray Bargain 2015summer ファッション Fire Fire HD 8 Fire HD 10 Fire TV stick Amazon Fire TV Fire TV stick 父の日2016ギフト・プレゼント特集 紫外線対策特集 pets 子猫の飼い始めガイド Kindle Amazon MP3 ゴルフクラブ・ゴルフ用品・ゴルフ場予約

  • 天才
  • カスタマーレビュー

カスタマーレビュー

5つ星のうち3.6155
5つ星のうち3.6
形式: 単行本|変更
価格:¥1,512+ Amazonプライムなら、お急ぎ便が無料
お客様の評価(クリア)この商品を評価する


レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

 新聞広告に、「金権政治を批判していた石原慎太郎氏が田中角栄の自伝を書いた」と載っていたので興味を持ってすぐにキンドルで買って読んだ。私の住んでいる南スーダンでは、キンドルは大変便利である。思いついたその時にすぐにダウンロードして読むことが出来る、そしてこの本は読み易くて面白かったので、夕方にダウンロードして寝る前には読み終えた。

 私は石原慎太郎氏の著作をよく読むが、田中角栄の金権政治を批判して、時には一顧だに値しないような記述があったことを覚えている。しかし最近は、誉めることもあることに気がついていた。このあいだ読んだ同氏の著作、「歴史の十字路に立って 戦後七十年の回顧」の中で、さんざん田中角栄を批判した最後に、「物書きの私としては、田中角栄という未曾有の人物にいまだにある魅力を感じざるを得ない。」と述べていたのが印象的である。

 さて、内容である。石原氏は、「俺」という一人称を使って田中角栄が独白しているような形でこの本を書いている。そのために、時には田中角栄ではなくて石原慎太郎が言っているのではないか、と思わせるような箇所や、青春時代の初恋の思い出を語る場面では、なんとも石原慎太郎が独白しているような奇妙な感じを受けたものだ。

 例えば、新潟の柏崎の役所に勤めている時に知り合って恋心を抱いた女性に、選挙運動の演説の時に邂逅したのだが、何か熱く痺れるようなものが俺の胸にきざしてきたものだった、との記述の後の、「あの感慨は一体何だったのだろうか。あれは俺たち二人の間に過ぎて失われた時間への、突然だがしみじみした回帰への実感といえたろう。それはまだ三十前の歳でありながら俺自身の青春への、突然ながら妙にしみじみした甘い回想のときめきといえたのかもしれない。あの後、今までの長い人生の中で何をきっかけにしてでも、あの時のような一瞬だろうと痺れるような甘美な感情を抱いたことはありはしなかった。」などは、この本の中で気に入った文章のうちの一つである。石原氏がこの一文で若き日の田中角栄の素直さを描いたが為に、その後のどろどろした生臭い田中角栄の生き様に免責を与えたようなものだ。

 作家として培われた感性なのか、感性が鋭い故に作家となったのか、いずれにしても石原氏の国際関係や国内政治に対する洞察力と警鐘と、更には具体的な施策には尊敬の念を抱いており、作家でありながら政治家としても成功した稀な人物として認識しているものであるが、この度のこの本は、それらとは違った、まるで田中角栄批判の呪縛から解かれたような書きぶりで、田中角栄を愛でているような感覚に捕われた。

