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イワナをもっと増やしたい!―「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法 (フライの雑誌社新書)
 
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イワナをもっと増やしたい!―「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法 (フライの雑誌社新書) (新書)

中村 智幸 (著)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

開発や乱獲、温暖化に追われている「幻の魚」イワナを守りながら利用する方法を考えるサイエンス・エッセイ。いまだ謎の多い生態から、注目の人工産卵場のつくり方、新しい釣り場管理の提案まで。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中村 智幸
1963年生。信州・伊那谷に生まれ、地元の渓流でイワナ・アマゴを追う少年時代を経て、渓流魚の生態と増殖方法を研究する生活に入る。渓流魚の人工産卵場を造成する技術を国内で初めて開発。都道府県や漁協、釣り人からの相談や講演依頼で全国各地を飛び回っている。東京水産大学大学院水産学研究科博士後期課程修了。水産学博士。栃木県水産試験場を経て、現在、独立行政法人水産総合研究センター・中央水産研究所・内水面研究部・生態系保全研究室勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 しっかり問題が整理されています, 2008/8/19
川の資源、とりわけ、魚をめぐるとき、魚の多寡を問うことが多い。しかし、たくさん放してたくさん捕獲するタイプの遊びにはうんざりしていて、ひどい例では放流してすぐに網で上げて「○○川の○○」として流通させたり、食卓に上げる例さえある。アサリといっしょだ。
これまでにあった問題のうち、増殖とはどういうことか、天然魚とは何とするのか、どこでどのように産卵床を形成すればいいのか、その手続きや費用はどうなのかをしっかりとまとめてあります。
同じ問題を共有する人々の議論の共通事項として、この本の内容をふまえると、さまざまなケースを測定して評価できるように思えます。
同じ出版社の「水生昆虫アルバム」と並んで、川と人のかかわりをよく示した好著です。
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5つ星のうち 5.0 「イワナの謎を追う」から24年 新たなイワナ聖書, 2008/2/3
By dream4ever (鎌倉) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
まず書いておこう。
釣り人は読め。特に川で釣りをする奴は読め。

さて、本書は1963年長野県生まれの中村さんのこれまでのフィールドワークと科学研究のまとめである。
石城謙吉先生のイワナの謎を追う (岩波新書)が1984年である。
その後、淡水魚保護協会の機関紙での特集「イワナ」などがあるが、おそらく在来魚のイワナ関連の本としては歴史に残る一冊になるだろう。
総論あり、各論あり、興味があれば文末にしっかりと参考資料を記載している。
そして本論は人工産卵場構築による自然環境下におけるイワナの保護増殖である。人工養殖に頼らないで、なんとかイワナを後世に残したいと多くの釣り人は思う。もちろん一般の方は釣りや開発を止めればイワナは後世に残るだろうと言われるかもしれない。心ある釣り人は遊びとしての釣りと釣りが出来る自然環境の保護の両方を願っているはずである。イワナはそんな自然の指標の一つでもある。イワナが渓流から姿を消した時、それは人類も同じ運命を辿ることを宿命付けられるのだろう。
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