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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 精神の孤独について
大変に読み易い。

本書を読んでみて、若い時分に「こんな風に悩んでいることに果たして意義はあるのだろうか」と問い続けたのを思い出しました。そうした疑問に対する筆者の回答は「意義がある」というものだ。ただし、徹底的に追求し続けて行かなくてはならないと言う。「そして、中途半端なところで悩むことをやめると、自我をうち立てることも、他者を受け入れることも、どちらもできなくなってしまうと思います。」(p41...
投稿日: 4か月前 投稿者: MacMan

対
170 人中、141人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 人生をあきらめた老人向けの本、または、悩むのやめました宣言
姜さんのことは、何度かテレビで拝見してその謙虚な語り口とまじめな雰囲気で好感を持っていたが、この本はいったいぜんたい何なんだろう。悩める人に勇気を与える本なのかと思って買ってみたが、これはひどい(笑)。...
投稿日: 2009/12/11 投稿者: MM-ac24


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170 人中、141人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 人生をあきらめた老人向けの本、または、悩むのやめました宣言, 2009/12/11
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
姜さんのことは、何度かテレビで拝見してその謙虚な語り口とまじめな雰囲気で好感を持っていたが、この本はいったいぜんたい何なんだろう。悩める人に勇気を与える本なのかと思って買ってみたが、これはひどい(笑)。

多くの人はおそらくこのタイトルから「悩みのススメ」というような内容を想像すると思うが、実際の内容はそれとは大きく異なっている。特に最終章では、姜さん自身が悩むのをすっぱりとやめてしまい、ミュージカルの俳優になってハーレーで冒険に出たいという壮大な夢を語りだす。これはつまり、若いときから悩みずぎてしまったので、もう悩むのやめました、という宣言らしいのであるが、これではタイトルとはかなり違和感があり、読者の期待から大きく外れているのではないだろうか。若い時はたくさん悩みなさい、そうすればいつかは悩まなくてもよくなって幸せになりますよ、という意味のようだが、これはちょっとまずい。なぜならこの本で姜さん自身が、偉大なる悩める先輩として例に出している漱石やウェーバーは、死ぬまで悩み続け、悩むことこそが生きることだということを自らの人生をかけて実践し、だからこそ後世の悩める人々に勇気を与え続けることが可能なのである。この本のような、もう悩むのやめました宣言では、本当に悩んでいる人には何の役にも立たないし、そもそも悩んでない人はこの本を手に取らないだろうから、つまりこの本は誰にとっても無益な本であるといわざるを得ない。

それと、愛とは何か、仕事とは何か、など、その答えが人の数だけ存在するような哲学的な問いに対して、次々とアフォリズム的な解答を繰り出しいくのはいかがなものか。その言葉もどこか表層的で、ありふれた実存主義的な模範解答になってしまっているのが残念だ。答えを一方的に提示するのではなく、もっと読者に問いかけるような方法で書くほうが姜さんらしいのではないだろうか。漱石やウェーバーは、決して答えは出さなかった。彼らは自分の等身大の悩みをそのまま質問として社会に提示したからこそ普遍性を獲得できたのだと思うが。新書なので致し方ないとも思うが、これではもう1人の有名東大教授である某脳科学者の傲慢なガサツさと何も変わらない。ただ、そこはやはり姜さんの謙虚な人間性なのだろう、なぜか許せてしまうのが不思議だ。

部分部分面白いところもあるので、いったいいくつ星をつけるべきなのか正直迷ったが、姜さんにはまだまだ悩みつづけてほしいという期待を込めて1点にしておく。同じ期待を持つ人は遠慮なくどんどん1点を付けよう。勝手な意見かもしれないが、姜さんは悩むために生まれてきたのであり、ミュージカルに出ても意味がないと思うのは自分だけではないだろう。
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70 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 時代を引き受ける, 2009/4/14
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
討論番組やニュースと同じように、
話が長く最終的に何が言いたいのか、よくわからない姜尚中さん。
(声質は色っぽくて好きなんだけどね・・・)

夏目漱石とマックス・ウェーバーを題材にしていても、
結局、本書を一言でいうと何なのか?

