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9レビュー
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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37 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
自分で考える力,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
原発事故により「緊急時避難区域」に指定された福島県の川内町に今も住む著者。事故前、事故後の福島の様子が、福島に住む本人の目線から客観的にかかれています。事故後、反原発の立場でいる私ですが、注意しているつもりでも、自分が未だにマスコミや、自分で調べた訳でもない事実らしきものを鵜呑みにしているんだ、ということに気づかされます。まさに、「事件は現場で起こってるんだ」です。ニュースやツイッターのタイムラインには書かれていない福島のことが書かれています。自分自身で調べ、学び、考えてゆくことが、自分を守るすべである、そう思いました。
32 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「目から鱗」の現実,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
とても読み応えのある本だった。3.11以降、知りたいと切望していた全てが、この本には詰まっていた。 外側から見ている私たちには知り得ない「現実」が、読み進むうちにどんどん明らかになっていく。 「ああ、そうだったのか」「そういうことだったのね」と、愕然としているうちに、フクシマの抱える「本当の問題」が浮き彫りになっていく。 さらに読み進めてゆくと、著者の目を通して、被災地の方々の「生きた人間」としての、悲しみ、怒り、願い、そして人生が、やりきれないほどのリアリティを持って伝わって来る。 「血の通った情報」とはこういうものだと思う。 第三章と第四章、特に飯館村の全村避難について書かれた部分では、涙が止まらなくて困った。 こうして、被災地の思いに共鳴していくうちに、問題は決してフクシマだけのものではないと気づかされる。 そして、読み終える頃には、エネルギー政策や産業構造なども含めた、この国の望ましい未来への展望にまで、視界が開かれていることに気づく。
23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人夫出しは公にできないビジネスだから、タブーだらけの秘密結社のようになる。,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
著者のブログ「阿武隈日記」を知ったのは、「いんげん 産地JAあぶくま石川」が生協宅配で届いたのが きっかけでした。 臨場感あふれる事故当時のレポートから、涙が出ました。 だからといって、ただの体験談ではなく、理不尽な補償問題や20km同心円での線引き、 稲の作付け問題、ペット保護団体とのすれ違い、風力発電…など社会的な問題にも 言及しています。 被災者でありながら、冷めた視線で、”はだかの王様フクシマ”の実態を 明らかにしています。今なお進行している多くの問題を多くの人に共有して欲しいです。 村会議員に託された、当時小6女児の抗議文より(原文のまま)引用。 原発は私のすべてをうばった。私の大切な大切な故郷も仲間 も学校もいままでやってきたこともすべて…。 原発さえなければ、こんなに悩むことも苦しむこともなかった。 原発さえなければ。なんで原発なんでつくたんだよ。 川内のみんなとこれからつくりあげていくはずだった歴史もすべて。 あなたは私の何を保しょうしてくれますか? こんな思いをいだいているのは私だけではないでしょう。 あの美しい川内村をあのあたたかい川内村を かえしてください。(以下略) ブログでは、保護されているカエルの観察が貴重です。 (モリアオガエル、トウキョウダルマガエル、ツチガエル等) 関連本として、「福島原発の真実」元福島県知事である佐藤栄佐久氏著も 本書同様、フクシマの根深い問題について考えさせられる良書で おススメ。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ドキュメントとしても啓蒙書としても一級品です,
By Dilbert "Taka" (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
小出さんや佐野眞一さんの著書も読んだけれど、本書は避難区域となった地域の住民の目を通した、日々のリサーチ、そして活動に基づいた秀逸なドキュメンタリーです。作家であり、音楽などの様々な活動をしている著者の文章は、内容の不可さにもかかわらずとても読みやすいものです。でも、決して「速読」せず、じっくりと読み、そして、今フクシマや原発の周囲で起こっていること、そしてこれから起こるであろうことを理解する上で、何度も読み返すことが大事だと思いました。 ただただ、原発に代わるエネルギーを探すことではなく、我々の生活のあり方自体に、このような出来事を生んでしまった原因が潜んでいる事にも言及されています。 文中に紹介されている「獏原人村」は「不便は必ずしも不幸を意味しない。便利さや快適さは必ずしも将来を豊かにしない」という事を伝えようとしているのではないでしょうか。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
多くの福島報告のなかで,
By フエゴ島民 "イースター島民" (宮城県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
