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カモシカ騒動記―天然記念物は害獣か
  

カモシカ騒動記―天然記念物は害獣か (単行本)

伊東 祐朔 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

“特別天然記念物ニホンカモシカの食用化と、毛皮の売却を許可”この程環境庁、文化庁、林野庁の3庁が前代未聞の決定をしたが―問題の発祥の地岐阜県での、自然保護対食害対策でゆれ動いてきた。“カモシカ問題”の真相はいったい何か?―10年余の騒動史の事実を追うドキュメント

登録情報

  • 単行本: 210ページ
  • 出版社: 築地書館 (1986/07)
  • ISBN-10: 4806722375
  • ISBN-13: 978-4806722373
  • 発売日: 1986/07
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 1,168,171位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    2934位 ─   > ノンフィクション > 科学
    99023位 ─   > 科学・テクノロジー
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5つ星のうち 4.0 何のために?, 2007/3/10
By 志村真幸 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 1970年代半ば、岐阜県でカモシカの食害問題が発生する。カモシカが植林したヒノキの芽を食べてしまうので、駆除したいとの訴えが林業者たちから出されたのである。これに対して著者ら岐阜県自然保護連合は食害の実態を調査し、問題の本質に迫った。その経緯をまとめたのが本書。
 非常に慎重に、中立で科学的な立場を守って書かれている。それでも、カモシカの食害という問題がでっち上げであり、多くのいかさまや誤魔化しが行われたことは明白だ。自然保護や、環境行政、日本の現代林業の真実をのぞきこむのに最適の一冊と言えよう。
 ただ、勘所である「なぜカモシカを駆除しようとしたのか」という問題がぼかされているのが残念。あくまでも科学的に書き、逆に訴えられたりしないための仕方ない処置だとは思うが。とはいえ、良く読めば犯人や黒幕、その意図が分かるようになっている。
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