カスタマーレビュー


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24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 下巻が命, 2004/1/24
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
とっても損してる作品です。
本の帯のキャッチコピーは安いし、知名度を上げた映画も原作を下回ってます。おまけに、上巻を読んだだけではこの作品のよさがさっぱりわかりません。

下巻になってはじめて、主人公吉村貫一郎の誠実さ、息子嘉一郎のひたむきさ、斎藤一の熱い魂がビカビカと輝きはじめます。絶対に上巻から下巻の「最後」まで読んでください。大野次郎右衛門がとどめの隠し玉を用意してます。

思い出しただけで泣けてしまうフレーズがこれでもかというくらい散りばめられてます。本当に泣けてしまう作品なので泣けるとしか言いようがありません。くれぐれも、上巻だけ読まないようお願いします。下巻だけでもダメよ♪

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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 歴史で新選組や会津の運命は知っていても。, 2004/2/13
By 
佐藤さえ (岩手県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 壬生義士伝〈下〉 (単行本)
 歴史で新選組や会津の運命は知っていても、感情移入してしまって、どうかみんな、幸せになってほしいと願いながら読みすすみました。
 会津藩の人達が盛岡を通過する場面は、
「会津の人達ばかりに苦労をさせて申し訳ない。」
 と泣く人々といっしょに涙して、紙面が曇って読み進められなくなりました。

 子供をお持ちの方は、「もっとも、馬鹿でねば人の親は務まらねがね」と切腹する主人公に、きっと泣いてしまうと思います。
 改めて、家族や平和な生活に、強く感謝の気持がわいてくる本です。

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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何回泣いたか・・・, 2005/6/28
By 
シャオメイ - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
 浅田次郎のよさはたくさんあるが、その一つに登場人物の魅力がある。大作「蒼穹の昴」で好きなキャラをあげろ、と言われたら片手では足らない。しかし、浅田次郎、いや小説のキャラの中で一番好きなキャラを一人だけあげろ、と言われたら、迷わず「壬生義士伝の吉村貫一郎」と答える。とにかく吉村の愚直なまでの家族へのまっすぐな愛情は、何度も涙を流させる。最後の血の一滴まで家族に捧げた吉村の人生は、僕のこれからの人生の指針になることだろう。
 また、この作品は数人の語りで物語が進行するという、とてもテクニカルな文体をとっている。そのため、時代が少し前後するが、まったく気にならない。それどころかこの文体は、物語に厚みを持たせることになっている。吉村貫一郎、もしくは息子の嘉一郎を多面的に描き、より魅力的に見せることに成功している。ほんとに、浅田次郎っていうひとは天才だ。
 時代小説が好きな人は絶対に読んでほしい。ここには真の侍の姿がある。これを読んで後悔する人はまずいないだろう。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 感涙!本物の父親像をみた!, 2004/10/19
By 
夢追い虫 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 壬生義士伝〈下〉 (単行本)
新選組の中でただ一人、庶民の心を失わなかった隊士・吉村貫一郎の生涯をゆかりの人物たちが語るという形の歴史小説。
上巻ではそうでもなかったのですが、下巻では何度あつい涙を流したかわかりません。
≪脱藩は武士の罪じゃが、わが子を飢えで死なすのは人としての罪≫
こんな志を持っていた隊士は他にいたのでしょうか。
彼は「新選組隊士」「武士」である前に「父親」だった。
戦いに用いるのが刀ではなくなっただけで、今も昔も父親とは家族を命がけで守るもの、ということに変わりはありません。
この本は家族を持つお父さんたちに読んでほしいです。
本来の父親の姿が、ここにはあると思います。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 親の愛、子の愛に感動, 2003/2/19
By カスタマー
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
著者の作品は「蒼穹の昴」を読んで以来、暇を見つけては読み漁って来ましたが、久々に浅田節に泣かされました。それにしても浅田氏の作風の多彩さにはいつも驚かされます。血なまぐさい殺戮集団である新撰組にあって、貫一郎の家族への愛、強さ、やさしさは表面的には隊士の笑いものですが、奥深く一人ひとりの心に刻まれていきます。貫一郎とともに心にせつなく残るのは貫一郎の息子、嘉一郎のひたむきな、それはひたむきな父への想いです。泣けます。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すがすがしい気分です。, 2003/1/30
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
とても美しい物語です。
南部盛岡の言葉のなまりがとても美しい。
そして、妻、子供、主君、同士など
自分の身近にいる人々を一番大切に思う気持ちが
とても美しく描かれてます。

