|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
6レビュー
|
|
有用性の高い順 | 最新のレビューから
|
|
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
登場人物がみんな生き生きしている,
By
レビュー対象商品: 1985年のクラッシュ・ギャルズ (単行本)
プロレスの大技、小技を連続してかけられているような心に響く本でした。興行の仕組み、レスラーの日常、ファンの実態など女子プロレスの内幕が詳細に書かれていますが、 それよりも、長与千種、ライオネス飛鳥をはじめとする登場人物の、体を張ったひたむきな生き方にぐいぐい引き込まれました。 月並みですが、懸命に努力することの大切さ、美しさを改めて感じさせられました。 私は女子プロレスについては無知で、キワモノ的なスポーツという印象を持っていましたが、まさに「プロ」の集団なんですね。 この本のおかげで、ちょくちょくテレビに出てくる北斗晶やジャガー横田に対する見方も変わりました。 安っぽい色物タレントのように見ていたのですが、命がけで戦ってきた彼女たちに、今は敬意を表さずにはいられません。 本の帯に水道橋博士が「やはり面白い。これはもっと書きたいだろう」とコメントを寄せています。 私も、もっと読みたかったです。
53 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あの時、私もテレビの前で熱くなっていた少女の1人でした,
By open Lotus (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 1985年のクラッシュ・ギャルズ (単行本)
ハードカバーのズッシリ厚くてゴッツイ本です。受け狙いの低俗な単なる暴露本ではなく、 ここには残酷で痛々しい程のあの時の 熱狂の真実の姿が詰まっていました。 内容も熱く目が離せず、本書を偶然見つけた書店で イッキ読みでした。 長与千種のあまりにもかわいそうな幼少期から 全女でのまるで地獄の釜戸の中のような下積み時代 までが書かれたところや、 人気絶頂期にありながらも、自殺を考える程にまで精神が ボロボロに擦り切れてしまったライオネス飛鳥のところは 読みながら自然に涙が滲んできました。 華やかな表舞台はほんの一瞬の儚い夢で、その裏では 少女たちは死の恐怖すらももう感じないほどに麻痺して 体も精神もズタズタにしながらも、まるで苦界と呼ばれた 吉原遊郭かと思うほどの劣悪な環境の中で、憧れの頂点を目指す。 不況とは言われているけれど、こんな生き方をする若い娘が、 今この日本にどれほどいるのか。 最近、プロレスなんか知らない、見たこともない 小学三年生の息子が、あの時代のクラッシュギャルズの you tubeにアップされた試合に毎日釘付けになっています。 生活から遊びにかけてデジタル全盛の今の時代に生まれた彼には ものすごいカルチャーショックだったようです。 いっつも手放すことなく遊んでいたDSなんかのゲームよりも ずっと面白いそうです。 そして一番好きな選手は長与千種だそうです。 理由は空手みたいな戦い方がカッコいいから。 そんなことを言っていますが、 母は100年に1人現れるか現れないかの華と天賦の才能を持った クラッシュ劇場のエンターティナー長与千種にすっかり オネツになったことを見抜いています。 今の女子プロレスはあまり見たいとは思わないし、子どもにも 見せたいとは思いません。 でもあの時の熱気に包まれた、あのクラッシュの戦いならば 私は進んで見せてあげてもいいと思っています。 彼女たちの試合は天才千種の演出のせいもあってか、 表情から動作全てにおいて、心にすごく響くんです、 「強く生きろ、自分自身をしっかり 持って、途中で絶対投げるな、諦めるな、簡単にリセットするな」と。 どんなに時代が変わっても、素晴らしいものはちゃんと伝わるんです。 ちゃんと映像で残っていますから、今の女子プロがマイナーで風前の 灯火であっても、彼女たちが創りあげたあの時の輝きや熱い心は今後も 伝わり続けるでしょう。 今、ちょうど仕事のことなどで行き詰まりを感じて、何をするにも 無気力になりがちだった私に、本書はすっかり消えてしまった 炎のエネルギーを与えてくれました。 ありがとう、やる気のパワーが本当に戻ってきました。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
