内容紹介
ジョニー・デップが“切り裂きジャック”に挑んだ衝撃のバイオレンス・スリラー大作!
<キャスト&スタッフ>
フレッド・アバーライン警部…ジョニー・デップ(平田広明)
娼婦メアリ・ケリー…ヘザー・グラハム(日野由利加)
ウィリアム・ガル卿…イアン・ホルム(石森達幸)
監督:アレン&アルバート・ヒューズ
製作:ドン・マーフィ/ジェーン・ハムシャー
脚本:テリー・ヘイズ/ラファエル・イグレシアス
●字幕翻訳:石田泰子 ●吹替翻訳:前田美由紀
<ストーリー>
1888年のロンドン、ホワイトチャペル。ある日、メアリと別れて歩き始めた仲間の娼婦の一人、マーサの背後に忍び寄るひとつの影があった……。同じ頃、ロンドンのアヘン窟ではアバーライン警部がアヘンの幻覚の中である殺人事件を目撃していた。路地を歩く女性、背後に迫る視線、女の顔に浮かぶ死の恐怖、飛び散る鮮血、ぶどうの房の小枝、息絶えて横たわる女の体、死体を切り刻むリストン・ナイフ……。しかし、それは単なる幻覚ではなく、現実の世界で起きていた殺人事件だった。その夜から一人、また一人と娼婦たちがナイフの餌食になっていく。そして、ついにメアリにも魔の手が忍び寄る──。
<ポイント>
●ジョニー・デップが“切り裂きジャック”に挑んだ衝撃のバイオレンス・スリラー大作! 共演は「キリング・ミー・ソフトリー」のヘザー・グラハム
※特典ディスクは付きません。
<特典>
●音声解説(監督/脚本/撮影/ロビー・コルトレーン)
●もうひとつのエンディング(監督によるシーン解説付)
●未公開シーン集(監督によるシーン解説付)
※もうひとつのエンディングと未公開シーン集において、本編に含まれるシーンはモノクロで収録されています。
Amazon.co.jp
全体的にほの暗く重い空気を漂わせた映像は雰囲気たっぷり。ベースになったグラフィックノベルには及ばないが、『フロム・ヘル』は、実に凝った映像を見せてくれる。デビュー作となった1993年発表の『ポケットいっぱいの涙』から数えて3作目。双子の兄弟、アレン&アルバート・ヒューズ監督が「切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)」事件を題材に取り上げた。1888年のロンドン、ホワイトチャペルをリアルに再現、細部に至るまで丁寧に作りこんでいる。ただ、5人の娼婦が連続して惨殺されたことにより、ホワイトチャペルが味わった真の恐怖を描ききれていないのが残念だ。事件の調査に乗り出すのは、ジョニー・デップ扮するスコットランド・ヤードの警部。アヘンやアブサンに溺れた彼は、殺人事件を予言する幻覚を見る。切り裂きジャックの魔の手が伸びるヒロインに、ロンドン訛りを身につけたヘザー・グラハム。外科医に扮するイアン・ホルムの重厚なる妖しげなオーラが観客をひきつける。暴力の描写は遠まわしで、残酷な場面は直接見せない。しかし、それでも、『フロム・ヘル』がスリリングな展開を迎えるのは“裂け”られない。(Jeff Shannon, Amazon.com)