普段の私達には照れくさいとか当たり前のことと思いがちで
灯台もと暗し的な部分を主人公は愚直にそれだけを考えながら
生きている。

著者の筆力は読者の心を動かすパワーを持ってます。
自分や家族などもう一度見直すきっかけに充分です。
皆さんも体感してみてはいかがでしょうか。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読む価値、十二分にあります, 2003/1/7
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
男という生き物はどうあるべきか、「義」とは何か?武士とはどうあるべきか、そもそも武士道とは何か?
様々な問題に直面しながらも自分が正しいと思う道を真っ直ぐに突き進む吉村貫一郎。彼の生き様からは学ぶものがたくさんあります。

この本を読んで私は色々な事を考えさせられ、そして励まされました。機会があったら是非読んでみてください。きっとあなたにも大きな感動を与えてくれるでしょう。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 不器用で強い男たち, 2002/11/2
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
上巻から一気に読みきってしまいました。
涙が止まらず、しばらく頭の中で、南部なまりの彼の言葉が回っています。
彼の長男の嘉一郎もまた泣かせます。

2003年には映画化されるそうなのでそちらも楽しみです。

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 己にとっての義を貫くこと, 2004/8/11
レビュー対象商品: 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) (文庫)
余計なことは一切構わず読み進みました。
感想を書き留めたり心にとどめることもなく、ただひたすらに読みました。
だから読み終わった今も、想いが言葉に繋がらずまとまらないんです。
途中何度も何度も涙ぐみました。思い出しただけでも胸が熱くこみ上げてくるようです。

吉村貫一郎は、庶民の代表なのでしょうか?武士のあるべき姿だったのでしょうか?

彼は彼にできる限りの精一杯を義に尽くしました。
その義とは家族を守り養うこと。
それは本音を隠し建て前で生きる武士の中では守銭奴と呼ばれるあさましい行為。
でも私には彼が真の武士=男に思えてなりません。
今の世であれば当たり前であり、ここまでできる彼は天晴れというでしょう。
生きる時代が悪かったといえばそれまででしょうが・・・・・。

ここまで女房に惚れ抜いて、一途に家族のために責任を果たす彼は素晴らしいです。
果たして今の世にここまで責任をもって生きる男はいますでしょうか。

貫一郎の長男嘉一郎もまた、父親と同じく哀しい運命をたどります。
決して本音を漏らさずにきた嘉一郎の最後の最期に聞けた本音は、
子を持つ親としてはなんともたまらない想いです。

激動の幕末の時代にそれぞれが精一杯に生きた混沌の世を経て、
吉村貫一郎が盛岡に帰るラストでなぜか報われた思いを残して物語は終わります。
個人の時代といわれる現代だけど、
家族を守るという義をおろそかにしてはいけないと思いました。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 小説と分かっていても、つい、力が入ってしまう。, 2010/4/14
By 
浦辺 登 (川崎市宮前区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 壬生義士伝〈下〉 (単行本)
 上巻の静かに、静かに進むストーリーから一転して、下巻に入ると、もう、ここは浅田節の独壇場という感じ。ストーリーとして上手く作られていると分かっていても、不思議と、その話の中で踊らされることに快感を感じる。
 石川啄木の《不来方のお城の草に・・・》の歌が出てくる背景、宮沢賢治の《雨にも負けず》の一説が飛び出てくる風景が織り込まれている。
 主人公の吉村貫一郎の子息である吉村嘉一郎が義に駆られて戦に出向くが、殺さないでくれ、という投書が連載中に数多く届いたと講演の中で浅田次郎氏は語っておられたが、日本人の心情としてはせめて孝行息子に生き残って欲しい、と願うのだろう。
 読み手によって反応は様様だろうが、そこここに浅田節の感動の言葉が置いてある。
 この一冊を読みながら、小説家の存在意義とはなんなのだろうか、と考えさせられた。
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壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) 作成者 浅田 次郎 (文庫 - 2002/9)
¥ 700
在庫あり
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