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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「自分の足で立て!!」 ソローによる力強いエール。
この「森の生活」の本の中には有名な一節がある。
それはソローがなぜ森で生活をし始めたかの理由を語る部分。...
投稿日: 15か月前 投稿者: 沈黙の美しさ

対
38 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 生き方は色々ある
森の生活という題だが、なかなかに経済の話が満載の本だ。著者は経済感覚がかなり優れた人なのだろう。とにかく自分の仕事に家庭に置き換えて読んでみると凄く為になってくる。

「自分自身の生き方をみつけ、貫いてほしいものだ」という一文があり、もっと内観せよ、というメッセージに満ち溢れている。

「大人のほうは、生きるに値する人生を送ることが出来ないくせに、経験によって子供たちよりも賢くなったと思い込んでいる」には大いに頷き大いに我が身を振り返らせてくれる。

訳し方に問題があるのか、ダラダラした感じは否めない。
投稿日: 2006/11/16 投稿者: 山根晋爾


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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「自分の足で立て!!」 ソローによる力強いエール。, 2013/9/27
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
この「森の生活」の本の中には有名な一節がある。
それはソローがなぜ森で生活をし始めたかの理由を語る部分。

『私が森へ行ったのは、思慮深く生き、人生の本質的事実のみに直面し、人生が教えてくれるものを自分で学び取れるかどうか確かめてみたかったからであり、死ぬときになって、自分が生きてはいなかったことを発見するようなはめには陥りたくなかったからである。人生とはいえないような人生は生きたくなかった。生きるということはそんなにも大切なのだから。また、よほどのことがないかぎり、あきらめるのも嫌だった。私は深く生きて、人生の精髄をことごとく吸いつくし、人生とはいえないものはすべて壊滅させるほどたくましく、スパルタ人のように生き、幅広く、しかも根元まで草を刈り取って、生活を隅まで追い込み、最低の限界にまで切りつめてみたかった。そして、もし人生が厳粛なものであるとしたら、身をもってそれを体験したかった』

ソローは世捨て人ではなく、むしろ誰よりも「生」を積極的に肯定し、それを真実に生きようとした人物であった。そして、そんなソローに言わせると街中で習俗や習慣にはまって惰性的な生活をしている人々は「生きていない人々」であった。

『実在が架空のものとされる一方で、虚偽と妄想が確固たる真理としてもてはやされている。もし人間が実在の世界だけをしっかりと観察し、迷妄に陥らないようにすれば、人生は─われわれが知っているものに例えると─おとぎ話やアラビアンナイトのようになるだろう。必然的なもの、存在する権利のあるものだけを尊重するなら、詩と音楽が通りに鳴り響くだろう。急がず賢明に生きてゆけば、偉大な、価値あるものだけが永遠の絶対的存在であり、卑小な不安や快楽は、実在の影にすぎないことをわれわれは知るだろう。実在するものは常に心楽しく、崇高である。だが、人々は目を閉じて眠りこけ、甘んじて外見に惑わされているために、あらゆるところで型にはまった因習的な日常生活を打ち建て、固定させている。そうした生活は、やはり純然たる幻想を基盤としているのだ。

思うに、われわれが現にこれほどくだらない生活を送っているのは、ものごとの表面をつらぬく洞察力を欠いているからである。なぜわれわれは抵抗をやめて、流れに身をまかせなくてはならないのか? じっくりと腰を据え、意見、偏見、伝統、妄想、外見といった泥沼、それに教会や州はもとより、詩や哲学や宗教に至るまで遠慮なく突き破り、ついに足が"実在"と呼ばれる堅い岩盤にうまく届いたら、これだ、間違いない、と言おうではないか。生であろうと死であろうと、われわれが求めるものは実在だけである。もしわれわれが本当に死にかけているのなら、喉がぜいぜい鳴る音を聞き、手足が冷たくなるのを感じ取ろうではないか。もし生きているのなら、なすべき仕事に取りかかろう』

ソローは徹頭徹尾こう訴える。「自分の足で立て!!」と。
何ものにも従属するな、既存の習慣や道徳や伝統の一切を疑え、社会の奴隷になるな、自分の目と心で「生」を見つめ、自分で物事(生きること)を考え、洞察し、自分で「生」というものを発見し、創造せよ。ソローは本当の意味での「人間性の開花」を、「真に目覚めて生きる」ということの大切さを訴えた。自主独立の精神を養い、自分だけの生を発見し、創造すること。だからこそ、ソローは「自分と同じような生き方を他人に真似してほしくない」「おのおのが自分の生き方を貫いてほしい」とはっきり断言もする。ソローは森での生活を"実験"した。それはソローが自分で考えて選んだ道であり、自分で「生」を発見し、創造する道であった。私には私の生き方があり、あなたにはあなたの生き方がある。だから誰の真似をすることもなく、自分の人生を生きなさい、自分だけの生を創造しなさい、とソローは人間の魂に向かって強く語りかけ、自立を促す。ソロー自身もまた自らの生を絶えず更新するために、新たなる生を発見するために、森を去った。最後に彼は森を去った理由をこう語る。

