カスタマーレビュー


18レビュー
星5つ:
 (6)
星4つ:
 (9)
星3つ:
 (1)
星2つ:
 (2)
星1つ:    (0)
 
 
 
 
 
おすすめ度
あなたの意見や感想を教えてください
自分のレビューを作成する
 
 
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

評価が高い有用性のあるレビュー
評価が高くない有用性のあるレビュー


43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 貴重な本。ためになった。
 阿刀田高氏は、ギリシャ神話、新約聖書、旧約聖書、ホメロスなど、古典をやさしく解説した本を数多く出してきた。しかし、はっきりとした筋や興味を引かれる伝説が少なく、読み通すのが難しいコーランを取り上げたのには、正直驚いた。

 

 結果、他のレビュアーさんも指摘されているように、ストーリーという意味では面白みが少ない本になっていることは否めないが、コーランをここまで噛み砕いて丁寧に解説していることは賞賛に値する。

(1)コーランがどんな構成になっているかを示す一方、ポイント絞って適度に内容を紹介しているため、入門者にとって理解しやすい。...
投稿日: 2007/1/7 投稿者: mfhty

対
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 合理的な学問と非合理な思想、不思議なイスラム教徒の謎
長年、商才に長け、芸術では精密なアラベスク模様の装飾を寺院に施し、高度な数学の知識を持ち、科学の発展著しかったイスラムの人達が、物事を合理的に考えないのか、という事である。
ビルの立ち並ぶサウジアラビアの近代的な町を、体をすっぽり包んだ女性の姿が歩く姿はやはり奇異に感じる。
それらの謎を解き明かすのが、イスラム教徒の心のよりどころコーランなのである。
阿刀田氏のエッセイは、新旧聖書、古事記、アラビアンナイトなど、とっつきにくい名著を分かりやすく楽しく解説してくれた。しかしこのコーランは、氏もかなり苦労した、のであろう。一番の理由がこれが物語形式ではないということと、「合理的」「体系的」に書かれていないという事であろう。それが、イスラムの人の考え方が合理的ではない最大の理由なのではないかと感じた。...
投稿日: 2005/9/15 投稿者: Tochitli


‹ 戻る | 1 2 | 次へ ›
有用性の高い順 | 最新のレビューから

43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 貴重な本。ためになった。, 2007/1/7
By 
mfhty (和歌山県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
 阿刀田高氏は、ギリシャ神話、新約聖書、旧約聖書、ホメロスなど、古典をやさしく解説した本を数多く出してきた。しかし、はっきりとした筋や興味を引かれる伝説が少なく、読み通すのが難しいコーランを取り上げたのには、正直驚いた。

 

 結果、他のレビュアーさんも指摘されているように、ストーリーという意味では面白みが少ない本になっていることは否めないが、コーランをここまで噛み砕いて丁寧に解説していることは賞賛に値する。

(1)コーランがどんな構成になっているかを示す一方、ポイント絞って適度に内容を紹介しているため、入門者にとって理解しやすい。

(2)マホメッドの布教、国づくりの歩みとコーランの内容との関係について解説されている。コーランの記述が、純粋な理論一辺倒でなく、当時のマホメットの置かれた立場や社会状況を色濃く反映したものであることが無理なく理解できる。

(3)歴史的にも、現代においても対立が深いようにみえるキリスト教、ユダヤ教であるが、コーランにおいては、非常に近しい関係にあることがよくわかる。

(4)難解なコーランに関する本でありながら、阿刀田氏の熟達した表現やジョークを交えた語り口により、最後まで読み通すことができる。

 一般に、日本では、コーランやイスラム世界について理解が極めて浅い。多神教の日本人が、極めて純粋な一神教であるイスラム教を理解することには困難な面もある。

 そんな中で、本書は、とてもためになる貴重な本であると言える。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 イスラムの入門書に最適。, 2007/9/12
By 
哲学する河童 - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
本書はイスラム教の聖典である『コーラン』を一般読者にもわかりやすく解説することを目的としたもの。『コーラン』だけでなく、イスラム教の開祖であるマホメットや、イスラム教の教義についても上手に纏められている。
著者はイスラム教の専門家ではないし、本書自体も学術書ではなくエッセイであって非常に読みやすいのだが、あまりにも読み易いので読んでいる途中、「こんなに軽くて、間違ったこと書いてないのかなあ・・・?」と怪しんでしまった程だが、その点解説を担当しているイスラム教専門の学者によると、大丈夫!だそうだ。むしろ著者は本当によく勉強していて、本書はイスラムの専門家から見ても、非常によくできた入門書になっているらしい。

