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かつてボクシングのスター選手だったが、引退を余儀なくされ、日雇いの肉体労働で妻子を養うジム。再びリングに上がるチャンスを得た彼は、奇跡的に世界ランク2位の強豪を倒し、やがて世界チャンピオンとの試合に挑むことになる。実在のボクサー、ジム・ブラドックの半生を、ラッセル・クロウとレネー・ゼルウィガーというオスカー俳優の共演で描いた骨太な感動作。
栄光と挫折、苦闘の末に手にしたチャンス。この映画には王道のアメリカンドリームが詰まっており、ロン・ハワード監督の正攻法の演出もあって、全体が古き佳きハリウッド映画の風格をたたえている。苦しい生活を強いられる家族のために、なりふりかまわない状態になっていくジムで、クロウが持ち前の演技力を発揮。夫を支える妻、父を応援する子どもたちの姿には、自然と涙がこぼれるだろう。屋外リングでのチャンピオン戦は、ファイトシーンの壮絶さだけでなく、大観衆の熱狂も感動を高めていく。1920~30年代にかけてのニューヨークの雰囲気が見事に再現されている点も一見に値する。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ロン・ハワード監督、ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガー共演による感動の人間ドラマ。大恐慌時代、ひたむきに家族の幸せだけを願い、どん底の生活から一夜にして栄光を掴んだ伝説のボクサー、ジム・ブラドックの半生と家族の絆を描く。