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4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 気持ちは分かるが残念な本, 2008/5/25
レビュー対象商品: 官僚の官僚による官僚のための日本!? (講談社+α文庫) (文庫)
彼が見てきた,歪んだ厚生省の役人たちが描かれている.
厚生省に限らず,日本では本質より,仕来りや既得権益を守る納得できない状況にはしばしば合う.それに矛盾を感じ,戦いほされ続けた作者の話が書いてある.

感覚的に,私は作者とは同じ立場にいる.同じアメリカで教育を受けた人間として,日本の堅苦しさに私もいつも戦っている.でも,やはり,組織にいるなかで組織の矛盾点をメディアで批判するといった行為は,正しいことを言っているかも知れないが,下品で短絡的な行動.カーネギーの,盗人にも五分の魂,という言葉を思い出す.組織を変えるには,もっと地味だが緻密な考えに基づいた,長い長い努力が必要とされる.我慢できないことが多くあったことは分かるが,作者は,「組織の欠点を指摘してあげているのだから,懲戒免職でなくて表彰されるべき」といった感覚は,ほされ続けた結果,恨みで常軌を逸したように見える.

海外メディアでうけたのは,日本組織の欠点を分かりやすく言ったということもあるが,短絡的な論理で分かりやすく,ユーモア交えて言ったからではないか.精神分析を用いた表現も,内容を深めているとは思えない.
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官僚の官僚による官僚のための日本!? (講談社+α文庫)
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