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6レビュー
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
4年2組発新興宗教,
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レビュー対象商品: よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (コミック)
主人公はニート上がりの新米女教師・湯島。ドジで頼りなくいかにクラスを上手く運営していくかに重点を置いた言動をするが空回りしがちな彼女は、教え子・伊勢崎大介との出会いによって彼のとある野望に加担することに。 「センセイ オレはね 自前の神が欲しいんですよ」 彼が教祖として狙いをつけたのは無口で独特な存在感もつ森。 伊勢崎の綿密な計画と心理操作の元、クラスで孤立していた森は教祖としての第一歩を踏み出すが…… 新興宗教が出来るまでの過程をとある小学校の一クラスをスタディケースに置き換え追っていく実験的試みが憎い。 なんといっても腹黒ショタ伊勢崎の存在感に注目。 森に教祖としてのカリスマ性を付与する為虎視眈々と策略を練り、担任までも脅して演出を行い、人を思惑通り動かす為なら狂言すらも辞さない確信犯。 すごい怖い腹黒いと三拍子そろってます。おまけに美少年。 彼が自前の神を欲する理由は一巻ではまだ明らかになりませんが、その頭の回転力と行動力をもってしてゆっくりと着実に目的へと近付いていく姿には戦慄を禁じ得ない。 教祖の凄さを引き立てる脇役に徹しながら実は彼こそ全ての計画の中心、欠く事できないブレインであるという設定が味噌。 今後彼等がどうやって信者を増やしていくかに期待が高まる。 クラス内の微妙な力の均衡や人間関係も面白い。 リーダー的生徒、それにおもねる生徒、孤立気味の生徒……その中でも特に新興宗教に否定的な生徒たちをどうやって「落としていく」のか、手強い敵を攻略していくゲームのような楽しみがある。 伊勢崎の行動に振り回されがちな湯島にしても、保身からではなく純粋な良心から疎外される生徒を心配したりと根は善人に描かれているので、てんてこ舞いぶりを微笑ましく見守っていられる。
21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
自前の「神」が欲しいんだ,
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レビュー対象商品: よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (コミック)
(ある生徒)を教祖にしてクラスに宗教を興すそう受け持つことになった4年2組の1人のクラスメイトに宣言された、 産休中の前担任の代わりに小学校に赴任したのが本作の主人公湯島朝子。 その1人のクラスメイトの思惑に、彼女を始めとする、4年2組の 生徒達が巻き込まれ、絡め取られていくのが本作を造りになっています。 1人の生徒の策略によって他のクラスメイトがどんどんと無意識のうちに「宗教」の発展に寄与・関与し、 ついにはそれを欲していく姿は寒々としたカタルシスを感じさせました。また、作中に散りばめられたい かにして「宗教」が作られていくかのキーワードもなかなか興味深かったです。 今後このクラスでどのような「宗教」が生まれていくのか、なぜ「神」を作ろうと企てたのかが気になる作品です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
絵がすごくカワイイ,
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レビュー対象商品: よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (コミック)
体の書き方や小学生、背景などリアルに描いているのですが、青年誌向けにしては、絵がとてもかわいいので、女性でも食いつきやすかったです。あと、この手の子供を扱った物語ではありますが、天才少年伊勢崎を除くと、子供らしい素朴さのあるキャラたちで良かったです。 基本的には悪人がいそうでいないんですね? そこらへんのドロドロさのないところが気に入りました。 教祖に仕立て上げられるユリカも幼い普通の女の子だし、バカ島と呼ばれてる幼なじみの男の子もユリカに絶大な信頼を得ているしで・・ 伊勢崎くんが何を思って宗教を立ち上げようとしているのかが気になります。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
宗教がつくられる!,
By 逆さメガネ (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (コミック)