『私は、森に入ったときと同じように、それ相応の理由があって森を去った。おそらく、私にはまだ生きてみなくてはならない人生がいくつもあり、森の生活だけにあれ以上の時間を割くわけにはいかないと感じられたからであろう。驚くなかれ、我々はそうとは知らぬ間に、いともたやすく一本の決まった道を歩くようになり、自分の道を踏み固めてしまう。私は、一等船室に閉じこもって旅をするよりも、平水夫としてこの世界のマストの前に立ち、甲板上にとどまりたいと願っていた。今となっては、もう船室におりてゆく気にはなれない』

ソローは「生の新しい地平」を探し続けた。社会に安住し、凝り固まった人生を生きるのではなく、自分の生の可能性を無限に広げ、その測り知れない「生」の豊かさを身をもって感じ、生きようとした。ソローは45歳という若さで亡くなったが、その生涯は誰よりも活き活きとして、エネルギーと情熱に溢れ、そして「人生」に対する愛に満ちた生涯であったように思う。

2年近くの森での生活によって、ソローは何を見つめ、何を発見したのか。そして「生」が彼に教えたものはなんだったのか。
この「森の生活」という本は、地球という星が続くかぎり永遠に人類に読み継がれていくべき本だと思います。そしてこの本の中で語られている力強いソローの魂の言葉は、世界中の人々を励まし、人生に悩み迷う人々に光を与え、精神の覚醒と自立を促し続けるものとなるでしょう。まさに不滅の名著です。
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90 人中、79人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 徹底した自給自足の生活, 2001/10/22
投稿者 
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
この著書はアメリカの生活精神の結露として第1級の国民的古典だ。なんでも一から手作りし、自然への熱心な好奇心、探求心による観察はすごい。
森の中のウォールデン湖畔でのほとんどが自給自足の生活。大学を出た男が社会に汚れるのを避け、隠遁する。あるとき町に出ると彼は逮捕される。税金を納めることを拒否していたためであった。それほど自信のある徹底した自足生活。彼のその目的はなんであろう。精神のピューリズムを求めたためであろう。彼の潔癖さは、たとえば新鮮な朝をコーヒーやお茶の香りや味で台無しにしてはならない、と述べているくだりでもわかる。またあまり多くを食べることを戒めている。多く労働することをさえ戒めている。これはあくせく建設に沸き立つ当時のアメリカ国民への批判でもあろうか。切り詰める所は切り詰め、時間を作り、自然の中で遊び、洞察を試みる。それはまさに手作りの洞察である。どこかの学問を当てはめるのではなく、自分自身の目で観察し洞察を(変な言い方だが)築き上げていく。自分の世界を自分の信念で構築していく、このやり方がアメリカを感じさせる。しかし、自然への洞察は自身の観察でするとしても、博大な文学的教養が随所に散りばめられているのは、彼の膨大な読書の証明である。こうしたことが「詩人博学者」と呼ばれる所以だろう。
本書の場合は何度も何度も噛みしめて読み味わうものである。
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47 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 古典です!, 2004/11/26
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
家を建て井戸を掘り、森の中で家族ともども生活を始めた父が読んでいた本だ。年月を経てもまったく褪せない内容は、ソーローの洞察力の深さを窺わせる。人生において本当に必要なものは何かを考えさせられる。孤独の意味を考えさせられる。自然の中での生活を綴ったものにもかかわらず、社会学的でさえある。鉛筆を持ちながら読んでいると、片っ端から線を引いてしまう。素晴らしい本はいつまでも残る。この先も読み継がれていくことを望んでいる。
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5つ星のうち 4.0 自然を通しての人生観, 2011/4/26
投稿者 
アキンド (神奈川県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
ソローの数少ない著作のうち、代表的・代名詞的な作品といえるものでしょう。

下巻の解説にもあるように、エッセーなど執筆活動は膨大なものがあったようです。その中で、集大成ともいえる本書が古典として読み継がれていくのは、その中に普遍性があるからだと思います。

ソロー自身が都会を離れて、自然の中で向き合い、自然と「対話」する生活の経験から生まれた言葉の数々。

自然を畏れるのでもなく、支配するのでもなく、ありのままで自然と共に暮らす。

必要以上の労働も、収入も必要としない簡素な生活の中からは、現代人が陥る「利益主義」「大量消費社会」に警鐘を発し、目を覚まさせてくれるメッセージが詰まっています。

たくさんの古典からの引用・オマージュ的な使いまわしも多いですが、ところどころに詞的に現れてくるソロー自身の表現の美しさにも注目したい良書です。

ただ、途中に挿絵のように掲載されている多数の写真ですが、写真の解説は各写真の下にほしかったです。下巻巻末にまとめているため、非常に参照し難いです。
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28 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 質素簡素な元祖エコ生活のすすめ, 2010/1/27
投稿者 
ヒデボン - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
 当初この本を買ったときは、地味で苦手な内容に辟易し、しばらくの間、といっても2年以上にもなるが、ほっぽらかしていた。いわゆる、積読状態。しかし、なんだか気になるってんで、そこで再び読み出してみると、これがいい、実にいい。元祖草食男子、LOHAS家元って感じだろうか、いまのエコブームの先取りとして、贅沢な消費社会に慣れてしまった我々に、実に示唆に富んだ意見を披瀝している。

