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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
示唆に富んだ良書,
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レビュー対象商品: practica〈1〉セルフ・エデュケーション時代 (プラクティカ (1)) (単行本)
常に現実の社会との関わりによって作品を創って来た芸術家、川俣正による「自ら学ぶこと」についての本。 一言でいえば、アートプロジェクトの事例集だが、序文で川俣が述べているように、 その多くはマイノリティの人々が共同することで成り立つものであり、 芸術活動というよりは、社会運動に近い。 独りよがりの芸術作品を創って自己嫌悪を感じているような人も、 芸術に関心があるわけではないが、現実社会にコミュニティを創って活動をしたい人も、 本書の事例の幅広さに触発されるだろうし、 一般人を交えたワークショップを構想する人や、オルタナティブスクールなどの活動に興味のある人は、 それぞれの事例が具体的なヒントとして使えるだろう。 ただし、いわゆるハウツー本ではないし、アートプロジェクトへの参加を促す本でもないので、 現代美術のワークショップへ参加したい人や既存のアートプロジェクトを探している人は別の本をあたると良い。 巻末のブックガイドも様々な現実の問題群に対して「自ら考える」ための基本図書となっており、 デザイン系の学生や美術・音楽系の学生にも推薦できる。
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