やっぱりノンフィクションはおもしろい,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 1985年のクラッシュ・ギャルズ (単行本)
プロレスなんて興味なかった。ましてや女子プロなんてでも、柳澤さんのこの本は「おもしろい」。 第1章「観客席の少女」を読み始めてからページをめくるのが止まらない。 当時の雰囲気がひしひしと伝わってくる、こんなに女子プロが過酷なんて想像を遙かに超えていた。 この本に出会えて私は幸せです。
21 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジャガーさんの目を見て言えるのか?,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 1985年のクラッシュ・ギャルズ (単行本)
良書だと思います。プロレスに興味の無い人にも、好きな人にも面白く読める本だと思います。 クラッシュ・ギャルズの伝記ですがプロレスの本質に迫ったノンフィクションとしても傑作です。 ただ一箇所、気になる一文が有りました。 「プロレスはもはや職業ではなく、同好会のようなものになりつつあります。」 この一文には個人的にカチンと来ました。 確かにブームの頃に比べれば現在のプロレスは小さな世界になったとは思います。 プロレスだけでは食べて行けず他の仕事やバイトをしながらプロレスを続ける事は珍しくありません。 だから何だっていうのでしょうか?儲かっても儲からなくても職業は職業です。 今でも沢山の女子プロレスラーが活動しています。この本にも頻繁に登場するジャガー横田選手とダンプ松本選手も現役の選手です。 柳澤健氏と伊藤雅奈子氏はジャガーさんの目を見て 「あなた方のやっている事は同好会のようなものだ」と言えるのでしょうか? 過去の思い出を美化するのは構いません。でも今の女子プロを貶すような書き方は止めて欲しいです。
10 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
良作だと思うけど,
By
レビュー対象商品: 1985年のクラッシュ・ギャルズ (単行本)
きっちりと当時の関係者に取材をして書かれた良作だと思います。女子プロレスの黄金時代とも言える1985年がどんな時代だったかわかりました。 読み応えのあるいい本だと思います。 しかし、柳沢さんのプロレス観には少々疑問があります。 女子プロレスは終わったといいますが、冬の時代でもしっかりと生きています。 最近の女子プロレスラーでも業界のことを考え、 盛り上げようとしてるレスラーは大勢います。 確かに全女という象徴的な団体は崩壊しました。 しかし、女子プロレスは死んでいませんし、まだまだ復活する可能性はあると思います。 その点が残念だったので星4つです。
8 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
もうプロレス=ショーというのは常識になったのかな・・・,
By
レビュー対象商品: 1985年のクラッシュ・ギャルズ (単行本)
他にもプロレス本の評論をしている通り、私は昔プロレスファンでした。今も一般の人に比べればプロレスに対する関心はあります。 本書に関しては、多くの女子レスラーにきちんと話を聞いたうえで書いてある事が分かったし、 飽きさせない構成で面白かった(最初はクラッシュの追っかけをしていた女の子=筆者かと勘違い しましたが…)。 ただ、分かってはいるんですが、本書でも当たり前のように「プロレスとは結果が決まっている」 という事が書いてあり、正直悩みました。 作者の言うとおり、「勝敗を超えたものがプロレス」でプロレスラーの価値とは、勝ち負けではなく どれだけ観ている人をくぎ付けに出来るかなのだ、という事かもしれません。 でも、子供の頃、プロレスに夢中だったころは、当然真剣にやってるんだと信じていたし、いま プロレスの好きな子供に「あれは結果が決まっているんだ」と教えたら…見なくなりますよね、たぶん。 一部の暴露本とは違い、筆者のプロレスに対する想いは伝わる作品なので、余り批判的なことは書き たくありませんが、こういう本が出てしまう時点でプロレスというジャンルは本当に終わりかけている んだな、と寂しく感じました。 |
|
有用性の高い順 | 最新のレビューから
|
|
1985年のクラッシュ・ギャルズ 作成者 柳澤 健 (単行本 - 2011/9/13)
¥ 1,600
在庫あり | ||