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3レビュー
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15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
柴錬時代小説の最高峰。諸葛孔明の神算鬼謀ここにあり。,
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レビュー対象商品: 英雄ここにあり―三国志 (上) (講談社文庫) (文庫)
「三国志」は幾人もの作家が手がけているが、柴田錬三郎氏の「三国志・英雄ここにあり」は、その中でも最も面白い、読者が熱中せずにはいられない小説に仕上がっていると思われる。舞台のスケールが大きく、個性的な登場人物たちが活き活きと描かれ、巧妙な文体に支えられつつ、ストーリー展開も緩急自在である。が、何よりの特徴であり、読者の眼差しをとらえて放さないのは、ここで描かれた諸葛孔明の神算鬼謀であり、清廉にして凛然たるその人物像である。待望された諸葛孔明がようやく劉備玄徳の軍師として作中で腕を振るい始めたところから、恐らく読者も、作者の術中に陥って逃れ出せなくなるであろう。 この作品は、吉川英治文学賞を受賞しているが、むしろ、吉川英治氏作「三国志」を凌駕する出来映え、と言っても過言ではなかろう。中国文学を専攻し、「ハムレット」と「モンテ・クリスト伯」と「三銃士」をいかにミックスするか、その板前の庖丁の冴えで、いくらでも面白い大衆小説はつくれる、と語った柴田錬三郎氏が、最も力をこめて書いた小説であることは間違いない。 ちなみに、この続編とも言える作品に、「英雄・生きるべきか死すべきか」がある。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世に三国志数あれど,
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レビュー対象商品: 英雄ここにあり―三国志 (上) (講談社文庫) (文庫)
三国志と検索するだけでありとあらゆるメディアに膨大な数の作品が登場する昨今。とりわけスタンダートなのは吉川英治か横山光輝の三国志でしょうが、この作品はスゴイ。三国志演義を踏まえつつ、絶妙に独自の味付けをしており、シリーズ全6巻でどれも分厚いにもかかわらず、一気に読めてしまう。登場人物も白髪三千丈的表現ををはるかに超え、奇人・変人・超人と美形ばかり。並みの人間はいったいどこへ?なによりこの作品の特徴は、主役は孔明だということ。あえて誤解を恐れずに言えば、孔明以外は(曹操すら)全員引き立て役。この孔明のストイックで神仙のごとき活躍ぶり、たとえぜんぜん史実と違うとわかっていても、ついつい引き付けられること請け合い。ありがちな三国志演義をちょいと現代風にアレンジしただけのものではなく、オリジナル要素も多いので、他作品と読み比べるのも面白いです。文章も流麗かつ簡易なのでともかくお奨めいたします。
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一番かっこいい三国志,
By ゴルディアス (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 英雄ここにあり―三国志 (上) (講談社文庫) (文庫)
劉備と張飛の出会いは空から落ちてくる死体とともに始まるし、孔明が出盧する時に、孔明の妻は後顧の憂いにならないようにと、自害するし、 男には個人的な愛を捨てても、世の為人の為に立たねばならぬ時があるのだ! 暴力団員でも自分の家族は愛するそうである。貴方も人民の為に戦ってみませんか? 後半は姜維伯約が主人公になる珍しいパターンである。 姜維の大逆転の秘策はあまり描かれることがないので、演義を読むのが辛いけど、 孔明の死後の物語を読みたい人はこっちを読もう。 孔明が劉備に会う前に中国を放浪して曹操と会っていたエピソードの元祖はこれです。 |
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英雄ここにあり―三国志 (上) (講談社文庫) 作成者 柴田 錬三郎 (文庫 - 1975/4)
新品&中古品: ¥ 1
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