 私自身、昭和47年の田中角栄の自民党総裁選出を秋田の山の中でトンネルを掘っている時にラジヲで知り、家内共々同郷ということもあり、土方の経験があるということも知っていたので、何とも身の震える思いをしたことを、この本を読みながら思い返していた。
0コメント|292人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年2月2日
 石原慎太郎についての従来のわたしの評価をいえば、作家としてはあまり認めないが、政治家としては一目置くというものであった。首相を目指しながらもついに念願かなわず先年政界を引退した彼が、何と希代の政治家田中角栄を主人公にした小説を出版したというので、興味をひかれて読んでみた。後書きで角栄を評して著者は「彼のように、この現代にいながら中世期的でバルザック的な人物は滅多にいません」と絶賛する。わたしが世界最大の小説家と仰ぎ見る人間喜劇の作者の名前をここで見ることになろうとはまるで予期しなかった。確かに田中角栄とバルザックの人物像はその豪傑ぶりにおいて重なるところがある。佐藤栄作長期政権に国民が飽き飽きしていた1972年、若き50代の熱血宰相が今太閤として『日本列島改造論』を引っ提げて颯爽と登場し、国民が喝采したあの時代の熱気を思い出さずにはいられない。政治家として彼がこの国になした偉大な業績の数々を著者は褒めたたえる。アメリカを無視した資源外交を展開した田中角栄に激怒したアメリカが、彼を失脚させるためにロッキード事件という陰謀をめぐらしたことに著者は悲憤を禁じ得ない(いつの日かこの冤罪事件と田中角栄をモデルにバルザックの『暗黒事件』のような傑作を誰かが書くことをわたしは期待する)。二人は金権政治に関しては厳しく対立したものの、愛国者という一点ではがっちり握手する。この『天才』は小説としては文体においても構成においても荒削りな印象がぬぐえず、お世辞にも出来が良いとはいえない。しかし、田中角栄という日本を愛してやまなかった不世出の政治家への熱い思いだけは確かに読者の胸に伝わってくる。
0コメント|89人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年5月2日
テレビで特集を見た後だからかもしれない?
少し期待外れでした。
0コメント|5人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年4月8日
目新しい内容は何もなく、史実に何の肉付けもされていない。
本屋で実際に手に取ってみて、購入するか否か判断される事をお勧めします。
0コメント|48人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年1月28日
モノローグで書いたのはどうだろうか?
小説家としての石原慎太郎は好きだし、田中角栄も好きなので購入しました。
面白いは面白いのだけれど、石原慎太郎が言いたいことを田中角栄の言葉というかたちで話しているように思えて。
早野透の「田中角栄 - 戦後日本の悲しき自画像」の方が個人的には面白かった。
0コメント|21人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年5月3日
田中角栄について書かれていることを一人称で書き直した感のものであった。
田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学の方が面白かった。
0コメント|4人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年4月11日
なぜこのタイミングで田中角栄?って思いながら読みました。結局よくわからず。ついでに言うと、石原慎太郎って人は言うことと、書くことと、やることが違う人なんだなと思いました。いや、確信かな。結局、売れればいい、目立てばいいっていう人なんでしょうね。
0コメント|14人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年2月2日
田中角栄という稀代の政治家の一生を、政敵だった石原慎太郎がモノローグ形式で語るということに興味を持ち、kindleで購入した。「弟」の大ベストセラーコンビである、石原慎太郎-見城徹の復活も、何か面白いものを見せてくれるのではという期待もあった。

本書は、おそらく普通の読者であれば2時間もあれば読了する、非常に読みやすい本である。田中角栄という人物に興味を持ち始め、とりあえず手っ取り早く彼の一生が知りたいという人には最適な本だろう。しかし、内容自体には目新しい点は全くない。巻末にある参考文献を渉猟し、角栄を主人公とするピカレスク小説として再構成することは、石原慎太郎ではなく大学の文芸部員レベルでもできる。面白い本だとは思うが、角栄自身の一生が面白いので、書き手が誰でも面白くなるのである。石原慎太郎でなければならない理由は全くない。

モノローグ形式を採用した理由は、「石原慎太郎だからわかる角栄のホンネ」を語る最良の方式だと、石原-見城コンビが判断したからだろう。しかし、本書の大部分は「石原慎太郎でなくてもわかる角栄のホンネ」であり、石原慎太郎らしさが垣間見える日中国交正常化交渉、ロッキード事件、竹下登への嫌悪感といった部分は、「角栄の口を使って語られる石原慎太郎のホンネ」となってしまっている。「政治家」石原慎太郎だからわかる田中角栄のホンネを、「作家」石原慎太郎が語ることに成功していれば、「弟」に匹敵する傑作となっただろう。しかし、結果として角栄に「憑依」することに失敗した本作は、書店に数多ある角栄本の中でも、平均以下の出来だと言わざるを得ない。
0コメント|166人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年3月4日
パクリ本。その一言に尽きます。ほとんどが既に書かれて本になっている。こんな本がベストセラーなんて、幻冬舎もピーク過ぎたと実感。見城社長、どうしたんですか?
0コメント|49人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
VINEメンバー2016年1月24日
今太閤と呼ばれ、国民から愛された田中角栄元総理の一生を、石原慎太郎氏が成り代わって著述した一人称形式の自叙伝小説となっている。
多くの資料を読み込んで作成するしかなかったのは理解できるが、石原氏が角栄氏との関わりがあまりなかったことが、この小説を物足りなくしている。
長いあとがきに、このことが記されている。
角栄氏を知るのは、やはり角栄氏ご本人のみということか。
いずれにせよ、小説として読みやすく仕上がっており、角栄氏の一生を知る上で、お勧めの一冊である。

本書をお読みになった方には、元民社党書記長である塚本三郎氏の「田中角栄に聞け」もお勧めしたい。
この本も電子書籍になっており、読みやすくなっている。
0コメント|76人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告