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85レビュー
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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44 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
物語の順番と登場人物たちのつながりが非常にうまくまとまっていた,
By コーキ (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
古びた雑貨店の郵便口と牛乳箱を使った悩み相談をしているナミヤ雑貨店。数々の悩みに答えていくうちに、不思議と児童擁護施設の「丸光園」と縁をもった人間へつながっていく優しい物語。物語の順番と登場人物たちのつながりが非常にうまくまとまっていた。さらに、様々な視点から物語が展開されていくと同時に、過去と未来がうまく結びついており最後まで楽しめた。手紙での相談内容や回答もよく考えられていたと思う。 著者の最近の作品はミステリーが多かったため、ファンタジーに近い小説は久しぶりだった。著者の「トキオ」が好きなら、本作も楽しめると思う。
53 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
大切なのは 明日への希望,
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Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
ミステリーではなくファンタジー。東野さんの小説の中では異色の部類に入るでしょう。連作で、すべての登場人物が、ナミヤ雑貨店と児童養護施設丸光園の時空を超えた線でつながります。必ずしも斬新な手法とは言えないのだけど、そこは名手東野さんですから、読ませますね。途中に出てくる、ナミヤ雑貨店のおじさんのことば「明日は今日より素晴らしい」、最後に出てくる「白紙に地図を書く無限の可能性」。これが主題なんだろうと思います。いろいろあるけれど、明日への希望を信じて生きようよ。作者がそう語りかけているような気がします。
50 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
東野圭吾の最新刊は、いつもとちょっと違うらしい...,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
東野圭吾の最新刊は、いつもとちょっと違うらしい...読み始めると、かなり入りこんであっと言う間に読み終えることができました。タイトルを担う「ナミヤ雑貨店」は、なんでもない郊外の寂れた住宅地に残されたシャッターが下りたままの古びた雑貨店。その雑貨店を起点に過去、現在と悩みを抱えた人たちが絡まり、繋がり話が進んでいきます。この「ナミヤ雑貨店」と登場人物すべてが、児童養護施設「丸光園」と繋がっていくのですが、前半は短編の物語の様に独立しており、そのひとつひとつも結構まとまって面白いのだけど、後半になってくるとそれらの物語が、小さな川が集まって大河になるようにどっと終盤に収束されていきます。そのスピード感は、物語の感動とともに、東野圭吾、やりますね!って感じで面白かった。とても、心温まり、後味よく感動できる作品でした。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
対照的…,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
絶望のなかで、罪を犯し続ける「白夜行」とは対照的で、どの相談者も絶望にあえぎながらも、ナミヤ雑貨店の相談への回答を信じる。たとえ、それが予期せぬ答でも、不本意な答でも・・・その作品のつながりを良くできていると称賛するか、強引なこじつけと批判するかは評価の別れる微妙なところだが、必ずしもすべてがハッピーエンドではないが、清々しさのある読了感が持てたのは確かだ。
26 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
圧倒的に巧い小説・たとえ「奇蹟」にまでは届いていないとしても,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
一晩だけ、廃屋のポストに、悩み相談の手紙が投げこまれ、たまたまそこに転がりこんだ三人のチンピラたちが回答を書くと、さらに返答がもどってくる、という時間の「奇蹟」が起きます。そこは四〇年ほど前、ナミヤ雑貨店といい、おやじさんが「ナヤミ雑貨店」と子どもにからかわれ、子どもの相談に回答しているうちに、しだいに深刻なほんとうの相談が来るようになったのでした。 本書ではそこに相談の封筒を入れた5人の、その後の人生がつづられています。おやじさんの遺言で、自分の33回忌の夜にだけ、「ナミヤ雑貨店」が復活する、とネットに広告が出されたため、彼らはその後をつづった文章を入れにきたのです。この悩みはどれもわりあいに「人生相談欄」タイプのもので、不治の病の恋人につきそっているべきかオリンピック選手としての練習をするべきか、とか、魚屋の稼業をつがずにミュージシャンをめざしてもよいか、とか、妻子ある人の子どもを産むべきかとか、事業に失敗して夜逃げする両親についていくべきか、とか、会社のお茶くみよりもホステスで身を立てたほうがいいのではないか、とか、すこし定型的といえば定型的でした。 しかし、その中では、夜逃げする両親とのはざまで悩む中学生の少年が、愛するビートルズの解散の見通しに失望し、両親をも見限ってゆく心理が繊細に描かれていて文学的にも深みがあったと思います。 これらの相談者がじつは、ある児童養護施設という一点でつながってゆき、さらにこの「ナミヤ雑貨店」のおやじさんとも深い縁が・・・という伏線の回収のしかた、まとめあげかたは、やや力業ではありますが巧いものでした。 加えて、いまから四〇年前の世相や風俗もなつかしく思い起こさせられます。最後の相談者と、冒頭のチンピラたちがカチッとつながるにいたって、この「奇蹟」の輪は完成します。 重く深い余韻がありました。 そのうえで、なお星ひとつぶんについてですが、このタイムファンタジー的先読みの仕掛けだけを「奇蹟」と呼ぶにとどまっている点は、すこしものたりなく思えました。タイトルからして、この仕組みが、相談者の人生自体にふつうでない「奇蹟」(恩寵)までももたらすのかも、というところまで期待してしまったのです。 彼らはみな人生相談をしたのち、自分で結論を出し、普通に(ちょっと未来をほのめかしてもらったりはありましたが)人生を歩んでいきました。 そのずっしりした重さとめぐりあわせの不思議さだけで、十分に面白く成立している物語といえます。だからこれでいいのかもしれず、小説としてすべてをまとめあげられる巧さが、それ以上に、そこに穴を開ける奇蹟の存在を許さなかった、と言えるのかもしれません。 この作品はファンタジー仕立てだけれど、作者の本領はミステリ作家。 相談者たちが時の流れをかえりみて、大変だったが、これでよかった、と納得するところには、十分に「時間」のもたらす、ちいさな奇蹟がにじんでいます。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
