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5つ星のうち 5.0
穢れ無き、乙女の心……。, 2012/3/6
レビュー対象商品: 絶叫学級 8 (りぼんマスコットコミックス) (コミック)
29時間目「美女の条件」
白倉百合のスタイルはクラス1! だったはずだが、お正月明け、百合より細く美しい少女が現れた。それは冬休み前はクラス1太っていた太田陽子だった。注目も好きな黒澤俊くんも陽子に奪われそうになった百合は焦る。「キレイになるためならなんだってする」2人がやせられた禁断の方法とは……? 気持ち悪い。正直言って気持ち悪い。百合達の腹の中は一体どーなってるんだろう? というかちゃんと傷ふさがってないじゃないか。白倉百合……「倉」を抜いたら「白百合」?
30時間目「ラスト・ホワイトデー」
佐倉萌乃はみんなのアイドル。バレンタインデーのお返しにもらった、たくさんのお菓子の中に紛れていたシュークリームを食べてから、萌乃はストーカーらしきものの所業に悩まされるように。「おかげでキミとひとつになれた」犯人らしき男の声は、萌乃のお腹の中から聞こえてきた……? 正直言って気持ち悪いパート2。これを読んだ後、あえてシュークリームを食べたくなったのは自分だけだろうか。
31時間目「お兄ちゃんと一緒」
日比野マナは兄、郁実のことが大キライ。神社の地面に理想のお兄ちゃんを描いて「こんなお兄ちゃんをください」と願ったところ、本当に次の日お兄ちゃんが自分の理想通りになっていた! 満足するマナだったが、『お兄ちゃん』の手により家族が少しずつ改造され始め……。神様に願い事をするといい、兄弟姉妹の物語といい、27時間目「姉妹ごっこ」とペアにできそうだ。一番身近にいる人だからこそ、難しい点もあるだろうなあ。
32時間目「女王様の種」
水本久美子は、いつも男子から女として見られないことが悩みだった。対照的なクラスの美少女、白井美麗になぐさめてもらっても、モヤモヤは消えない。ある日鏡を見ると、頭から人には見えない芽が生えていた。その芽は、久美子が「かわいくなりたい」と思ったとき、花を大きく咲かせていく……。正直言って気持ち悪いパート3。魅惑の花の蜜は、彼女の――(ピー)だったんですね〜……。これ、りぼんに載せていいの? グロいよ。
特別編課外授業「人間ランク」
叶レンは、秋元優美、リオ、花音と共に、スクールカーストの最高ランクに位置している。小学校まで仲良しだった大川サクは、誰からも認められる最低ランクの人間。かばって自分も最下位に転落するのを恐れ、レンはサクを「亡霊が住みついている」という空き教室に閉じ込めた。次の日学校に行くと、いつの間にかレン、リオ、花音は最低ランクに成り下がり、優美がクラスの女王様になっていた。同じように空き教室に閉じ込められたレンが見たのは、首をつっているサクの姿だった……。またもや黄泉が、今度は主人公達をいじめる立場で本編に登場。
今回この単行本で自分が選ぶベストワンは、気持ち悪い3部作だろうか。秀逸なる作品「人間ランク」さえも上回る3部作。これだけの話数がありながら全くレベルの落ちない、むしろ上がっていくいしかわ先生の「絶叫学級」に、心からの拍手を。