 1845年のアメリカの独立記念日、つまり7月4日から、ソローはウオールデン湖畔に自分で小屋を建て、一人で自給自足の実験的生活を始めたのだが、この年、彼はまだ28歳だったのだ。もっと、齢を重ねてから、このような生活を始めたのかと思っていたのだが、意外だった。日本では、明治維新前で、あの坂本竜馬はやっと10歳になった頃か・・・・・。

 ファーブルの「昆虫記」も真っ青って感じの、赤アリと黒アリの壮絶な戦いのシーン。この生き生きとした記述が印象深い。また地域の色とりどりの四季の景観描写、そこに現れる様々な生き物、しつこく登場するウッドチャック、地元民との交流。文明批評をも含め、1847年9月6日に湖畔を去るまでの2年2ヶ月と2日間の生活が生き生きと描かれている。 

 そして彼は自らのこの実験を以下のように総括しているのだ。
「もし人が、自ら夢の方向に自信を持って進み、頭に思い描いたとおりの人生を生きようとつとめるならば、ふだんは予想もしなかったほどの成功を収めることができる。」
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 反体制派の原点がここにある, 2013/12/9
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
体制から逃れ自給自足をしたソローによるアメリカ文学の代表作。自然の中に幸せを求め、物を持たない反物質主義的な思想は今でもまったく色褪せない。むしろこんな時代に必要とされるものだと思う。岩波文庫によるこの訳はちょっと堅苦しいが、何回も読みこむ価値はある。
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49 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 避けては通れない。, 2005/1/18
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
米国文学をたしなんだ人なら誰だって、ソローの名は耳にした事があるはずだ。ホイットマンやエマソンといった名前とともに。 しかし、題名だけ知っている本って結構多いのでは無いだろうか?無意味な世界史的知識の様に。 「クラシック」というのは、勿論、時の試練に耐え残った物のこと。本書がそうである。 読み終えた後、あなたは自分が「ラッキー」だと感じるだろう。出会えるべくして出会ったと感じるだろう。 良くある「読んだ後、以前の自分とは違った自分に出会える」というキャッチコピーを地で行く事になるだろう。 テグジュペリは俯瞰して、諭す言葉を得た。ソローは地に足付けて、語る言葉を得た。 「X世代」にこそ読んで貰いたい一作。
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18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読まないほうがいいかもしれない。今の人生が変わってしまうから, 2012/7/21
レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
突然ですが、「今を生きる」と言う映画をご覧になった方はおりますでしょうか?

少なくない方々がイエスのお返事を下さると思います。

この映画の中で、人生に悩める青年に送るのに適した言葉がぞくぞくと出てきます。

例えば

「多くの人間は静かな絶望のなかで日々を送る」

「僕が森へ行ったのは、味わい深く生きるためだ。いよいよ死ぬときになって、自分は本当は”生きていなかったのではないか”と思わないために」

などの台詞です。

僕が初めてこの台詞を聞いたとき、これは映画のオリジナルの台詞だと勘違いしました。

この台詞はある本に書かれた一節だったのです。

その本は既にこの世を去った詩人のものでした。

彼の名はソロー。

28歳のとき森へ入っていきます。

その一連の流れや記録がウォールデンです。

決して、万人に受ける本ではないかもしれない。

でも、ある種の人々はこの本を読めば、人生の神髄を吸収することでしょう。
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38 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 生き方は色々ある, 2006/11/16
投稿者 
山根晋爾 - レビューをすべて見る
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レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
森の生活という題だが、なかなかに経済の話が満載の本だ。著者は経済感覚がかなり優れた人なのだろう。とにかく自分の仕事に家庭に置き換えて読んでみると凄く為になってくる。

「自分自身の生き方をみつけ、貫いてほしいものだ」という一文があり、もっと内観せよ、というメッセージに満ち溢れている。

「大人のほうは、生きるに値する人生を送ることが出来ないくせに、経験によって子供たちよりも賢くなったと思い込んでいる」には大いに頷き大いに我が身を振り返らせてくれる。

訳し方に問題があるのか、ダラダラした感じは否めない。
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5つ星のうち 4.0 よかった, 2014/6/25
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レビュー対象商品: 森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) (文庫)
この本は今の時代へのメッセージとも読み取れる。示唆に富んだ本
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森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)
森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫) 作成者 H.D. ソロー (文庫 - 1995/9/18)
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