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二十世紀〈上〉 (ちくま文庫)
 
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二十世紀〈上〉 (ちくま文庫) (文庫)

橋本 治 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

20世紀は戦争と革命の時代だったとも言える。しかし、一年ごとに見ていけば、意外にも大事件の起こった年は少ない。そんなふうに私たちは毎日を普通に生きているのだ。しかし、普通が激動に結びつくことは理解されにくい。一体、この百年で、何が変化し、何が変わらなかったのだろう?生活レベルのことから、芸術、経済、政治まで、橋本治が、歴史の全体像を身近なものへと手繰り寄せる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

橋本 治
1948年3月東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。’77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・エッセイなど、精力的に執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 連鎖式読書をできる逸品, 2004/11/25
題目の通り、前世紀を語った一冊、いや、二冊です。上下巻なので。
もともと分厚い一冊の単行本で出ていましたが、買うのをためらっていたところ、この文庫が出たので迷わず買いました。

上巻ですが、まず、本編の前に配置された、「総論 二十世紀とはなんだったのか」が逸品!
そしてこの本を私がどう読んでいるかと言うと、初めから一頁ずつ読んでいます。
なんてことはなく(ちなみに一年が六頁となっています)、適当に開いた頁や、興味のある出来事の起こった年の箇所を読み、
更に興味を持ったら前後の年の箇所を読む、という、連鎖式読書をしています。

時系列に従って過去から現在に近付く方向で読むことも、時間を遡りながら読むことも可能です。
むろん、作者特有の口語文体は冴えまくりです。

と、言うわけで、上下ともにお勧めです。

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5つ星のうち 4.0 歴史の一つの使い方, 2006/8/23
歴史を大学で勉強している人は、きっと受け付けないであろう内容です。しかし歴史には歴史学以外の側面もあり、普通の人々にとってはそっちの方が重要です。
一体歴史がなんの役に立つ?そんなときは是非一読を。目から鱗が落ちまくりです。
他の方も書いているように、本の始めから終わりまで読まなくても、興味ある年からパラパラと読んでいくのがおもしろいです。
山口百恵、松田聖子のくだりなどはとっつきやすいしわかりやすい。
どこかの偉い人の言葉で「人間は歴史から学んだということは一度もない」というのがありましたが、著者はしっかりと歴史から学んでいます。
もっと多くの人がこうやって過去を振り返らないといけないんじゃないのかなあ。
星4つなのは、別の本で著者の考えに触れているため、衝撃はそんなになかったという理由からです。
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5つ星のうち 4.0 各年代の出来事を引き合いに出しながら、欧米からの仕掛けも指摘する。, 2006/2/2
あの「枕草子」や「徒然草」を、こうもおもしろく解説できる御仁も珍しいが、本書はその橋本先生が、1900〜2000年迄の出来事を、年間別に等しい長さで、真面目に?解説する。

各年代の出来事を引き合いに出しながら、欧米からの仕掛けも、橋本氏ならではの独特な視点から、きちんと指摘する。
19世紀にヨーロッパに際立った「自己中心の大国観」などは、大変参考になる。

その意味から、併せて松原久子氏の本も薦めたい。彼女は主だったところ4冊出しているが、近著「驕れる白人と闘うための日本近代史」以外は、なぜか廃盤になっているのが残念。
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