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95レビュー
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70 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
全ての日本人に読んで欲しい一冊 (海賊と呼ばれた男),
By
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
今日本の平均的定年は60歳。豊かな現代でも『年金破綻、年金満額支給開始の65歳まで特に不安』 と自分の後半生をどうやって生きるか心配です。 そういう初老期に会社資産を全て失い1000人の生活を背負う事になった経営者がいます。『海賊とよばれた男』(百田尚樹:著 講談社)は『この死ぬより苦しい試練』を当然のごとく担い、生き抜いた出光佐三氏後半生を描いた驚愕の史実小説です。大混迷の現代は、強いリーダーの発揮が求められるおり、あらゆる階層の人に読んで欲しい本です。 普通なら第2の人生の隠居生活に入る60歳から大苦難を背負った出光佐三氏の年齢エポックを列記します。 '1.(60歳)出光佐三氏が経営の根幹とした 『人間尊重、家族主義』 の真髄は、終戦時「家族をクビにはできない」と800人の引揚者を一人も馘首せず、生活費と手紙を送り『仕事は必ず探す』と約束し実践した事ではないでしょうか。 '2.(68歳)そして意気消沈していた日本人が再び自信と誇りを取戻した『イラン石油輸入の日章丸事件』。会社にたった1隻しかなかった外航船を経済封鎖中のイランに差向け、『例え拿捕・撃沈されても日本人の心意気を全世界に示す』と決断・実行したのが68歳です。 '3.(78歳)当時国内最大の徳山製油所を作り、6年後千葉製油所建設。しかし石油業法で生産枠を50%に制限され、大豪雪時に消費者が困窮しているのを見かねて石油連盟を脱退。国や業界を相手に一歩も引かず『消費者本位』を貫きました。 '4.(96歳)逝去された時、昭和天皇は出光佐三氏を偲び和歌を作られました。 『人の為、ひとよ貫き尽したる、君また去りぬ、さびしと思う』 『共に戦前戦後の未曾有の国難を全身全霊で生抜き指導し、日本人の誇りを取戻し繁栄を築いてくれた戦友の死がさびしい』 という昭和天皇の深い悲しみが溢れています。(歴代の天皇が一般人の死を悼んで和歌を詠まれる事は 例がないそうです。)
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
看板に偽りなし,
By ポリ銀 (桃源郷) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
仕事が決まって、残り少ない充電期間にどうしても読みたかったこの本を読みました。仕事の意味とは何なのか。 日本の真っ当な近代史とはなんなのか。 一人の人間が信念を実行することがどれほど尊いことなのか。 一生を生き切るとはどういうことなのか。 信頼関係とは何か。 全てを教えられた気がしました。分厚い本が2冊ですし、内容も濃いのですが2日あまりで一気呵成に読んでしまいました。 実在のしかも身近なガソリンスタンド屋の経営者(出光興産創業者「出光佐三」がモデル)が、これほどまでに日本の国のために身を捧げ、体制悪と戦った姿はうち震えるような感動を与えてくれました。日本人全員に読んでほしい本です。 各方面で本年度ナンバーワンとの評価を聞きますが、看板に偽りなしです。 本当に読んで良かった。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
参考にして頂けると幸いです,
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
ガソリンでお馴染みの出光興産の創業者【出光佐三】をモデルにした国岡鐵造が石油の可能性を信じ、その魅力にとりつかれ 家族同然の店員と我々の日本を深く愛した気骨のある男の生き様が描かれています。 下巻の最大の見所は、 イラン石油の権利を主張していたイギリスが世界に睨みをきかせる中 政府主導ではなく、いち石油販売会社の国岡商店【出光興産】が 秘密裏に日章丸でイランに石油を買い付けに行く【日章丸事件】です。 本の見返しの部分に日章丸の航行した往復路の地図が印刷されているので 世界の地理に疎い方でもよく分かります。 その後の大まかな流れは、 ・この事件の裁判をアングロ・イラニアン(イギリスの石油会社)に起され、戦いを挑む。 ・石油精製施設の設計で有名な米国の会社と共に世界で最も美しい製油所を前代未聞の早さで完成を目指す。 ・当時世界的にも例がない2.8kmの鋼鉄石油供給用パイプを海底に敷設する難工事を敢行。 ・国岡商店【出光興産】という花の種を蒔いた日田重太郎との別れ。 ・38豪雪による国民の困窮に我慢できず、石油連盟と国を相手に最後の喧嘩売る。 (この時既に80歳手前である。) 政治家や官僚を使って自己の利益を求める企業家は数多くいるだろうが 利益よりまず日本のため、人々のため、自分の信念のために 時としてそれらと戦った彼が日本に生まれたことに幸運を感じました。 人間尊重を謳っていた彼は、終始働いている人のことを人材ではなく 人財と心の底から思い、それらを貫き通したのではないでしょうか。 以上、皆様の参考になれば幸いです。本当に読んで良かったです。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
出光佐三魂,
By IWAKOBA (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
「永遠のゼロ」を3年前に読んで以来の著者の作品でしたが、大変感動しました。「士魂商才」を地で行った誇るべき日本人だと 思いました。 出光佐三の生き様は、私がビジネスの世界に入る前の時代から 独立自尊との評価が高かった人ですが、このような苦労をされ、 日本人として、堂々と世界ビジネスと渡り合った人とは知らなかったです。 また、私が、タンカーの関連の仕事をしていた時代に知っていた 日章丸が3代目に当たるとはこの著作を読むまで知らなかった、 その不明を恥じました。 初代の日章丸が、ホルムズ海峡を通過し、イランに原油を受け 取りに行く場面には胸が高まる感動を覚えました。日本とイランの 友好関係の根源がこの辺りにあったことも知りました。 この著作を読んだ直後に、出光佐三語録(PHP文庫、木本政次著)、 出光佐三反骨の言霊(PHPビジネス新書、水木楊著)を買い求め 更に深く、出光佐三魂を読んでいる最中です。 購入時は候補には上がっていましたが、数日前に本屋大賞を 受賞されたとのこと、ご同慶の至りです。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