日本人のイスラム教のイメージには、「何をしでかすかわからない」とか「女性を差別している」とかいうものが多いだろうけれども、「ある程度イスラム教を勉強してからきちんと判断しようじゃないか」というのが著者のスタンスなんだろうと思う。
イスラムの教義に賛成するにせよ、反対にするにせよ、まずは知らなくちゃあ話にもならない。
本書はそのイスラム教を知るということの取っ掛かりに最適な本である。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 入門書以前。最初に読みましょう, 2004/2/15
「イスラム教について知りたいが、実は入門書を読むのも億劫。」あるいは、「とりあえず本を集めてみたが、どれから読んだらいいかわからない。」という方。この本を最初に読みましょう。これは「入門書」ではありません。ただの読み物です。従って、「この用語は…」などとメモを取ったりしないで、さらっと読み流すのが正しい読み方です。(メモってる間に、読み続けるのが面倒になるかも知れませんから。) そのくらいでも、1.とりあえず、イスラム教というものの成り立ちが何となく分かる。2.次に入門書を読んだとき、用語・人名に見覚えがあってすらすら頭に入る。3.イスラム教について全く知識のない日本人に蘊蓄を披露して「へぇ~」と言ってもらえる。といった程度の効果はあります。

何しろ文章の読みやすさは感激ものですし、内容は文句なしに面白いですが(つまり、『コーラン』を素材にここまで面白ければ十分、という意味です。)、この感じ方は人によって違うでしょう。こちらのカスタマーレビューなどをもとに「コーランってのは、相当つまんないらしい・・・。」というような予想のもとに読んだ場合には、それなりに楽しめるはずです。ただし、速い人なら2~3時間で読めてしまう内容であるため、「単行本で買うより、文庫になるまで待つ。」というのはアリかも知れません。

レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 日本の生活慣習と違う文化を認めていく、国際性を養うことができる書。, 2006/1/13
By 
とし坊 (福岡県大野城市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
生活と宗教が一体となったイスラム教。日本の多神教国家では、なかなかその実態がつかみ難い宗教です。

9.11テロにより、世界的に脚光を浴びましたが、テロとイスラム教は本来全く違うもの。宗教は、もともと共存共生で栄えてきました。

ユダヤ教からキリスト教、そしてイスラム教の系図がわかりやすく、また宗教と生活慣習の実態も物語っておられます。

「豚肉は、何故食べないか?」「売店には、女性が何故いないのか?」などを、紐解いてくれます。

私たちも、私たちとまったく違った生活や価値観を認め合って生きていくことが、これから必要。日本人の国際性を、この書を契機に高めていきたいですね。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 とてもわかりやすい。, 2007/9/4
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
とてもわかりやすいコーランの解説書。なんか毎日のようにテロがおきて悲惨なことになってしまっている
イスラム教の国々。好戦的な宗教なのでしょうか?という先入観がありますが、
本書をよめばわかるように、キリスト教、ユダヤ教の親戚みたいなもので、
異教徒死すべし、なんてかいてません。むしろ、無宗教な日本のほうがイスラムの国からすれば、戦争を
しているキリスト教国よりはるか遠くに存在する国だそうです。
知らないのはお互い様で、日本人(個人的に私は禅宗)からしてみれば、イスラム教って
接点ないですねえ。いいともわるいとも、なんとも意見のだしようがないですね。
・・・という、普通の日本人の視線から述べてあるので、イスラム教の方からすれば”冷たい”書き方
がところどころありますが、それが正直なところの感想であるという気がします。

あらためて、毎日海外ニュースにとりあげられるイスラム教を理解するにはいい本ですよ。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 合理的な学問と非合理な思想、不思議なイスラム教徒の謎, 2005/9/15
By 
Tochitli (埼玉県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
長年、商才に長け、芸術では精密なアラベスク模様の装飾を寺院に施し、高度な数学の知識を持ち、科学の発展著しかったイスラムの人達が、物事を合理的に考えないのか、という事である。
ビルの立ち並ぶサウジアラビアの近代的な町を、体をすっぽり包んだ女性の姿が歩く姿はやはり奇異に感じる。
それらの謎を解き明かすのが、イスラム教徒の心のよりどころコーランなのである。
阿刀田氏のエッセイは、新旧聖書、古事記、アラビアンナイトなど、とっつきにくい名著を分かりやすく楽しく解説してくれた。しかしこのコーランは、氏もかなり苦労した、のであろう。一番の理由がこれが物語形式ではないということと、「合理的」「体系的」に書かれていないという事であろう。それが、イスラムの人の考え方が合理的ではない最大の理由なのではないかと感じた。
私も今まで阿刀田氏のエッセイを読むと、なんだか分かった気になったが、コーランだけは、読んでも「?」であった。唯一印象に残ったのは、ラストの彼のサウジアラビア旅行記の箇所のみだった。
やはり阿刀田氏をもってしてもコーランは難解であった・・・
しかし読まないよりは、読んだほうが少しでもイスラム教徒やイスラム教、強いてはキリスト教、ユダヤ教への理解が深まるので、一読はお勧め。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


