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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 page-turner
Jhonny は13歳。1年前のある日、ふたごの妹 Alyssa がいなくなった。それ以来父はどこかへ行ったまま帰らず、美しい母は壊れ、Jhonny は1人どこまでも Alyssa を探し続ける。賢さ、勇気、行動力をもった愛すべきJhonny。彼をとりまく、そして彼が出会う様々な人びと、多くの登場人物を配して、ミステリアスな展開が続き、引きこまれて、感動的な結末をみる。人びとの感情の機微や自然の描写も美しく、アメリカ的な風土、社会背景なども物語を支えていて、久々にしっかりしたミステリー小説に出会った感がする。英語も難しくなく、何か読み物を探しておられる方にはぜひお薦めの一冊です。
エドガー賞受賞作品。
投稿日: 2010/7/27 投稿者: takako

対
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 サスペンス小説としてはよくできてるが登場人物の内面描写が足りない
美しい姉、アリシアが誘拐されて1年。双子の弟、ジョニーは自分なりにアリシアを探し続けているが、警察は積極的な調査は打ち切り、妻に責められた父は失踪。ジョニーが孤軍奮闘する中、新たに同世代の級友の少女が行方不明になる。
警察官の中で、唯一ハント警部だけは、事件を忘れることができず、ジョニーとその母の力になろうとするのだが、死が死を呼んで、事件は意外な展開を見せる。...
投稿日: 2011/1/19 投稿者: sally


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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 page-turner, 2010/7/27
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
Jhonny は13歳。1年前のある日、ふたごの妹 Alyssa がいなくなった。それ以来父はどこかへ行ったまま帰らず、美しい母は壊れ、Jhonny は1人どこまでも Alyssa を探し続ける。賢さ、勇気、行動力をもった愛すべきJhonny。彼をとりまく、そして彼が出会う様々な人びと、多くの登場人物を配して、ミステリアスな展開が続き、引きこまれて、感動的な結末をみる。人びとの感情の機微や自然の描写も美しく、アメリカ的な風土、社会背景なども物語を支えていて、久々にしっかりしたミステリー小説に出会った感がする。英語も難しくなく、何か読み物を探しておられる方にはぜひお薦めの一冊です。
エドガー賞受賞作品。
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34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 感動の涙が止まらない。, 2010/4/1
By 
ゼロ (オーストラリア ケアンズ) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
予想される邦題 「ラストチャイルド」、 「最後の子」

少年は1年前に誘拐された双子の妹を探し続ける、、、。

こんな前振りからどんなストーリーを想像するだろうか。
著者は読者の予想を裏切り怒涛の展開を繰り広げる。

感動の涙なくては読めない。

「ハックルベリーフィン」、「スタンドバイミー」、「グリーンマイル」を
混ぜ合わせていい部分を抽出し、暗黒の味付けをした、というところか。

この物語はアメリカ人にしかかけないだろうな、と感じた。
時代設定は現代だがなぜかこの作者は古きよきアメリカの匂いを感じる。
アメリカの問題も物語に交えられているが(というか
それがメインテーマといっても良い)説教くさくない。

ページを繰るごとに展開される物語はさながら
激流でラフティングをしているかのような感覚。
どんでん返しにつぐどんでん返し。

邦訳されたらその年の「このミステリーがすごい」TOP10の
上位に入ること間違いない。

読み終わったときにじわじわとくる感動。
涙。主人公の勇気に今、思い出しても涙がにじむ。
最後のページ、最後の言葉にたどりついたときに
泣かない人はいないのではないか。

必読である。

デビュー作からぶっちぎりで面白いミステリーを
発表してきた作者が1,2,3作目と作品を発表するごとに前作品を超えていく。
次回作が楽しみだが心配でもある。
この作品の完成度が高すぎるからだ。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 サスペンス小説としてはよくできてるが登場人物の内面描写が足りない, 2011/1/19
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
美しい姉、アリシアが誘拐されて1年。双子の弟、ジョニーは自分なりにアリシアを探し続けているが、警察は積極的な調査は打ち切り、妻に責められた父は失踪。ジョニーが孤軍奮闘する中、新たに同世代の級友の少女が行方不明になる。
警察官の中で、唯一ハント警部だけは、事件を忘れることができず、ジョニーとその母の力になろうとするのだが、死が死を呼んで、事件は意外な展開を見せる。

