カスタマーレビュー


1レビュー
星5つ:
 (1)
星4つ:    (0)
星3つ:    (0)
星2つ:    (0)
星1つ:    (0)
 
 
 
 
 
おすすめ度
あなたのご意見やご感想を教えてください
自分のレビューを作成する
 
 
有用性の高い順 | 最新のレビューから

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 正真正銘、ほんとうのこと。, 2008/11/27
レビュー対象商品: 僕とばあばと宝くじ (単行本(ソフトカバー))
ペリーの魂の在り方をなんと喩えればいいだろう。
純真無垢というありきたりの表現では足りない。
親代わりの心正しき祖母が亡くなったあと、ペリーの境遇は大海に漂う小舟といった体だ。
ペリーに関わるのが嫌さに従兄弟といつわり、なのに取れるものは全て取ろうとする
あさましい兄弟たち。
勤め先のボート用品店の二階に住まいを移し、
穏やかな日々が過ぎるはずだったのが……。

亡き祖母と楽しみで買い続けていた宝くじに当選したことから、
似非従兄弟らから、信じられないような卑賤な提案が続々ともたらされる。
ペリーをばかにし、なにもわからないと決めつけて、口先だけのお為ごかしを
のうのうと喋り散らす。反吐が出る。

だが、ペリーはばあばの教えを頑なに守り、またペリーを必死で守ろうとする
親友たちの助力で切り抜けてゆく。
そんなときでも飄々とかつ大まじめに人やものごとに対処するペリーの
ことばや考え方に、ユーモアの余裕さえ滲む。
仕事のおもしろさに目覚め、やがて恋をし、親友キースとの別離が
決定的に彼を強くした。
キース、チェリー、ベイビー・キースとの関係は涙せずにはいられなかった。
ペリーが自ら築こうとするものはかけがえのない愛に満ちていた。
親友や支えてくれた人たちから受けとったものを、今度はペリー自身が
与えていこうとする。
その心の正しさ、真っ直ぐさに打たれた。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


有用性の高い順 | 最新のレビューから
ARRAY(0xaeafb990)

この商品

僕とばあばと宝くじ
僕とばあばと宝くじ 作成者 パトリシア ウッド (単行本(ソフトカバー) - 2008/7/25)
¥ 2,052
在庫あり
カートに入れる ほしい物リストに加える
この商品のカスタマーレビューだけを検索する