39 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 コーランはつまらない。阿刀田高だからまだ読める。, 2006/1/20
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
旧約聖書、新約聖書、仏教経典などと比べると、はてしなくつまらないコーラン。まあ「神の言葉」なんだからエンターテインメントを期待する方が間違っているのだろうが、あまりにもつまらないので(和訳なり英訳を)最後まで読み通したことのある人はまれではないだろうか。それだけに、イスラム教についての知識を持っている人は、かなりの知識人でも少数派。

そのコーランに、ホメロスから古事記まで、ありとあらゆる古典を、おもしろおかしく解説することにかけては第一人者の阿刀田高氏が挑戦。お蔭で「へー、コーランってこんなことが書いてあるんだ」ということがやっとわかった。

だけど、やっぱりつまらない。阿刀田高の文筆力をもってしても、さすがに神の力には敵わなかった、としか言いようがない。でも、つまらなくても読ますところは、阿刀田氏の力。コーランのことは知りたいけど、コーランそのものの翻訳はちょっと、という人にお勧め。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 及第点とはいかない, 2003/12/29
旧約聖書、新約聖書に続くコーラン版ドラマを期待していたとこと、期待はずれ。

この期待外れはおそらく著者もコーランを読まれて感じられたようで、本文中に幾度となく、ドラマ性の無さを嘆いておられます。旧約、新訳に負けず劣らずのドラマを期待してコーランを手に取られたところ、「親父の説教」ばかりが続き困惑されたのではないでしょうか。入門といったほどの内容ではなく、物語になりそうな逸話をいくつか紹介し、キリスト教とイスラム教の関係について著者の考察を紹介しているいったところでしょうか。
コーランを読んでドラマ性の無さに失望した時点で、作品にされるのを諦めた方が良かったのでは。少なくとも聖典等をわかりやすく物語に創り直した他の作品のような洒脱なところは感じられず、及第点とはいかない。

レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 無神論者が作る足がかり, 2007/12/2
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
この本のおもしろいところは、コーランに対する本音(あまり多くの人が表立っていえないようなもの)をずばり言っていることだろう。
あくまで、無神論者からの視点である。
たぶんこの本は、日本人はすんなり受け入れられても、諸外国、キリスト教やイスラムの人びとは、とうてい受け入れられない類だと思う。

これを読んだだけで、「イスラム教を知っている」と思うことにはならない。
なぜなら、多くのイスラム信仰者は、コーランを勉強することはあっても、通読、暗誦できるものはそう多くはないからだ。
(私たちだって、仏教の言葉は聞いてもほとんど分からないように)
彼らは、彼らなりの信仰に生きていて、それは必ずしもコーラン通りではない。
だからスンニ派やシーア派、原理主義、スーフィズムなど、いくつもの分派に分かれる。

この本では、コーランのことを概観できても、その先のイスラム全体は分からない。
入門書と言ってよいのかどうかは不明だが、岩波3巻分を読むのが辛い人には、これを足がかりにするのはアリではなかろうか。
ただ、これを読んで「知ったつもり」になるのは、いろいろと止めておいたほうがいいと思う。
信じる人はいつだって真剣なのであって、こうしたちゃかし方は、おそらく彼らの好むところではないだろうから。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 良書.一読の価値あり, 2007/9/3
レビュー対象商品: コーランを知っていますか (新潮文庫) (文庫)
 それを専門とはしていない普通の人の感覚で,その専門家からみても大きく勘違いをしていない書を書けるということを許された稀有な人材が阿刀田氏であるように思う.この意味で,とくに阿刀田氏がイスラム圏を旅した記,第10話「聖典の故里を訪ねて」は興味深かった.
 なんとなく,全体的にキレに欠ける印象をもったが,「聖典」をエッセイに転換していくことの難しさ故なのだろう.それだけ,オリジナルを踏まえているということの証左とも言えるかもしれない.
 それにしてもイスラム教がこんなにキリスト教(やユダヤ教)に近いとは思わなかった.厳密には違うだろうし,それぞれの信者からすれば「全然違う」と言うのだろうが,もっとずっと思想や文化的に遠い東洋の一島国にいる人間から見れば,似ているところも結構あるんじゃない,と思わずにいられない.これは私個人に限らず,普通に学校教育を受けてきた日本人の感覚ともそう違わないのではあるまいか.
 イスラム教について,ニュートラルに考えていく,その第一歩として,本書と出会えてよかったと思う.
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


‹ 戻る | 1 2 | 次へ ›
有用性の高い順 | 最新のレビューから

この商品

コーランを知っていますか (新潮文庫)
コーランを知っていますか (新潮文庫) 作成者 阿刀田 高 (文庫 - 2005/12)
¥ 580
在庫あり
カートに入れる ほしい物リストに加える