読後にモヤモヤ感が残留しているものの、
辛い時期は、時代の激流という波に乗り、
遊んでみることや、物事の本質を見抜いて、趣味的に悦にひたることが
自分を慰めてくれるんじゃないか、と思いました。
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86 人中、70人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 内容の希薄さにとほほ, 2010/2/9
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
誠実な語り口には好感が持てるものの、思いつきの論点が深く突き詰められないままさらさらと流れていくだけで、水っぽいことこの上なし。確かにこの人は理想的なまでにかっこいいクールな知識人という風貌なので、それゆえベストセラーになったんだなーと思わせる。もしこれがガッツ石松(ごめんなさい)のようなたたずまいの著者だったら、せいぜい何千部しか売れなかったのでは…
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71 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 アホちゃいまんねん、姜でんねん, 2012/5/30
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
朝までテレビの「俺が、俺が…」と発言したがる面々達もなぜかこの人が語り出すと発言を止めてしまう、或いはすぐに人の発言を遮ってしまう人もこの人の発言だけは大人しく聞いてしまう不思議な姜流パワーの持ち主が混迷する世に放つ脅威のトンデモ本! はっきり言って一時期の中谷昭宏の著作並みに中身がない!最終的には『悩む事をやめた』ミュージカルをやりたい!って…どういうケツのまくり方だよ?まぁ、最大限に良く解釈して悩み抜いた境地での答えだっていうのならともかく… 東大大学院教授って肩書きが無かったら単なるデンパな人だよ!評価するに値しないがレビューを書くには☆一つ付けないといけないので(苦笑) それにしてもこんな本が100万部売れたなんて…世も末だ
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51 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 姜さんは精神論者か, 2011/10/23
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
テレビでみた姜さんがかっこいいので試しに読んでみた。
共感できるとこともあるけど、つまるところ悩んで考えることはいいことだという精神論。しっかり悩めばうつにはならないって、うつなどの精神疾患の多くは脳内物質の欠乏などによる病気です。精神きたえても普通は直らない。悩むんじゃなくてちゃんとした知識の修得が必要じゃない?
本書を読んでよかったことは、姜さんは精神論者だということがわかったことと、漱石をもう一度読もうかなと思えたことかな。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 精神の孤独について, 2013/1/21
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
大変に読み易い。

本書を読んでみて、若い時分に「こんな風に悩んでいることに果たして意義はあるのだろうか」と問い続けたのを思い出しました。そうした疑問に対する筆者の回答は「意義がある」というものだ。ただし、徹底的に追求し続けて行かなくてはならないと言う。「そして、中途半端なところで悩むことをやめると、自我をうち立てることも、他者を受け入れることも、どちらもできなくなってしまうと思います。」(p41
)「まじめに悩み、まじめに他者と向かいあう。そこに何らかの突破口があるのではないでしょうか。とにかく自我の悩みの底を『まじめ』に掘って、掘って、掘り進んでいけば、その先にある、他者と出会える場所までたどり着けると思うのです。」(p42)「自分の知性だけを信じて、自分自身と徹底抗戦しながら生きていくしかありません。」(p107)「自分で確信できるものが得られるまで悩みつづける。あるいは、それしか方法がないということを信じる。それは『不可知論だ』と言うひともいるでしょう。でも、中途半端でやめてしまったら、それこそ何も信じられなくなるのではないかと思います。」(p109)「たぶん最初から横着ではいけないのでしょう。『まじめに考えぬいた果てに、横着になる」ことに意味があるのです。考えぬいて突きぬけろ、ということです。」(p175)

NHKの番組シリーズ「100分で名著」でフランクルの「夜と霧」が放映された時に、本書の著者である姜氏が最終回でゲストとして招かれていた。そこでの氏の言葉で特に印象に残ったのは、「自分のためにではなく、誰かのために生きる」という内容の話をしていることだった。そうした考え方は本書「悩む力」にも含まれているメッセージなのだと考える。

たしか本書「悩む力」でも紹介されている「自由からの逃走」でフロムは、次のようなことを述べている:

「しかしこれらの思想家がえがいたような、またいわゆる多くの神経症患者が感じているような、この個人の孤独と無力の感情を、一般の普通人はまったく意識していない。それはかれらにはあまりに恐ろしすぎるのである。それは毎日の型のような活動、個人的または社会的な関係においてみいだす確信と賞賛、事業における成功、あらゆる種類の気ばらし、『たのしみ』『つきあい』『遊覧』などによって、おおいかくされる。しかし、暗闇で口笛を吹いても光はあらわれない。孤独や恐怖や混迷は依然として残る。ひとはいつまでもそれにたえることはできない。かれは『... からの自由』の重荷にたえていくことはできない。」(p150)