男性作家のサスペンス小説としては、最近読んだ「ドラゴンタトゥーの女」のシリーズと似たような雰囲気で、三人称の淡々とした客観的な語り口が物語りによくあっているのだけれど、どうもキャラクター描写に魅力がない。「ドラゴン・・・」の方では、リズベットにぐんぐん魅かれていったのだけれど、この作品の中には、そういうpullがないのが残念。13歳のジョニーは、怒りと苦悩を秘めつつ、姉の無事を祈ってがんばっていて、確かにそれは健気で心動かされるひたむきさはあるのだけれど、もうちょっとジョニーの内面に迫る記述が欲しかった。姉のアリシアとの絆も「双子」であるという意外は一切かかれていない。アリシアとの切ないエピソードなどがあると、もうちょっと違っていたかも。
内面描写としては、多分Hunt警部が一番詳細に描かれていたけれど、彼にしても、今一歩。ジョニーの母に魅かれていく一方で、警察官としての一線を越えられないという葛藤などは、もっと掘り下げて欲しかった。(ちなみに、この「事件担当の刑事と被害者の母」の間に感情が芽生えるのは、「ラブリーボーン」と相当かぶっている気がする)

後半からは特に、物語を進めていくために、出来事をただ羅列しているに過ぎなく、「奥の深さ」がないのがとても残念。

ストーリーは意外性もあるし、最後の展開は読者の意表をつくものではあるけれど、ただそれだけだった、という感じがした。

逆に、英語はそれほど難解ではなく、「ドラゴンタトゥー」などに比べると、登場人物も最小限だし、名前も知名も覚えやすいので、ボリュームはあるものの、サスペンス小説としては読みやすかったと思う。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 洋書を一気読みしたのは・・, 2011/1/14
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
・・本当に久しぶりです。
多くのミステリーを原著で読んできましたが、この本が一番読みやすかったです。

男女の双子の女の子のほうが行方不明になり、家庭が崩壊。
父親は失踪、母親は薬に溺れ、一人取り残された男の子が、家族の再生を諦めず妹を探し続けるという話。
この少年と、事件を担当した刑事の二人の視点を中心に語られます。

どこまでもすれちがう二人の主人公、二転三転するストーリーに展開の予測がつかず、先が気になってほとんど一気読みしてしまいました。
事件の全体像はかなり切ないものですが、ラストは救いがあります。
事件の構造や犯人の意外性、さらに表題に込められた二つの意味を含め、最後のページまで存分に楽しませてもらいました。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 アメリカの歴史と病理が深く沈潜している, 2010/11/5
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
双子の妹が誘拐され、後を追うように父親が失踪する。悲嘆にくれた母親は薬物に溺れるようになるが13歳の少年は妹の生存と家族の再生を信じてひたむきに行動する。

少年同士の友情、被害者母子へのほのかな愛情と自らの家庭崩壊のはざまで悩みながらも執念のように事件を追う刑事、ブードゥ的なカルトの臭い、小児性愛の異常犯罪など、彫りの深いホラー・ミステリーとなっている。

前半部の重苦しい雰囲気を、少年の切ないまでの純情と行動力、後半の息もつかせぬ展開と結末の意外などんでん返しが救ってくれる。読後に深いため息とともに、人間への尽きせぬ希望をとりもどす。そこがこのミステリーの最大の魅力だろう。

物語の舞台は、ノースカロライナ州。

南部と北部の微妙な境界をなす地域であり、事実、南北戦争では合衆国からの分裂と南軍参加を最後に決めた州でもある。読んでいて「abolitionist」という単語が「奴隷廃止論者」であることを初めて知ったけれども、物語の背景や遠景にそういうアメリカの歴史と病理が深く沈潜している。

ミステリー、ましてやこのような刑事ものは多くが大都市が舞台となるが、この物語は、地方の小都市、大きく曲がる川、森、沼地、タバコプランテーション、鉱山の廃坑…など、まさにアメリカ南東部の原風景というべきものが舞台となる。あくまでもエンターテーメントとして楽しめる充実ぶりだが、貧富の格差にくっきりと隈取られた住居区域、小さな地方都市を牛耳る地方ボスへの根本的な憎悪などが底部に書き込まれていて、さらに深みを与えている。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 前作Down River(邦題「川は静かに流れて」)より上, 2010/11/7
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
早川からポケミスと文庫で翻訳されているが、ぜひ原文で読んで、情緒あふれる文章を味わって欲しい。
「ここに、こんな描写を入れるなんて!」と関心してしまうところが随所にあって、文章の構成のうまさに舌を巻いてしまった。
日本人ミステリ作家の殺伐とした文章ばかりを読んでいると、圧倒的な実力の彼我の差を感じてしまう。
翻訳ではこの作家の文章の「うまさ」が半減されてしまう恐れがある。
とっても安価ということもあり、paperbackで読むことを「強く」お勧めする。
storyも前作Down Riverを凌いでいる。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ここまでつらい話にしなくてもよかったでしょうに, 2010/10/10
By 
monteverita (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
と作者に文句を言いたくなる傑作。

