ジャパンクレジットとは・・・
政府保証債、財投機関債、MBS、特殊法人債、地方債、利金債・銀行社債、銀行
劣後債、生保基金債、社債、投資法人債、サムライ債・ユーロ円債、ハイイール
ドボンドなどの国内債券と、その派生商品のことである。
日本のクレジット市場がこれ一冊で分かる
現在出版されているクレジットに関する書物は、大別して社債・CDSである。
ここで注意してほしいのは、国内債券発行残高全体のおおよそ3割を占める国
債以外の債券部分が抜け落ちているということだ。
本書は、Japan Creditの世界すべてを対象としている。債券種で抜けている部
分とクレジットのデリバティブであるCDS(Credit Default Swap)市場に関して
解説した。
さらに「すべて」ということで、クレジットの理論・起源・歴史に関して
も、知っておいてほしい事柄を私の20年近い経験とともに書き記している。日本
で20年クレジットを見続けてきている人間はいない。使命感にも似た感覚を感じ
つつ書き上げた。本書が、私の考えるJapan Creditのすべてである。
第1章ではクレジットの理論・起源・歴史について、第2章では市場規模・発
行制度・決済制度関係について述べた。第3章では債券種を「政府保証債」
「財投機関債」「MBS」「特殊法人債」「地方債」「利金債・銀行社債」「銀行
劣後債」「生保基金債」「社債」「投資法人債」「サムライ債・ユーロ円債」
「ハイ
イールド」の12種類に分けて、そのリスクプロファイル・特性・歴史の解説をし
た。第4章では債券計算関係、第5章ではCDSの解説をした。また、第6章では
タイムリーな情報を得るのに有効な情報ベンダーを紹介した。
基本精神は変わらない。
「クレジットプライシングは芸術である!」
「金利・スプレッドバランスは美しくあるべき!!」
「バランスがすべてを制する!!!」
理解の難しいクレジット市場だが、すべてが相互に影響し合い金利やスプレッ
ドのバランスを保っている。基本的には、このバランスを理解することで、考え
ているよりも簡単に理解できるということだ。理解の第1ポイントはこのバラン
スである。常にこれを意識することが大切。この本を読み終えるころには、私の
精神が理解できるだろう。
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