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14レビュー
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162 人中、146人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
著者の二人が居なければどうなっていたか?,
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レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
東電からの莫大な広告料に絡めとられたマスメディアが追及しない核心を突き続けた弁護士とジャーナリストの現在進行形の記録です。SPEEDIのシミュレーション結果のいち早い公表を止めたのは誰なのか? 汚染水の海洋投棄を決定した東電の責任者は誰なのか? ICRPですら断言していない「100mSv以下なら健康に影響は無い」というフレーズは誰が作り、広めようとしたのか? 誰もが疑問に思う事ですが、何故かテレビや新聞では取り上げられる事がありません。 決して許されることではない悲劇を発生させた卑怯者を忘れず、そして徹底的に追及するために、本書を読んで私たちも追及してゆきましょう。 それは政府や官僚、東電の中の卑怯者を洗い出すと同時に、数々の事実を大阪支社の記者が掴んだにも関わらず握りつぶした朝日新聞本社の姿勢をも断罪してゆきます。 地球や日本国民にテロを起こした卑怯者達を私たちの目と手で追いつめましょう。
87 人中、79人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
必読書という以外にない,
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レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
ジャーナリスト2人の、正確に言えば弁護士として大活躍をしている日隅一雄氏が元の職業ジャーナリストとして、木島氏の協力を得て 東電・政府の記者会見でいったい何が話され、何が話されず、 どのように事実を暴き出していったのかが克明に刻まれた書。 筆致はきわめて明確で、虚栄はなく、かつ読みやすい。 いくつかの大きなテーマに分かれているのですが、 それぞれがシーベルト問題、メルトダウン問題など (事柄の性質上、当たり前ですが)重要なものばかり。 日隅さんのことは存じ上げており、関心的にはジャーナリズムの 方にあって、原発そのものではないのだと思うのだけど、 この切り込みをするための勉強量を想像するにすごいものがあるし、 切り込みそのものをみても、またそれを整理して文章で伝える 力を見ても、圧巻です。 日本国民全員が読むべきである一書と思いますが、 若き世代がこのような鋭い問題意識をこの本から 得てもらいたいと思いました。 なんて40代になったばかりで無責任ですが、僕も これを読んで自分の立場で頑張って一生懸命生きていかないと いけない、と思いました。
44 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
保安院の変質,
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レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
滑り出しの章で,保安院の変質,隠蔽への転換をみごとに肉薄している書物は他にないのではないか?不安院と揶揄される直前には,良心的官僚を実は会見の全面にたてて,事態収束に腐心していた姿,またあれだけテレビで放映されていた,保安院の会見が実は激減していた事実の分析=定量的分析の鋭い筆致に引き込まれた. 結果として,N審議官のスキャンダル以降,国民の怒りをかい,解体に向けて一直線だが,そんな税金で賄う組織を何の疑問もなく抱え込んでいたわれわれ日本人への警鐘とも読み取れる.華やかな,事業仕分けでも,一回も保安院は,あげられていない.事故がきっかけの解体と再度の春以降の離合集散をまたわれわれは見逃すのか?許すのか? 一体,日本をどうしたいのか? どうしていくつもりなのか,その問いかけが鋭く読者に迫る記録である.海外への翻訳出版も希望したい. 日隅氏出演 20120222 [1/2]たね蒔きジャーナル「検証!福島原発事故記者会見」 […]
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
弁護士ならではの視点の強度,
By マアディナー "Maadiner" (エジプトカイロ) - レビューをすべて見る
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
福島原発事故に関する本を幾つか集めて読み比べていますが、今のところもっとも客観的で、かつ様々な困難が引き起こされた中で、責任の所在を追及する上で本当に大事な論点・争点が見事に整理されていると思いました。特に、目を引いたのは、報道メディアの問題に言及していること。SPPEDIについて、いち早く取材を行った朝日新聞を取り上げつつも、取材記事が報道されるまでに時間がかかり、なおかつ扱われ方が小さかったこと、朝日新聞の内部の思惑が明示されていますが、その朝日新聞の「プロメテウスの罠」では、そのことには、(当然ながら)一切触れていません。報道メディアが出版している本では、報道のあり方には一切触れられておらず、その他の本でも、メディアの報道に関わる問題に、こんなに鋭く指摘している本は、今のところ読んでいません。メディア報道によって、情報を得ている一般市民として、報道のあり方の問題は、物事の行方を左右する、非常に重大な問題であることが改めて認識されました。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二人の執念が暴きだした、「官僚主権国家」の反国民性,
