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ロンドン郊外のセント・メアリー・ミードの町で映画『スコットランドの女王メアリー』の撮影が行われることになり、主演のマリーナ(エリザベス・テイラー)やその夫で監督のジェイソン(ロック・ハドソン)らそうそうたるメンバーがやってきた。しかし、その歓迎パーティの席で殺人事件が発生。町きってのミステリー好きな老婦人ミス・マープル(アンジェラ・ランズベリー)の推理が始まった。
英国EMIが『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続いて製作したアガサ・クリスティ原作(『鏡は横にひび割れて)ミステリー・シリーズの第3弾。ここで原作者自身が愛して止まなかったミス・マープルが映画初登場。何と言ってもまず名優A・ランズベリーの好演が光る。往年の大スターが総登場し、特にE・テイラーとキム・ノヴァクが女優同士のエゴ丸出しの確執を展開させていくあたりも皮肉なユーモアたっぷりだが、そのリズとR・ハドソンが『ジャイアンツ』以来の夫婦役というあたりもオールド・ファンには嬉しい。ミステリとしては意外に地味な印象だが、『007ゴールドフィンガー』などで知られるガイ・ハミルトン監督の演出は堅調。(的田也寸志)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「オリエント急行殺人事件」など数々の推理小説を手掛けるアガサ・クリスティ原作によるミステリー。とある町で撮影されていた映画のパーティで発生した殺人事件。推理好きの老婦人・マープルは、早速捜査を開始する。低価格化“ザ・定買пhシリーズ。