このCDについて
山下達郎のラジオ番組のコーナーで、竹内まりやが自分自身のルーツである1960年代のオールド・ポップスをカバーしたことがきっかけとなりこのアルバムが誕生。1960年代米・英・伊・仏の名曲を集めたカバーアルバム。洋楽ポップスのスタンダードに、カンツォーネ、ボサノヴァといった竹内まりやにとってのルーツ・ミュージックが集まった。今作では大瀧詠一とのデュエット「恋のひとこと」も収録。
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竹内まりや自身の以前からの念願だったという、60年代ポップスばかりを集めたカヴァー・アルバムだ。当時の米・英・伊・仏のヒット曲が、おなじみの夫君・山下達郎(今回はミュージカル・スーパーバイザーとしての参加)のアレンジによって、ストリングスを主体としつつ現代的なグルーヴ感も加味した新解釈で生まれ変わった。
34人編成のロンドン・セッション・オーケストラによる華麗かつ流麗なストリングスをバックに、竹内はヴィブラートを効かせた見事な歌唱力で、いつもよりも気持ちよさそうに歌い上げている。「恋のひとこと」では大滝詠一とのデュエット(!!)で大滝がお得意の濡れた歌声を披露しているし、他に山下との夫婦デュエットもある。すべてにおいて贅(ぜい)を尽くし、現代ジャパニーズ・ポップスの最高峰といえるクオリティを示した作品だ。(小山守)