内容(「CDジャーナル」データベースより)
85年のバンド結成以来常に進化を遂げてきた比類なきロック・バンドの、約2年半ぶりとなる待望のニュー・アルバムがリリース。12作目となる本作はじっくりと熟成された傑作となった。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
BUCK-TICK、約3年ぶりの新作。今井寿、星野英彦の個人活動などから彼らがデジタルな方向へ歩んでいたのは知られていたが、この新作でも1曲目から、いかにもなシンセ音が入れられている。ギター・サウンドとテクノ的手法の合体は今ではそうめずらしいことではなくなったが、それでもBUCK-TICKのやっていることは、ほかとは一線を画しているように感じる。それはあくまでも櫻井敦司のヴォーカルをメインに考えているところから生じているのではなかろうか。特徴のある、甘さと渋さを兼ね備えた声がヴォーカリストとして一級品であることを、メンバーもよく承知しているように思える。ただ単に「こういう音を作りたい」と突っ走るのではなく、櫻井の声を十分考慮したうえでサウンドを構築しているので、全編を通して甘ったるくないロマンティシズムが貫かれている。メロディも以前よりも、心なしかポップになったような。87年にメジャー・デビューして約13年。彼らも遠いところまで来た。 (楡崎明生) --- 2000年10月号