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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 新潮社副社長の久恒氏と「闇」の接点が興味深い
 許永中関連本では本書が最高峰の水準であろうと思います。収監中の許氏本人との往復書簡を含め、関係者に総当たりしてまとめた執念に頭が下がります。おそらくは、20年近い長期に渡る取材の蓄積が生きているのではないでしょうか。読み始めたら一気に読了しました。

 著者は元週刊新潮のデスクですが、興味深いのは、政治家亀井静香氏と許氏がらみの経済人との料亭での会合に新潮社の久恒という副社長が同席していることまで言及している点です。新潮社の人はよそのことは雄弁でも自分の会社の問題点に触れることを避ける体質がありますが、敢えて言及しているのは偉いと思いました。その会合で久恒氏は大臣を務めた亀井氏にため口をきく、ふんぞり返り方だったそうです。...
投稿日: 2010/10/28 投稿者: マグマ

対
45 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 ささいなことですが
雅叙園の創業者の細川力蔵氏は、細川候爵家とは関係ありません。たたきあげの方のようなので、箔つけに細川家の傍流を自称していたかも知れませんが。
細かいことですが、際どい内容のノンフィクションほど、事実誤認や理解不足の表現があると興ざめしますね。
投稿日: 2009/1/17 投稿者: 慶次


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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 新潮社副社長の久恒氏と「闇」の接点が興味深い, 2010/10/28
 許永中関連本では本書が最高峰の水準であろうと思います。収監中の許氏本人との往復書簡を含め、関係者に総当たりしてまとめた執念に頭が下がります。おそらくは、20年近い長期に渡る取材の蓄積が生きているのではないでしょうか。読み始めたら一気に読了しました。

 著者は元週刊新潮のデスクですが、興味深いのは、政治家亀井静香氏と許氏がらみの経済人との料亭での会合に新潮社の久恒という副社長が同席していることまで言及している点です。新潮社の人はよそのことは雄弁でも自分の会社の問題点に触れることを避ける体質がありますが、敢えて言及しているのは偉いと思いました。その会合で久恒氏は大臣を務めた亀井氏にため口をきく、ふんぞり返り方だったそうです。

 いったいなぜ新潮社幹部の久恒氏がそんなきわどい席にいたのか、著者の森氏の筆致はあいまい、というか、あまり追及しないため、真相は分かりませんが、どうせならば身内の恥も含めて暴露してほしかったです。
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45 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 ささいなことですが, 2009/1/17
雅叙園の創業者の細川力蔵氏は、細川候爵家とは関係ありません。たたきあげの方のようなので、箔つけに細川家の傍流を自称していたかも知れませんが。
細かいことですが、際どい内容のノンフィクションほど、事実誤認や理解不足の表現があると興ざめしますね。
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 既知, 2009/3/15
丹念な取材の積み重ねにより、許の生い立ちや事件の経緯が詳細に書かれている。

しかし、許の半生の記録は既に数回本になっているし、数々の事件は当時から現在に至るまで、これでもかって位週刊誌に書かれており、今回登場する政治家、弁護士、銀行員、フィクサー、仕手筋等で初登場の人物はいない。また、新事実が記載されていないとは言わないが、それでも、びっくりするような新事実が書かれているわけではない。

冒頭からエクスキューズが書かれているが、著者としては許から往復書簡の公表を断られたのがつらいところだろう。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 度胸のある男, 2011/7/23
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
許永中、度胸のある男だと思う。
横並び意識が強い日本人社会において、その度胸と強い個性で猛進して這い上がりつつ
バブルという、正に資金力がモノを言う時代において、複数の会社を財布にして資金を廻し
それに闇社会のみならず、表社会の政治家が群った。
良く言えばフィクサー、悪く言えば金づるだったのだろうが、許にとってもは不幸なことに
バブル崩壊により、見せ金が作れなくなったことにより、結果的に後者となりゲームオーバーとなった。
筆者は許にとても同情的である。個人的には他書も含めて、更に検証する必要があると思われる興味深い人物
だと思えた。ただ一つ感じていることがある。仮に彼が悪者だとしても、更なる大きな悪・闇がある。
正に本書題名の通りである。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 内容はいいが、文章がまとまっていない, 2012/9/25
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 許永中 日本の闇を背負い続けた男 (講談社プラスアルファ文庫) (文庫)
許永中に関して前提知識のない私に取って、おもしろい内容でした。

