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7レビュー
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
短編の名手の怪盗もの,
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レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
ホックはほぼ短編を書くことだけで生計を立てている現代では稀有の存在な作家です その彼が生み出した数々のキャラクターの中で 盗む苦労に見合わないものばかり どうやってこんな大それたものを盗むのか?と
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
魅力的なドロボーと奇想天外な結末がなかなか。,
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レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
イギリスっぽく、ノスタルジックな味わいがある「サム・ホーソーン」ものとは、まったく違う魅力をもったドロボーさんが主人公。バラエティにとんだキャラを生み出せるホック氏はすごい。ハンサムな怪盗ニックは、子ども時代にはまっていたルパンの現代版(?)にも思えるような、しゃれた雰囲気がある。突拍子もないものの盗みを依頼してくる、一癖もふた癖もありそうなクライアント。そうした怪しい連中とニックとの駆け引きも面白い。そして、意外にも結末は、国際陰謀小説並みにスケールが大きかったり…… 。虚構性はかなり高いけれど、一話一話が短いので、電車の中で読むには最高かな。カバーも、マンガのホーソーンより、こちらの方がしゃれていると感じた。
5つ星のうち 5.0
ホックの名人芸,
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Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
EQMM(エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン)の常連で、アンソロジーの編纂も手がける故エドワード・D・ホック。800以上の短編作品をものしているので、邦訳された海外アンソロジーでもちょくちょくお目にかかる作家だ。ホックはレオポルド警部や、創元推理文庫でお馴染みのサム・ホーソン博士、オカルト探偵サイモン・アークら多くのシリーズ・キャラクターをうみ出している。なかでも人気の高いのが本書で初登場となるニック・ヴェルヴェット(ちなみに『ホックと13人の仲間たち』序文によると一番愛着があるのはサイモン・アークだとか)。 ニックは、二万ドルの報酬で依頼を受け、金品に値しないないものだけを盗むという風変わりな泥棒である。クールで飄々とした立ち振る舞いで、完璧な手際で盗みを働き、きっちりと報酬を手に入れる。 ニックものが素晴らしいのは30頁前後の短編ながら、ラストにサプライズが用意されていることだろうか(あたりはずれはあるのだけど)。各短編の原題は、必ずThe Theft ofで始まるし、ストーリー展開はだいたい以下のフォーマットにのっとっている。 '1.依頼人がニックに盗んで欲しいものを告げ報酬を交渉する。 '2.依頼を受けたニックが現地調査をしながら作戦を検討する。 '3.なぜか妙齢の女性が登場する。 '4.いよいよ盗みを決行すると事件が発生しニックがピンチに陥る。 '5.事件を解決し報酬を手に入れる(回収する)。 ワンパターンといえばその通りなのだが、こういう鋳型にはめ込んで読ませる作品を作り上げてしまうところが、ホックの驚きの名人芸である。 さて、本書の獲物はというと、動物園の斑の虎、ビルに取り付けられている会社のロゴ3つ、大リーグのひとチーム全員、刑務所の囚人が壁に掛けているカレンダー、メリーゴーランドの回転木馬、博物館の恐竜の尻尾、殺人事件の陪審員全員、皮張りの棺桶、感光した映画のフィルム、カジノのカッコウ時計、ゴミ袋だ。 なかでも秀逸なのは、何を盗んで良いかすらわからないもの。依頼人が依頼品を告げる前に面会謝絶になってしまうのだ。それでもきっちり盗んでくるのだからすごい。
5つ星のうち 4.0
価値のないものしか盗まない!,
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レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
ニック・ヴェルヴェットは、黒髪、茶色の目、身長183cmのハンサムな男。恋人のグロリアと同居している。 作中ではグロリアに、自身の職業について不動産アドバイザーや企業コンサルタントの ような説明をしているが、本当の職業は泥棒。 知る人ぞ知る怪盗ニックその人である。 怪盗ニックは客観的に価値のあるものは盗まない。 (宝石とか、現金とか、高価な美術品とか) 彼が盗むのは、依頼者には価値のあるが客観的な価値は無いもの。 (たまに価値があっても、普通人が盗まないようなよっぽど変わったものだと 盗んじゃうみたいだが・・・) 依頼を引き受けるときには、詳しいことは聞かないが、こっそり依頼者にも気付かれない うちに依頼者の目的も探っている。 どのように盗むか?なぜ依頼者はこんな物を盗むのか? 読者は2重の謎を楽しむことができる。 設定が秀逸! 気軽に楽しめる、本格ユーモア短編。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
種蒔きの勝利,
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レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
怪盗ニックは、現金、宝石、絵画といった、価値のあるものは盗まない。盗む対象は、本書の順番では、動物園の虎、看板の文字、といった具合だ。 依頼者には価値のあるものの様だが、ニックは、報酬さえもらえれば、それで良い。 本書は12篇の短編集だ。 この後に執筆される「怪盗ニックの事件簿」なども、同様に短編集だ。 それぞれの物語は、ごく短く、ごく短時間で読了出来る。 実は、短編であるが故に、魅力を感じる。 こんな物を何故盗むのか? こんな物をどの様にして盗むのか? いずれにしても、内容は突飛だ。 読者が、この様な突飛な疑問を抱いたままの、長編作品には付き合いにくい。 それよりも、この奇抜な内容の結末を、コンパクトに、早く知りたい。 各作品は、冒頭で感じる突飛さと、鮮やかな結末が魅力だ。 短編に徹した、種蒔きの勝利だ。
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5つ星のうち 4.0
派手なアクションはないけれど・・・,
By 鶯初音 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
ニックは、その世界では名を知られた腕利きの泥棒。依頼人に頼まれて彼が盗むのは、大リーグの野球チーム、看板の文字、メリーゴーラウンドの馬、十二人の陪審員など、一見価値のないものばかり。十二の事件からなる短編集。どうやって盗むのか?なぜ依頼人はそれが欲しいのか?それぞれの事件で、この二つの問題を楽しみながら読めました。 価値のなさそうなものでも、莫大な報酬を払って依頼するからには、依頼人にとってはそれだけの価値があるわけで、たいていは、ニックが盗み出したあとにその秘密が明かされます。秘密を知ったニックの、不正を許さないというほどでもなく、悪の手助けをするというほどでもない立場が話をおもしろくしていると思います。
18 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
途中で飽きました,
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レビュー対象商品: 怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
その人にしか、価値のないものを、盗み出す怪盗ニックの話。12の短編からなります。野球チーム、監房の中のカレンダー等、どうやって盗むんだ?と、なぜ盗むんだ?に関連して、盗んだ後の依頼主等とのドタバタから、話が成り立ってます。 同じような趣向の話が続きます。派手なアクションもないです。秘密兵器も出てきません。盗む方法も、面白いけど、驚くほどのものでも、ないです。「なぜ盗むんだ?」も、本文に、伏線等があって、よく読むとわかる、というものはなく、実はこうです!というものです。中には、なんとなく、想像できるものもありますが・・。 ニックが魅力的なわけでも、ないですし、次元大介や石川五右衛門のような、魅力的な仲間も出てきません。最初の2~3編までは、楽しめ!ましたが、その後は、あきちゃいました。 |
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怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作成者 エドワード・D. ホック (文庫 - 2003/5)
新品&中古品: ¥ 374
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