、,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
悪い意味で東野圭吾らしくない作品に感じた。それはSF・ファンタジー要素が盛り込まれていることが大きい。しかし、それ以上にラストでのどんでん返しを期待していたからだろう。 フルコースの料理でデザートにおはぎを出されたような苦い後味。 これが一般レベルの作者の作品だったら納得できていたのだろうが、東野圭吾であるゆえハードルが上がってしまった。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人に悩みを相談するとき、自分の中で答えはいつも決まっている。,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
物語は3人の若者たちが窃盗の逃亡中に、隠れ家として入った廃屋からスタートする。過去と未来を繋ぐ、時間の流れが変わった不思議なお店、「ナミヤ雑貨店」当時、店主のナミヤさんがまだ営業をしていた頃にその名前にちなんで始まったナヤミ相談。時空を超えて届くナヤミ相談に3人がは動揺しながらもまじめに向き合い、返事を書いていきます。 必死に考えて書いた返事と逆の行動を取ってしまう相談者にやきもきしながらも、知らず知らずのうちに返事を書くことにやりがいや楽しさを感じているようにも思えます。 3人が育った施設、「丸光園」に関わりのある登場人物たちが織り成す短編ストーリーかと思いきや、一人ひとりの複雑に絡み合う人間関係や年月の流れが、最後にひとつとなる。 少し、最終章へ持っていくまでの中で中だるみを感じたが、伏線の回収は自然と頭に入り、読後は爽快感を感じられる。 「誰かに何かを相談するとき、自分の中で答えは決まっていて、その背中を押して欲しいだけ」 「明日は今日より素晴らしい」 敦也がポストがどこに繋がっているかを確認するために入れた、一枚の白紙の便箋。 その白紙に対する、波矢雄治の人生最後の回答。 店主がこの最後の相談者の真意を読み取り、返事を書きたいという強い想い、その答えが私たちに勇気を与えてくれる。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今がどんなにやるせなくても、明日は今日より素晴らしい…。,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
どんな相談にも真剣に考え、回答してくれるナミヤ雑貨店。閉店後のシャッターのポストに相談を書いた手紙を投げ入れると、 翌日、裏の牛乳箱に返事が入っている。 顔を合わせることがないから、安心して相談できる。 からかい半分のものから、生死にかかわる真剣なものまで、店主の 浪矢雄治にとって、このやり取りは、最早生きがいにもなっている。 そして、自分の回答がどう活かされたか、あるいは間違っていたのか、 それもまた、真剣に考えるのだった。 そんな「ナミヤ雑貨店」に訪れる一夜だけの奇跡…。 「生協の白石さん」から「クリスマスキャロル」、「バックトゥーザ フューチュア」までイメージさせる、人の善意に訴える感動の一冊。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
是非映画化を!,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
久しぶりの東野圭吾ヒット作じゃないでしょうか。去年の作品も真夏の方程式などは好きでしたが、 今年は、初回からヒットでしたね。 心温まる作品じゃないかと思います。 東野圭吾作品をはじめて読む方には、あまりおすすめ 出来ませんが・・・おもしろくないという意味ではなく。 全体的に映像化されることを前提にしたような作品だった と感じました。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
それでもやはり書きたくなる。,
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レビュー対象商品: ナミヤ雑貨店の奇蹟 (単行本)
既に沢山の方たちがレビューを書いていらっしゃいます。が、それでも書かずにいられません。 読み終わった時、本を閉じて、ほうっと深く息を吐きました。 良い本を読み終わった時、気がつくといつもこういう反応になります。 素晴らしい本の素晴らしさは千差万別です。 読者に希望を与える作品、心を暖めてくれる作品、心を揺さぶられる作品に出会う度、 ああ、よくぞこの作品に出会えたと、出会った幸運に感謝します。 ナミヤ雑貨店の奇蹟は、まさにそういう本でした。 今年は、「あなたへ」、「ツナグ」、「リライブ」…と、遠いところに在る、人、場所、思い出に触れる ・・・・という方向で書かれた作品に心を動かされることが多かった年でした。 ひとつには私が人生の折り返しを過ぎたと思えること、もうひとつは東日本震災で人の命の尊さと、 それと背中合わせにある、命の儚さみたいなものを感じたせいでしょうか。 1日だけ起きる奇蹟、毎日を生きることで精一杯のどちらかと言えば恵まれない人々に起きる奇蹟、 全てのストーリーがループになって連なっている奇蹟。 行く先が見えないと誰かに指針を示してほしくなる。何かの形で誰かの役に立ちたい。 誰しも胸にそんな想いが湧くことがあります。 お互いがお互いを必要とし、お互いがお互いを救う。胸が暖かくなる、でもほんの少しビターなテイストも混ざった物語でした。 まだ人生の往路を生きる若者たちにも、人生の復路を生きている大人の心も暖かくしてくれる本です。 良い本に巡り会えました。 |
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ナミヤ雑貨店の奇蹟 作成者 東野 圭吾 (単行本 - 2012/3/28)
¥ 1,680
在庫あり | ||