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レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
東京電力福島第一原発事故そのもの、および事故後の政府・東電そしてマスコミの対応ほど、戦後日本を支配してきた権力機構の反国民性を暴きだしたものはない。戦後の日本の支配機構は、「国民主権国家」の建前に反し、官僚と政治家(かつては自民党、現在は民主党)達が自らの利権を守るために、国民を踏みつけにしてきた「官僚主権国家」である。「原子力村」とは、「官僚主権国家」の原子力版でしかない。福島原発事故そのものが、東電と規制当局(保安院、原子力安全委員会)の手抜きによるもので、地震や津波のせいでないことは、もはや周知の事実となっている。一方、事故後の政府・東電の対応の驚くべきいい加減さ、とくに事故の重大性をひた隠しし、住民の被曝を拡大していったプロセスが、本書の著者をはじめ、上杉隆氏や岩上安身氏らのフリージャーナリスト達によって暴き出されてきた。大手マスコミ(新聞・テレビ)は、政府・東電の発表を無批判に垂れ流すだけの、ジャーナリズムとは程遠い存在であることも白日の下に晒された。 政府・東電が事故の重大性をいくら隠しても、海外メディアやインターネットにより多くの人々が事故の深刻さを早い時期から知っていた。政府・東電の対応は時代錯誤でしかない。事故直後から始まっていたメルトダウンはじめ、事故の真実は数ヶ月後、政府・東電が自ら認めざるを得なくなって、世界中の嗤いものになった。 本書の著者達の、国民に真実を知らせるための奮闘に敬意と感謝を表したい。それと同時に、まだ明かされなかった闇も数多い。破産させて当然の東電を救済することになった経緯、「計画停電」のインチキ、アメリカ原子力規制委員会(NRC)の詳細な議事録に比べて詳細な記録が残されなかった経緯、犯罪企業として捜査や経営者の逮捕が当然の東電になぜ特捜部が捜査しないのかという謎、除染やガレキ処理と利権、等々きりがない。 現在も進行中の原発事故に対して、本書のように、今後も多くの検証記録が出版されることを期待したい。
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5つ星のうち 5.0
一級資料です,
By P2P (千代田区秋葉) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
話をわかりにくくしているのは東電だ出来てないこと、わからないこと、失敗したこと、助けてほしいこと、 そういった状況を全て詳らかに開示すれば問題点が明確になり、 それこそ人類の叡智を集めることで、1日でも収束ははやまるというのに、 隠す、嘘を言う、データーを改ざんする、「確認する」といいつつ何もしない、 「御意見として承った」と言いつつそれでおしまいなど、どんどん話は複雑怪奇となり 余計な時間と金ばかり出ていく(もっともその金は市民が払っているのだが)。 本書はこの1年ちょっと経過したなかで、もっとも大きな問題点を紹介したものである 私は自由業が幸いして、日々行われる東京電力の会見をリアルタイムで見ることができたから 本書にかかれていることを読むと「あったよね。そうそう、あの日はひどかった」とすぐ思い出せるし、 同時にふつふつと当時抱いた怒りがわき起こり、精神衛生上よろしくない それはさておき、普通の人はそもそも会見が行われていることすら知らないだろうから、 本書をちょっと読んだだけだと、よくわからない、イメージできない部分も多いかもしれない それでも本書はどんだけ東電が嘘を言っているか、何を隠しているかを見事に暴いてくれるわけで、 将来、当時を語るうえで貴重な資料になることは間違いない 残念なのは、執筆者の日積氏は本年(2012)死去されたこと もうひとりの木野氏は現在(2012/sep)会見出入り禁止状態にあること そしてその木野氏以外に同じ方向(つまり正攻法)で質問をし、 東電を困らせるプレスが居ないことだろう(これをプレスが読んで悔しいと思うなら、もっとマトモな質問をしろ!) 嘆かわしいのは東電や国のみならず、プレスも同じなのだ
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
東電会見中心に丹念に取材、検証している。,
By コウスケ (横浜) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
メルトダウンを認めるまでの東電の会見模様やSPEEDIや「想定外」と言い逃れを続ける東電、 プルトニウムが検出され、作業員が被ばくし、 行程表が泡と化し、何とも酷い東電の会見模様 日隅氏は胆のうがんになり、木野氏は全ての仕事 を断り、東電会見に参加続けている。動画でも東 電会見を流しているので、木野氏のまとめを何度 も見たが、よくまとめたコメントをしていました。 東電会見の説明者の話が面白い。松本氏が、新潟 柏崎刈羽原発の事故を直接担当し、メディア対策を していたことからの抜擢の話から、何度も見た松本 氏の実像が浮かんでくる。 会見での東電の虚偽説明も酷いものです。 よくまとめてくれた渾身の一冊です、おススメ。
19 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あたふたぶりが分かる,
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レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