真の日本人ここにあり,
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外資と必死に戦い日本の国益を死守した出光佐三氏に改めて敬意を送りたい。出光佐三氏こそ真の日本人、現在の政治家に是非読んでもらい、選挙のこと以外考えない日本の愚かな政治家に対する警鐘になることを期待する。
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
★人間尊重★,
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
2冊すぐに読み終わってしまいました。永遠の0、錨を上げよ、そして今作。男を描いた百田さんの作品は本当におもしろい!! 勉強にもなりました。イランとのやりとりや今も昔も政治家や官僚のやっていることは変わらないんだとか教科書に載っているわけでもない一般に知られていないさまざまな歴史があったんだと。 巻末を見て出光の創始者だったんだと初めて知りました。明日からまたがんばろうって気になれるような作品でした。 日田重太郎さんのキャラクターがよかったです。
26 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日章丸事件が世界に広めた日本人の勇気と誇り,
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
「永遠の0」「ボックス!」などで有名な百田尚樹さんの小説です。今回題材となったのは石油で有名な出光興産を創った出光左三さんで、 「国岡鐵造」という架空の人物を通じて彼の人生を描いています。 本巻下巻は362ページ、所要5時間ほどです。内容は、 第三章「白秋」:昭和22年〜昭和28年まで、7大石油メジャーと日章丸事件 第四章「玄冬」:昭和28年〜昭和49年まで、日章丸事件以後の出光興産と出光左三 そして終章というものです。 本巻でも特筆すべきは、国岡(出光)の人間性です。 セブン・シスターズという世界の石油を牛耳る7大メジャーを 相手に真っ向から戦いを挑み、日本の国益を考えてイランへ日章丸を派遣し、 莫大な石油を輸入したこと。徳山に石油精製工場を建設しようと思い立ち、 到底不可能と思われるスケジュールで完成させたこと。 これらの出来事は、敗戦直後何もないところから身を起こした 日本人の勇気と誇りを体現するものとして心に響きます。 実在の人物をモデルにしている点で「永遠の0」とは異なりますが、 圧倒的存在感のある1人の男の伝記として、それに迫る快作だと思います。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「日本のためにも、ぜひ頑張ってください。」…良い言葉だね!,
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
戦後は石油を扱えず、ラジオ修理から漁業まで何でもやって食いつないでいた国岡商店に、やっと念願の石油を扱える日が やってきた。 世界石油市場を牛耳る「セブンシスターズ」(メジャー石油 会社7社の総称)を相手に獅子奮迅の活躍を見せる国岡商店。 ただひとり、メジャーに飲み込まれずに民族系石油会社として 気を吐く。 イランの石油国有化の動乱の際、わずか1万8千トンのタンカーで 孤立したイランから石油を輸入し、世界を驚かせた。 世界初の13万トンタンカー「日章丸」を建造し、四国に石油コンビ ナートを建設した。 次々と世間の耳目を集める働きをするが、それは商人として 「儲け」を意識したものではなかった。 戦中から統制経済と戦い、自由競争を求めた国岡鐡造にとって 国民の生活向上に資するかどうかが、最も大切な判断基準だった。 最後まで初志を貫き、一代で大石油会社を作り上げた鐡造の人世観と 経営観を見事に描き切った一冊。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
多くの人に読まれるべき物語である。,
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レビュー対象商品: 海賊とよばれた男 下 (単行本)
上巻に引き続き、下巻もめくるめくようにストーリーが展開される。上下巻という長編にもかかわらず、飽きることはない。 この物語からは、日本人としての誇りを持つとはどういうことなのか。 私たちは先人たちから何を引き継ぎ、何を学び、何をなしていかなければならないのか、 ということを考えさせられる。 個人的なことではあるが、私の祖母はよく戦時中の話を持ち出し、 「このくらいのことは戦時中に比べたらたいしたことはない」 というのが口癖である。 これは、この物語中にも思うところが多々ある。 また戦後、急速に発展した日本社会を生き抜き、築いてきた者たちが 昔を回想するシーンを読んでも、これに近いところがあるな、ということもたびたび感じる。 彼らの生き様には頭が上がらないし、今の日本でそれなりに平穏な日々を送れていることをとてもありがたいと思う。 私も同じ日本人であるなら、こんな生き方がしたいとも思う。 ただ、現代は過去のようにはいかない。 何をすることが世の中のため、後世のためになるのか、 とても見えにくくなっていると思う。 これからは、まだ人類が経験したことのない、前例のない社会になっていくだろうし、 いろいろな弊害、ずれのようなものが生じる中で、 もしかしたらもっと過酷な社会を生き抜いていかなければならないのかもしれない。 だからこそ、このような物語を知り、自分を震わせることも 今の私たちには重要なことなのではないか。 以上のような感想を抱く、作品であった。 |
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海賊とよばれた男 下 作成者 百田 尚樹 (単行本 - 2012/7/12)
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