「個別化した人間を世界に結びつけるのに、ただ一つ有効な解決方法がある。すなわちすべての人間との積極的な連携と、愛情や仕事という自発的な行為である。それらは第一次的絆とはちがって、人間を自由な独立した個人として、再び世界に結びつける。」(p45)

「われわれは先に、消極的な自由はそれだけでは個人を孤独にすること、個人と世界との関係は、疎遠な信頼できないものとなること、かれの自我は弱められ、断えずおびやかされることを述べた。自発的な活動は、人間が自我の統一を犠牲にすることなしに、孤独の恐怖を克服する一つの道である。というのは、ひとは自我の自発的な実現において、彼自身を新しく外海にーー人間、自然、自分自身にーー結びつけるから。愛はこのような自発性を構成するもっとも大切なものである。」(p287)

つまり人としての自由な存在の、その恐ろしい深淵を覗き込む震撼に対処するには、愛しかないのだ。人を愛する、自分のためではなく誰かのために生きるという考え方は、まさにフロムも導きだしている回答であると考える。文中において「『相互承認』しか方法はない」(p38)と書かれているわけですが、愛と同じ意味で捉えることができるのだと思います。
ちなみに姜氏は愛の定義をこのようにしています:「... 愛とは、そのときどきの相互の問いかけに応えていこうとする意欲のことです。」(p146)
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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 読むに値しない本, 2011/1/8
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
スノッブな雑談レベルの議論をそのまま書籍にしたもの。
著者のキャラとタイトル次第で書籍が売れる場合がある
ことを示す見本。
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42 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 終生、悩み続けましょうょ, 2009/5/26
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
「悩む力」というタイトルに惹かれて購入しました。
漱石や、ウェーバー、フランクルなど引用されて、
引用された先人とその著書の紹介としては、優れていると思います。
第八章まで、悩むことや、まじめであることの価値、
「自分の城」が破滅を招くこと、つながりの大切さなど、
考えるヒントがいろいろとあり、共感をもって読み進みました。

しかし、終章「老いて『最強』たれ」を読み、がっかりしてしまいました。
以下、がっかりの原因を考えてみます。

終章で、著者ご自身がこれから老年を迎えるにあたり、「横着者」でいこう、と、
それまでの章ですすめてこられた、「悩む」こと「まじめである」ことを
放棄するかのような宣言をされ、
「分別のない老人」を肯定したり、
「老人の『攪乱する力』はこれまでの社会を変えていくパワーになると思う」
といってみたりするのですが、
悩むこと、まじめであることの脱価値化は
団塊の世代の方々にはじまることだと思うのです。
その団塊の方々が、姜先生にならい「悩みは突き抜けた」と、
分別のなき「自己チュー」な価値観をもって、
定年後「野に放たれる」ところを想像すると・・・若年世代にとっては悪夢です。

俳優をやってみることや、ミュージカル映画製作や、ハーレーに乗ること。
それは「悩みの果てに突き抜けた」というより、
個人的な悩みが解消したことをもって悩むことをやめ、
悩むことから逃げて「自己チュー」に戻ってしまったように、思えます。
これでは「悩む力」というタイトルには、つり合わないように思います。
ほんとうに「悩みぬいた」人の言うこととは思えないのです。

「自分の人生について」の悩みが過ぎた後、何をどう悩むかが、
「悩む力」の真価なのではないかと、この本を読んで思いました。
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33 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 悩むことは悪いことではない, 2010/8/13
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
悩むことは悪いことではないと前向きになれる本。

まじめに悩むことが突破口になるという
逆の視点で考えることの重要性を訴える。

著者の意見も悪くはないが
本の構成自体が雑に感じ
参考になりうる点も少なく思う。

一部の意見は共感できないうえに、意見にも根拠が薄く筋が通っていないため
参考意見としてとどめることもできない。
また、共感できる部分も一般論や陳腐な内容が多い。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 良かったです。, 2013/4/7
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 悩む力 (集英社新書 444C) (新書)
いきいき誌上で紹介されて、購入しましたが、時代を超えて先人の語り口に感じるものがあり、考えさせられました。続、悩む力があるそうですので、ぜひ呼んでみようと思います。それから、漱石・ウェーバーも。
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悩む力 (集英社新書 444C)
悩む力 (集英社新書 444C) 作成者 姜 尚中 (新書 - 2008/5/16)
¥ 714
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