読んでみると分かります。東電も国も責任逃れの一言。 その状況がすごく分かります。 東電は今回の事件までは経済界に絶大な力があり、子会社や下請けには傲慢な態度で望んでいた片鱗も感じ取れます。 東電の社員のあらゆる福利厚生費用を利用者に負担をさせて責任を取らない。 税金を上げるだけ上げて納税させて、国民の生命と財産を守らない。 当事者意識の欠如が分かります。
24 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
東電に関する記述が多め,
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レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
著者二人が東電の記者会見に休まず出席していた関係上、当然ながら東電についての記述が多めです。上杉隆の番組にも呼ばれるような著者たちですが、本書においては、上杉的大手メディア批判(記者クラブ批判)や御用学者批判は控えめです。 むしろ、会見場での大手新聞の記者による東電への鋭い質問が、いくつもピックアップされています。 まあ、「鋭い質問」の成果が実際に新聞紙上で記事化されたかどうかはわかりません。 というのは、朝日新聞において、せっかくのスクープが、掲載日を遅らされ、ニュース価値に反して不当に小さい記事として扱われたケースが何度かあったらしいのです(添田孝史デスクによる「SPEEDI」「東電の津波想定」の調査記事。本書40頁・54頁あたり参照)。 たぶん他社でも似た状況だったのではないでしょうか。 圧力?自主規制? その理由は本書では解明されていません。 数箇所、抜書きしておきます。 『翌一六日(注。3月16日)には、文科省で開かれた記者会見で、笹木竜三副大臣はSPEEDIのデータを公開しないのかという記者からの質問に対し、「SPEEDIは原子力安全委員会で動かしている。(公開を)する、しないということを含めて、原子力安全委員会が決定するということ」だと説明した。この発言がマスメディアで取り上げられた様子はない』(37頁) 『さらに、フリージャーナリストらが真摯に反省しなければならないこともある。当初、統合記者会見に排除されたままになった数人の記者会見希望者について、十分なフォローができなかったことだ。(略)もし参加希望者が排除されることについて、参加を認められたフリージャーナリストらが安易に許容してしまえば、フリージャーナリストの集団も「第二記者クラブ」になり下がってしまうだろう』(164頁) 『つまり、記者会見では表面的なことを聞き、重要な情報は「夜討ち朝駆け』など非公式な場で確認し、自社だけの特ダネとして書こうとするわけだ。したがって、記者会見では事実の追求の場とはなりにくい。そして、夜討ち朝駆けで得られた情報は「情報源秘匿」原則により、責任の所在は曖昧になる』(198頁) こういう問題点は、記者クラブが解消されたとしても残りそうです。
25 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
きわめて日本的な混乱を斬る,
By unknown poet (Tokyo) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか (単行本(ソフトカバー))
少し前に東電のそれなりの役職の人間と話す機会があった。彼によれば、原発は国策に沿って進められたものであり、公的機関の監視・管理を受けているし、今回の事故も原子力損害賠償法の「巨大な天災地変」にあたるのだから、基本的には賠償責任はないが、激しいバッシングのなか、社員の3分の1を福島・宮城に投入して折衝に当たらせているけれど、まあ、エネルギーの分かる役人がいないことが問題だということだった。別れてしばらく考え込んでしまったが、彼の立場からすれば、関係する地元の政治家や有力者への飲ませ食わせ、ばら撒きはやっているとしか考えられないし、メディア工作や使える学者の抱き込みなどもやっているだろう。そのことはおそらく、日本のサラリーマンなら立場上当たり前のこととして彼の中では処理されているのではないか。まとめ直せば、自分たちは間違っていない、その間違っていないという根拠を作るために工作していることは誰でもやっているお仕事のうち、として無意識に処理されているという印象だ。 この本では、原発事故のいろいろな視点別に、東電および監視機関の記者会見の、誰に責任があるのか分からないような答弁の問題を自ら突き続けた体験を元に整理されている。浮かび上がる問題点は2つ。東電および政府自身、現状を把握していないのではないか、把握しきれないまま都合のいい回答へ持っていこうとしているのではないか、あるいは把握はできているのだがただごまかそうとしているのか? もうひとつは、東電も政府の人間も立場上やりたくないことをやっているだけで誰も悪い人なんていない、つまり誰も責任はないという感覚が今でも当事者たちには疑われていないのではという怖れ。それはムラ的な感覚で言うと、あそこの家の長男、東電の原発の担当らしいけど本当に大変らしい、かわいそうだな的なところで逃げてしまいたいと言う気分が現状の正確な把握と対策を実現できないようにしているのではということ。 いずれにしても、記者クラブから排除されながらここまで報告してくださった著者のお二人に感謝。 |
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検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠
したのか 作成者 木野 龍逸 (単行本(ソフトカバー) - 2012/1/21)
¥ 1,890
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