男の就職先は軍隊か警察、女はそんな男たちに縋って生きるしかなく、子どもたちの唯一のチャンスはスポーツ奨学金での大学進学−そんなアメリカの田舎町の閉塞、息が詰まるような人間関係が少女失踪事件に絡んで描き出されています。
洗練された短いセンテンスで綴られ、事件の謎が二転三転しながら展開していくストーリーは登場人物たちの魅力(特に主人公ジョニー少年の素晴らしさ!)と相まって、どんどん読み進めますが、だからこそ明らかになった真相があまりにもやりきれなく、苦い。
いくつかの救いは用意されているものの、やはりここまで残酷な仕掛けをする必要はあったのか、この作者ならもっと違う話にもできたはず、と思えてなりません。
the last child というタイトルにも胸が詰まります。最後に残った子ども。何のために残ったのか。

なので、すみません、★一つ減らしました。
トシのせいか、胸が塞がるような話、子どもがあまりにも辛い目に遭うような話は堪えるのです…。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 冗長な前半、スピード感と意外性あふれる後半、、、面白いです。, 2012/2/10
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
下校途中で行方不明になった双子の妹を13歳の中学生の男の子が近隣の町を一年以上しらみつぶしに捜索して歩きます。妹が消息不明になって以来、父親も失踪し、母親も薬漬けになり、少年の家庭は崩壊状態。学校にも行かず、誰の助けも借りずにただただ怪しいと思われる人物や危険な地区を訪れては妹を執拗に捜索して回ります。
これ以上の物語のアウトラインは他の方のレビューに任せるとしますが、主人公の意外な行動もあって導入部は正直なところ非常に分かりづらい。何度も行ったり来たりで内容を確かめながらの読書となりました。この作者のスタイルなのでしょうが、同じチャプターの中でスペース分けもなく、まったく異なるシーンへ突如移るため当初は面食らいました。この意味からも慣れるまでは読みづらい小説だと思います。ただ、登場してくる人物のバックグラウンドがほとんどすべて後半の物語の展開に重なるようにして重要な意味を持ってきますので要注意。
全体的に背景説明が不足しているのに加え、サスペンス小説につきものの都合の良い偶然が重なりますので300ページくらいまでは「あれ、あれ、おい、おい、、、」といった感じなのですが、後半はがぜん面白くなります。意外性のある物語の急展開とどんでん返し ー 小説前半にちりばめられた伏線が後半で一気に意味を持ってきて、一つの物語につながります。 ま、それにしても偶然の交通事故との出会いから繋がる2mを超える信心深いかっての解放奴隷との出会い、連続猟奇殺人犯との邂逅、さらには小説全体を覆うアメリカ南部を覆う貧富と現代社会ならではの病理、そして未だに残るのであろう南部の人々の信心の深さ、、、エピソードを絞り込んでもっと深く記述したほうがよりコクのある小説になったのではないかな、とも思いますが。
この小説を読んで一番の感激はこの小説の本当に最後の最後のワンセンテンスです。 この一文で主人公の心に触れたような気がしました。458ページのボリュームはきっとこのワンセンテンスを読むために必要だったのでしょう。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 かわいそうすぎる, 2011/7/20
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
13歳の少年が行方不明の双子の妹をひとりで探しに行く。それだけでもう充分かわいそうなのに、かわいそうでひどい事が次々に起こる。身の回りでにこんなひどい事が実際起きたらどうしようかと思う。よくもこんなにかわいそうなことを沢山思いつくと感心してしまう。情景描写が丁寧で、作者は読者をかわいそうな場面にどっぷりと浸けこんで離さない。心に残ったのはラストの1行。それだけが希望、読んで良かった。随所に出てくるこの作者独特の英語の表現はオシャレ。
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5つ星のうち 4.0 A small town is a funny place., 2011/5/29
レビュー対象商品: The Last Child (ペーパーバック)
ストーリーの展開も興味深いものでしたが、作品全体から、けして大きくはない恐らくは中西部ないし南部に近いと思われる地方特有の河や、湿気や、蒸し暑さや、ジャングルのように蔓延る深く暗い森の湿気た樹木の香りが漂うような、ミステリーでありますがその背後にある地方都市が内在するある種の筋腫のような閉塞感が紙面から匂ってくるような小説です。
ご存知のようにアメリカの中西部、南西部には宗教心の強い市民が多いといわれていますし、この小説の大きなバックグランドは頑固で頑なで、あるところ非常に閉鎖性の高い「宗教観」かもしれません。

読み終わった後、改めてペーパーバックの表紙のカラスの姿を見たとき、この小説のキーワードが見えてきたようにも思えました。

NY、ロス、シカゴなど大都市を中心にしたミステリー小説では感じられない、ある種の頑なさと純粋さ、そして哀しみが感じられました。

どうぞご一読ください。
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The Last Child
The Last Child 作成者 John Hart (ペーパーバック - 2010/3/4)
¥ 1,322
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