内容紹介
ここ数十年、日本はグローバリズムという「幻想」のもと、構造改革を進めてきた。
しかし、それこそが「亡国への道」であった――
アメリカ発金融恐慌の様相をみせるなか、ジャーナリズムや論壇では、
「グローバル化は終わる」という論調が出はじめた。しかし、実は「グローバル化」自体が
ナショナリズムから生まれたものであり、ナショナリズムこそが
経済発展に欠かせない要素なのである。日本において「ナショナリズム」という語は、
偏見や誤解に満ちている。しかし、「ナショナリズム」で世界が動いているのが現実である以上、
日本はいち早く「ナショナリズム」を正しくとらえなおさねばならない。
現役経済産業省官僚である著者が、現場での実体験と、従来から
蓄積し続けた知識によって、日本ではいまだ馴染みのない「経済ナショナリズム」を提唱!
これ以上国力を失わないため、さらに国家繁栄のために、
日本の根底に据えるべき基本概念はこれである!!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中野 剛志
1971年、神奈川県生まれ。1996年、東京大学教養学部教養学科(国際関係論)を卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。2000年より3年間、英エディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年、同大学院より優等修士号(Msc with distinction)取得。2003年、同大学院在学中に書いた論文がイギリス民族学会(ASEN) Nations and Nationalism Prizeを受賞。2005年、同大学院より博士号(社会科学)を取得。現在、経済産業省経済産業政策局産業構造課課長補佐。また月刊誌「発言者」に評論を発表。現在、隔月誌「表現者」に評論を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)