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日米合作スタイルで製作された1969年のSF冒険映画『緯度0大作戦』は、日本語吹替えによる日本公開オリジナル・バージョン89分とアメリカで公開された英語版『LATITUDE ZERO』105分、そしてその後東宝チャンピオン祭り上映のために68分に短縮されたバージョン『海底大戦争』の3バージョンが製作されている。本コレクターズBOXはそのバージョンすべてを収納した特撮ファン必携ともいえるものだ。日本人俳優も撮影時は全編英語台詞を通していただけに、海外版のほうが素直に観られる利点はあるが、吹替えのほうも納谷吾朗などベテラン声優陣の味わい深い演技を堪能できるなど、甲乙はつけがたい。また時間が短い分、オリジナル版のほうが引き締まっている感もあるなど、それぞれの観方で楽しむのも一興だろう。初公開から37年にしてようやく海外との権利交渉がクリアとなっての初ソフト化もめでたい限り。この時期、日本映画界は各社ともに海外との合作を果敢に試みていたが、スケールの大きさではやはり本作がだんとつではあろう。(増當竜也)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
本多猪四郎が監督、特技監督に円谷英二、音楽を伊福部昭が務めた日米合作の特撮SFアドベンチャーの3枚組。日本で公開された日本語吹替版、海外の字幕版「LATITUDE ZERO」、「東宝チャンピオン祭り」で公開された短縮版「海底大戦争」を収録。