福島の原発事故被災地からの報告が多数出ていて、正直どの報告が読むに値するか迷うところです。この本は、現地の状況、またそこから見えてくる日本全体の問題を把握するのに最適と思いました。 ひとつは、著者がもともとライターで、文章表現がすぐれている、またものの見方が鋭敏であること。 長年、自然との共生生活を志向し、実際阿武隈山地の川内村でも、著作とともに自然に密着した生活を送ってきたこと。福島の地への深い愛情をもつこと、周囲の住民と密接な関係を築いていたこと。 福島の人たちにかなり耳の痛いことが率直に書かれています。避難先で、草刈りの日当が、原発周辺の相場より安く、働きたがらないなど。これだけ言えるのも、福島県人としての誇り、愛着ゆえだと感じました。 福島に自然志向のひとたちが集まってきていたことをはじめて知りました。テレビなどで一部放送されていたようですが。もとヒッピー村が獏原人村として、今も生活の場となっているとは・・・。 著者のような独立の志をもち、自由の気概をもつひとが、この福島県双葉郡にもっと多く存在していれば、今回の原発事故はあるいは防げたのでないかとさえ夢想します。著者は、今後も川内村で、新しい生き方を目指して、今までの生活を発展・継続してゆくと書いています。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いろんなことがおきました。,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
2011.3.11の東日本大震災のあと、福島でおこったことのドキュメントである。特に原発に依存していなかった飯舘村のことが切なくてならない。除染・補償のニュースをよく聞くが、筆者にいわせれば「土、水、空気の安全を奪われて裸にされた福島を、金で完全に補償することはできない。」と 自分だったら同じように行動できたか自信がない。自分で考えて納得して行動する必要性をこの本から学んでほしい。それにしてもこの期に及んで政治家たちは「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」というものを7月に作っていたと聞いてびっくりしている。なんと反省のない人たちなのだろうと思う。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
1Fと呼ばれる福島原発、現地レポート、現場の真実が満載,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
福島原発事故当日の様子からはじまるが、当日は情報がきちんと伝わっていない現地の様子に震撼する。やはり、いかに的確に情報を住民に知らせる か行政は性急に結論を出すべきではないが、情報提供の行政システムの構築 は急がれる。 放射線汚染への国の対応が、いかに現場と遊離しているかが、良くわかっ た。たき火で例えると、ベクレルが炎で、シーベルトが熱さと説明できるが、 それにしても、20キロ、30キロ圏、警戒区域、緊急時避難準備区域、計 画的避難区域など複雑な区域割は、実際の現場では、地図のように線引きで きる訳ではなく、現場の都合で、裁量があることが、この本でよく分かった。 今後の福島のあるべき姿も提起されているが、いずれにしても地域除染は、 緊急課題であろう。除染汚泥は、タンカーで無人島の硫黄島へでも運ぶこと が現在考えられる最も最良であると思うが。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フクシマでもFukushimaでもない、福島の話,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
福島第一原発が、福島第一原発という名前でなくて、双葉第一とか富岡第一とかいう名前だったら、もう少し福島県民は胸張って生きていけたのに、という嘆きを、複数の福島の友人から聞いてました。本書の冒頭にも同じ嘆きが書いてあったこともあり、「これは生の福島の声が聞けるかも」、と直感で購入。大正解でした。本書の著者のたくきさんは、もともと首都圏の方でしたが、福島の自然に惹かれて、水道も通っていない川内村に移住。そして突如の原発事故により、愛した村や隣人たちが東電、行政、メディアのみならず、一部の被災地支援のボランティアたちにも蹂躙され、引き裂かれていくのを目の当たりにすることになります。 それほど線量の高くない川内村から、風のきまぐれで市全体がホットスポットと化してしまった郡山にスクールバスで小学生が通う羽目になったこと、TVでも取り上げられた大塚愛さんが泣く泣く村を去ることになったこと、隣家(1km先・・)の犬が動物保護団体に「保護」されて取り上げられてしまったこと。すべて、フクシマではなく福島の、あるのどかだった村で起きていることでした。 20kmという便宜上の区切りをめぐる、住民目線での抜け穴攻防戦(あの建物が立ち入り禁止になると困るよね)は、「一時帰宅ショー」を面白おかしくメディアの報道や、なにかと反原発/親原発の二元論に集約されTwitterのタイムラインばかり見ていると、なかなか気づくのは難しいものです。 原発に頼らない村づくりを目指していた飯館村で起きた悲劇だけではない、未解決の悲劇はまだまだたくさんある。その中で、外側にいる私たちができることはなんなのか?改めて考えさせられます。本書の舞台の川内村は、最近全村帰還宣言を出しました。村長を無責任だと責める声もたくさん目にしました。私は賛成とも反対とも今はいえません。ただ、自分の住む村を愛し、線量計のアラームと自分の心の声に耳を傾けながら、時に迷いつつ川内村に住む覚悟を決めた人々のことは、応援しようと思います。同時に、川内村を出て、避難することを決めた人たちを支援する方法も考えて行きたい。そんな気持ちにさせてくれる本でした。
5つ星のうち 5.0
明日は我が身,
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レビュー対象商品: 裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす (単行本(ソフトカバー))
この福島で起った出来事(現在進行中)は、いつ他の日本にある原発で起ってもおかしくありません。明日は我が身かもしれないという想いでいっきに読んでしまいました。 真実を伝えない日本のマスメディア(TV,大新聞)の為に何万人がしなくていい被爆をし現在もさせられています。 その他いろいろとマスメディアの伝えない(というか隠している、または嘘をついている)事実がいろいろ紹介されてます。 日本にはまだ沢山の原子力発電所がそこらじゅうにあります。著者はそうなった原因や背景についても書いてます。 とても参考になる一冊でした。 |
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裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす 作成者 たくき よしみつ (単行本(ソフトカバー) - 2011/10/14)
¥ 1,680
在庫あり | ||