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ギャンブルにはまって借金苦に追いやられたコナー(キアヌ・リーヴス)は、週500ドルの報酬でシカゴのスラム街に住む少年たちの野球チームのコーチを務めることに。最初は金目当てだったものの、自分を慕う少年たちの思いに触れ、やがて彼は再び生きる意欲を取り戻していくのだが…。
実話をもとに、人生に挫折した男と少年たちとの交流をユーモラスに、しかし貧困など苛酷な現実を隠す事なく映し出すヒューマン野球映画。ある種パターンといってしまえばそれまでではあるが、やはりアメリカ映画はこうした題材を手がけると実に安定した好もしい味を醸し出す。特に野球がモチーフになっていると、アメリカ映画はいつも不思議と光り輝いてしまうのだ。SFやホラーなどの出演も目立つキアヌだが、こうしたハートウォーミングな作品のほうが長所を発揮できるのではないか。監督は、のちに同じくスポーツをモチーフとした秀作『僕はラジオ』を製作するブライアン・ロビンス。(的田也寸志)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
シカゴの低所得者住宅地区に結成された少年野球チーム“キカンバス”のコーチを打算的に引き受けた男が、少年たちの純真な心に触れ、次第に本来の自分を取り戻していく姿を描いた感動ドラマ。主演は『マトリックス』のキアヌ・リーブス。