久しぶりに惹きこまれる作品に出会った。ドキドキする。確かに知的な興奮を覚えるが、ここにあるのはそれだけではない。教祖とされるであろう少女と、その幼なじみの男の子。少女を自らの思惑で動かそうとする少年とその子に巻き込まれていく小学校の新米女性教師。その他登場人物のすべてから眼が離せない。哀しみも喜びも、単純にその感情そのものに染め上げられるものは無い。小学校の一クラスが、まさに世間の縮図となっている。 絵を見ると、ほのぼのとした内容を想像する。その絵と内容の落差が、作品の不気味さを強めている。オウムに代表される宗教カルトの不気味さではない。描かれているのは、宗教として析出される生活そのものが持つ不気味さである。新米教師の学級経営の日常と、宗教を興す謀議の同時進行が、両者の二重性を映し出す。 とはいえ、物語はまだ始まったばかりである。この先、深い共感を持って読み進めるような内容になるのか、強い反発を感じながら、作品から眼をそらすことができないようなものになるのか、判断することはできない。いずれになるにせよ、竜頭蛇尾にならないことを切に希望する。
6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
求めるだけの消費者と、意思無きアイドルと、やり手の演出家と、弱気な若手社員,
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Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (コミック)
拙い文章失礼します。青山景の「チャイナ・ガール」が良くて買った一冊。 とある小学校を舞台に、カルト宗教が出来上がっていく過程を描く新しい切り口の学園ドラマ。 しかしながら、読んでいくとその中身はカルト宗教誕生物語というよりは「アイドルビジネス物語」なのではないかと自分は感じた。 だって、伊勢佐木くんが森ユリカを教祖に仕立て上げていく姿は、アイドルのCDを売るために売れる仕掛けを組んでいくプロデューサーにしか見えない。 その中で朝子先生の漫画内での存在は、 「時折見せる大人の女性の生々しさによって子供たちの異様さを引き立たせる」という役割であるのだろうけど、 自分にとっては「流されてないと自覚しながらその実メディア戦略に流されてしまいがちな一般消費者」、もしくは「プロデューサーにこき使われつつ自分で何をやっているのかいまいちつかめてない新人社員」という偏見混じりの姿にも見えてしまう。 ただ、カルト宗教だって自分らの信者を獲得するためにあの手この手で信者獲得に励んでいたりするわけだし、カルト宗教誕生物語といえばそうかもしれない…。 とにもかくにも、いまだ伊勢佐木くんが何故クラスに宗教団体をつくろうとしているのかはっきりとした理由が見えない段階なので、朝子先生のセクシーショットに期待しつつ、続きに期待ッ!! あと、森ユリカって、相対性理論のやくしまるえつこに似てない?
62 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
少々図式的すぎるような,
By 湯の花 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (コミック)
本書の社会学や社会心理学的な視点というのは面白いと思いますが、表現としては図式的すぎるような。物語はもっとゆっくり展開していってもよいのではないでしょうか。個人や社会を確かに様々な論理で分析したり、モデルを作ることもできるし、それによって様々な現象への理解も進むでしょう。しかし、そういうツールで測られる現象そのものは、ある単一のロジックに還元されてしまうような、真の名前を呼べば消えてしまう悪魔のようなものではないのです。ロジックが現象を断罪しようとするとき、ロジックはロジックであることを抜けだして価値に転換しようとします。その瞬間、ロジックは純粋なロジックであることを盾に象牙の塔や官僚制度の中に安住することは許されないのです。その瞬間から現象そのものである我々個人や社会からロジックもまた断罪されるのです。現象とロジックとの関係はそういう相対性を常にはらんでいるものです。例えばオウムのことを語るのであれば、森達也監督の『A』とその続編は外せないと思います。森達也監督のドキュメンタリーは論理や価値という境界の向こう側を見せようと努力している作品だと思います。せっかく分析的なアプローチをするのであれば、それがカルト宗教的な状況だけにしか向いてないことにいささか残念さを感じます。カルト宗教について分析できることは、我々の企業や学校社会にそのままあてはまることが多いからです。もちろん1巻目だけで断言してはいけないと思いますので、今後の展開を期待して★二つとさせていただきます。 |
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よいこの黙示録(1) (イブニングKC) 作成者 青山 景 (コミック - 2011/3/23)
¥ 570
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