しかし、とにかく文章のまとまりがない。
同じ人物が話題のぼる度にその人物の立場や許永中との繋がりを毎回説明する。
それはさっきも読んだぞ?と思うことがしばしば。

ちゃんと読み直して推敲していれば、文量が1-2割減って読みやすくなっていたんではないかと思います。
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21 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 関わる大物達が実名で多数登場。そして、彼らとの赤裸々なやり取りの描写。読み出したらやめられません。, 2009/1/30
By 
21世紀のケインジアン (兵庫県) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
「闇の帝王」「裏経済の帝王」「最後のフィクサー」「裏経済最後の代理人」

さまざまなレッテルを貼られて日本中を大騒ぎさせた許永中を生き様と、その恐るべき処世術、そして、なによりも裏社会と深く関わった半生を驚くべき取材力で書き上げている。

 戦後最大級の経済事件として騒がれ住友銀行と共に裏社会の壮絶さを暴かれた「老舗商社イトマン事件」を引き起こし逮捕。
 その後、いったん釈放された間に、海外逃亡、そしてお台場ホテルで再逮捕。
 次の事件「石橋産業事件」では、またもや政財界の大物を裏で動かして裏経済を仕切ろうとした。

 在日韓国人二世として生まれてきた許は、学生時代から愚連隊のような徒党を組み、やがて暴力団と交わり、認められ、そして日本の裏社会の大物と知り合ってくる。
 恐るべしは、ここに出てくる大物政治家との深い深いつながりである。
 渡辺美智雄、金丸信、竹下登、亀井静香。そういえば、芸能人DAIGOのお父さんまで出てくる。竹下登の娘婿。彼も力不足ではあったが裏社会をつなぐ働きだけは十分に暗躍していた。

 この政治家達が、日本の名だたる広域暴力団組長たちとつながり、利権に群がり、そして、官僚は動かされ、あぶく銭をかすめ取っていく。その描写もかなり赤裸々だ。亀井静香に至るまで金の出入りはかなり明快だ。しかし、日本の警察は手が出せない。金丸信は引退で決着した。

 実の姉に言わせると、こんなに心根の優しい男はいないそうだ。面倒見が良くて、心から優しくて、頭が切れる。

 国家権力の中枢にいる政治家をカネで動かし、わが身を肥やす。しかし、果たしてうまく使われたのは許自身かもしれない。 

読み出したらやめられません、実に面白かった。
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5つ星のうち 3.0 残念。。。。, 2012/7/30
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 許永中 日本の闇を背負い続けた男 (講談社プラスアルファ文庫) (文庫)
許永中に関する細かなストーリーや人物像については楽しめました。
ただし、私にとっては文体が好みに合いませんでした。
何度も同じことをクドクド書いたり、しばしば話が脱線したりして飽きます。

この著者の本は二冊目です。
全く知らない人について書かれてた前作も同じ文体でしたが
知らないことばかりだったので何とか読めました。

しかし許永中については、わりに知ってることが多かったので
文が合わず2/3程で読むのをやめました。
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5つ星のうち 5.0 なんて凄い話の連続でしょうか。, 2012/1/30
驚きました、こんな男が日本にいたなんて。凄いと言うか呆れました。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 見切り発車, 2009/5/5
許永中氏との関係が途絶えてしまったのは、著者にとっては相当ツライところであろう。
そもそも事件そのものが不明朗な部分が多く、主役のコメントも取れないとあっては、結局輪郭をなぞる程度のものにならざるを得ないのは致し方ないかもしれない。ただ、そうならば敢えて本書を世に問う意義はあったのだろうか?結局「見切り発車」の感が否めず、この手のノンフィクションで読後に味わう、あの何とも言えない「鈍い衝撃」が味わえなかった。
また、文章が「こなれていない」という印象があり、車でいう「ノッキング」みたいに感じる箇所が結構あった。題材が題材なだけに、総じて「残念」という感じである。
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5つ星のうち 5.0 骨太のジャーナリスト魂に感嘆, 2009/2/23
 最近、足下が浮いた安直な本がノンフィクションの分類に入れられる中で、不満を持っていた。本書は丹念かつ忍耐強い取材を重ねて完成させた骨太のノンフィクション作品だ。こういうライターが少なくなっている中で、次世代への期待を担うものと思う。ところで、「猛牛(ファンソ)と呼ばれた男」(新潮社)という新刊を手にしたが、その主人公である町井久之という人物と許永中には共通した心情を感じる。在日韓国人ゆえの悲哀なのか。本書は「猛牛と呼ばれた男」と合わせて読むと、いっそう面白味が増すと思う。とにかく出色のノンフィクションだ。
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許永中 日本の闇を背負い続けた男 (講談社プラスアルファ文庫)
¥ 890
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