SOA(Service Oriented
Architecture:サービス指向アーキテクチャ)は今日、
企業内のアプリケーション/システム構築を検討する際に高い頻度で登場する
キーワードである。しかしながら、本格的なSOA導入事例の数は、そうした高い
注目度、認知度から想像するほど多くないのが現状だ。SOAの採用・導入に二
の足を踏む企業にとって、いったい何が障壁になっているのか。また、SOAベー
スのシステムを構築する際の原則として、「EA(Enterprise Architecture)の
観点に立った全社最適型のアプローチ」がよく言われるが、そのアプローチがす
べてなのか。本特集では、ここ最近になってベンダーが力を入れ始めたSOAの
「部分最適/段階的導入型のアプローチ」や、技術/製品の最新動向、SOAシス
テムの構築を経験した米国企業が語る導入の実際などを紹介することで、自社で
のベストな導入を模索しているITマネジャーに、そのファースト・ステップを示
したい。
[特別企画]
レガシー・システムが大規模データセンターで活躍し続ける理由
■2007年、COBOLは死せず。
Webサービス、SOA(サービス指向アーキテクチャ)、仮想化など、IT業界では、
次から次へと新しいコンセプトや技術が生まれ、市場が築かれつつある。そうし
たなか、企業・組織において、長きにわたり利用されている技術も少なくない。
プログラミング言語のCOBOLはそうした技術の1つで、登場から50年近くたった今
も、同言語で開発された「レガシー・システム」が、世界中の大規模データセン
ターにおいて稼働し続けている。本企画では、レガシー・マイグレーションや
技術者不足といった近年のトピックを取り上げながら、この言語の今とこれから
を論じてみたい。
[注目記事 - 連載:Hot
Topics──ITの明日を見据える]
■Web 2.0
Summitで語られたコンピューティングの未来
2006年11月、サンフランシスコで、オライリー・メディア主催のコンファレンス
「Web 2.0 Summit」が開催された。今年で3回目となる同コンファレンスには、
ITベンダーの幹部や著名な専門家、インターネット業界のオピニオン・リーダー
たちが参集。コンピューティングの未来を示唆するようなセッションが多数繰り
広げられた。以下、コンファレンスのハイライトをリポートすることで、Web
2.0というムーブメントの進展ぶり、そして課題を探ってみたい。
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