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ハマータウンの野郎ども (ちくま学芸文庫)
 
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ハマータウンの野郎ども (ちくま学芸文庫) (文庫)

ポール・E. ウィリス (著), Paul E. Willis (原著), 熊沢 誠 (翻訳), 山田 潤 (翻訳)
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

イギリスの中等学校を卒業し、すぐに就職する労働階級の生徒のなかで、「荒れている」「落ちこぼれ」の少年たち=『野郎ども』。彼らのいだく学校・職業観はいかなるものか?学校はどのような進路指導をしているのか?彼らの形づくる反学校の文化―自律性と創造性の点で、たてまえの文化とはっきり一線を画している独自の文化―を生活誌的な記述によって詳細にたどり、現実を鋭く見抜く洞察力をもちながらも、労働階級の文化が既存の社会体制を再生産してしまう逆説的な仕組みに光をあてる。学校教育と労働が複雑に絡み合う結び目を解きほぐす、先駆的な文化批評の試み。

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5つ星のうち 5.0 異文化ということ, 2002/2/20
イギリスは階級社会といわれてきた。この本を読むとますますその感を強くする。社会は「おれら」と「やつら」に分かれており、そして「おれら」は「やつら」とはちがう独自の価値・文化をもっているのだ。こうして階級社会は再生産される。

同時に本書は、日本におけるイギリス労働運動賛美論の一面性を教えてくれる。労働運動の連帯は、イギリスでは、労働者文化の維持・再生産によって確保されてきた。つまり、個人としての社会的上昇が困難であるがゆえに集団として連帯することができた(せざるをえなかった)のだ。

はたして近年の経済的社会的変化(サービス化・ホワイトカラー化、新自由主義的改革、経営の「日本化」)はどのような影響を労働者文化にもたらしているのだろうか。本書はこれからも!!当分の間、イギリスそして日本を考えるための重要な書物でありつづけるだろう。

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28 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 フィールドワークの良書&社会階層再生産論の良書, 2002/3/6
社会階層が再生産される仕組み・過程を、フィールドワークを通じて浮き彫りにする良書。まあよくぞここまで調査したものだ、と、偉そうにも感心してしまう。社会科学系の学問をやりたいひとは、フィールドワークの事例として必読ではなかろうか?

また、テーマは社会階層再生産論である。これが、「イギリスは階層社会だから」などと思っている貴方。苅谷剛彦氏や佐藤俊樹氏の本をご一読あれ。日本でも、見えにくいですが、階層再生産が働いているのです。

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21 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 著者の解説が非常に読みづらい。, 2006/2/1
ケーススタディーの為非常にとっつきやすい、また具体的で興味深い。
次に、私は社会学について素人であるという留保をした上での違和感を述べたい。現状の報告の後に筆者の解説が付くが木を見て森を表すような一般化した断定には疑問を抱いてしまう。
ケーススタディーから一般論のようなことを導いていいのだろうか。
統計のデータもないのに、あくまで眼前の生徒たちの振る舞いがそうなのであって英国の労働者師弟の一般的傾向なのだろうか。
また調査対象になる少年ら一通りのプロフィールやバックボーンを紹介してから本編に入って欲しかった。具体的な行動は分かったが何者なのかという背景知識がないので物足りない。
また後半部分の筆者による分析が素人目に非常に読みづらい
はっきりいって社会学の知識がない人は前半部分だけでいいと思う。
階級の再生産についてもっと分かりやすい他の本をご覧になって欲しい。あるいはこの本の解説でもいい。まともにぶつかってもこれは手に余ると思う。
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投稿日: 2か月前 投稿者: ex-phenomenologist

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