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5つ星のうち 5.0 果たして、経済成長ばかりを追い求めることは正しいのだろうか?
 現代では、「持続可能な成長」などのキレイごとばかりが声高に叫ばれている。だが、経済成長ばかりを追い求めることは正しいのだろうか?

 この本は、食生活や、ゴミなどの身近な問題から、環境問題について考えるものであるが、現代の世界情勢を見ると、経済成長や金儲けばかりに目が眩んで、それよりも遙かに大切なもの(例えば、田園地帯や人との繋がりなど)が、どんどん失われていると言える。
 しかも、日本の場合は経済大国としての地位を確立した後も、経済成長至上主義を全く捨てなかった。そして、その結果が環境破壊だけでなく、糖尿病や、肥満や、鬱病や、自殺や、無縁社会などの新たな問題まで引き起こしている。...
投稿日: 2011/2/21 投稿者: 齊藤祐作

対
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5つ星のうち 2.0 若い人に読ませるのには私は多いに躊躇する
本書は「槌田エントロピー理論」で有名な槌田敦の実弟の槌田劭の取材記事と、執筆当時20代後半であった駆け出しのルポライターの記事とが混在している。その結果、中途半端な内容となってしまっている。これは、槌田劭の哲学的ともいってよい環境問題への考えと、ルポライターがみつけてきた関連のありそうな人物や事例の身近な取材とがマッチできていないからだ。おそらく、編集者は観念的なものと現実的なものとを結びつけるために、このような二段階構成にしたのであろうが、それが必ずしも成功しているとは思えない。ルポライターの若いゆえの狭い視野による取材内容がかえって、槌田劭の奥行きのある視野を限定させてしまっているような印象を受ける。また、槌田劭の伝えたいことは分かるが、それをそのまま若い子達に鵜呑みにさせてしまうことは可哀想でもある。もちろん、年寄りがもうほとんど期待...
投稿日: 1か月前 投稿者: ladymarmalade


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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 果たして、経済成長ばかりを追い求めることは正しいのだろうか?, 2011/2/21
By 
齊藤祐作 (千葉県印西市<旧・印旛郡本埜村>) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 地球をこわさない生き方の本 (岩波ジュニア新書) (新書)
 現代では、「持続可能な成長」などのキレイごとばかりが声高に叫ばれている。だが、経済成長ばかりを追い求めることは正しいのだろうか?

 この本は、食生活や、ゴミなどの身近な問題から、環境問題について考えるものであるが、現代の世界情勢を見ると、経済成長や金儲けばかりに目が眩んで、それよりも遙かに大切なもの(例えば、田園地帯や人との繋がりなど)が、どんどん失われていると言える。
 しかも、日本の場合は経済大国としての地位を確立した後も、経済成長至上主義を全く捨てなかった。そして、その結果が環境破壊だけでなく、糖尿病や、肥満や、鬱病や、自殺や、無縁社会などの新たな問題まで引き起こしている。
 その上、日本では外国から輸入した食材や、産業廃棄物などを平気で捨てる行為が日常的に行われている。これらを考えると、日本は非常に罪深いことをしたと言える。

 なお、これは私が初めて読んだ岩波ジュニア新書の本であったが、この本は、「経済成長ばかりを追い求めることが正しいのか?」という問いを、多くの人に真正面から投げかけていると言える。
 だから、この本は子供だけでなく、大人にもどんどん読ませるべきだと思う。
 
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 小学生が環境問題を考えるきっかけに, 2004/5/10
レビュー対象商品: 地球をこわさない生き方の本 (岩波ジュニア新書) (新書)
先日、塾の国語のテキストで「割り箸と環境問題」に関する文章を娘と読んだ。受験勉強が環境問題を考えるきっかけを与えてくれた。調子に乗って本書を買って読んでみた。食卓のおかずから日本の食料事情を分かり易く解説。更には「自分たちに何が出来るか」を考えさせる内容。小学校高学年から大人までおすすめ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 若い人に読ませるのには私は多いに躊躇する, 2013/3/25
By 
ladymarmalade (港区) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 地球をこわさない生き方の本 (岩波ジュニア新書) (新書)
本書は「槌田エントロピー理論」で有名な槌田敦の実弟の槌田劭の取材記事と、執筆当時20代後半であった駆け出しのルポライターの記事とが混在している。その結果、中途半端な内容となってしまっている。これは、槌田劭の哲学的ともいってよい環境問題への考えと、ルポライターがみつけてきた関連のありそうな人物や事例の身近な取材とがマッチできていないからだ。おそらく、編集者は観念的なものと現実的なものとを結びつけるために、このような二段階構成にしたのであろうが、それが必ずしも成功しているとは思えない。ルポライターの若いゆえの狭い視野による取材内容がかえって、槌田劭の奥行きのある視野を限定させてしまっているような印象を受ける。また、槌田劭の伝えたいことは分かるが、それをそのまま若い子達に鵜呑みにさせてしまうことは可哀想でもある。もちろん、年寄りがもうほとんど期待できないので、若い世代に期待したくなる気持ちは痛いほど分かるが、世の中のシステムを変えずに、自分だけが世捨て人のような生活をすることのリスクに対しての配慮があった方がいいかとも思う。おそらく、もっと頁数があれば槌田劭もしっかりと伝えられたのかもしれないが、ジュニア新書という頁数の限界、さらにはそれを補填すべきルポライターの方向性のずれなどで、槌田劭が伝えたい点が中途半端になってしまっているかとも思われる。そういった点で、若い人に読ませるのには私は多いに躊躇する。
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地球をこわさない生き方の本 (岩波ジュニア新書)
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