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友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書)
 
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友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書) (新書)

土井 隆義 (著)
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

浮いたらオシマイ!?
いじめ、ひきこもり、リストカット...。
毎日がサバイバルなケータイ世代、
そのキツさと希望のありかを描く。

内容(「BOOK」データベースより)

誰からも傷つけられたくないし、傷つけたくもない。そういう繊細な「優しさ」が、いまの若い世代の生きづらさを生んでいる。周囲から浮いてしまわないよう神経を張りつめ、その場の空気を読む。誰にも振り向いてもらえないかもしれないとおびえながら、ケータイ・メールでお互いのつながりを確かめ合う。いじめやひきこもり、リストカットといった現象を取り上げ、その背景には何があるのか、気鋭の社会学者が鋭く迫る。

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5つ星のうち 4.0 自分らしさを追求する生きにくさ, 2008/4/1
By 倒錯委員長 (横浜市と夢半ば) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
この本で筆者が論じる「地獄」とは、現代の若者特有の人間関係の様態の別名「優しい関係」である。当然ながら、きわめてアイロニカルな意味がこの言葉には込められているのであって、優しいといっても、本当は全然優しくないのである。

現代の若者は「あるがままの自分」「自分らしさ」を内面に探す。そんなもの本当にあるのかという問いをしないまま、彼らはまず「純粋な自分」という「幻想」に固執するのである。しかし、そんなもの簡単に見つかるはずはなく、結局自分がよくつるむ人間達にその「自分らしさ」の審級を丸投げすることになる。ここに自分らしさを追求するがあまりに、友人関係という外部評価に依存するという逆説が完成するのである。

そのような友人関係で、もっとも場を支配するのはかつての強者「番長」「ガキ大将」「いじめっ子」というような実体的な他人ではなく、無機質な場の空気感(ラカンなら大文字の他者と呼ぶだろう)になると筆者は論じる。その場の雰囲気こそがその場の絶対的なルールになるということである。
筆者によると、昨今のいじめによって自殺をした子ども達は、たしかな内的絶望(大げさに言えばイデオロギー的な敗北)を抱え込んだことによって死を選らばざるを得なかったというよりも、場の空気というルールに侵犯(KY)したが故に、「生の土俵」からはじき出される。ある意味ドライに死を選んでいるのである。

筆者はあとがきでミスチルのヒット曲「名もなき詩」(自分らしさの檻)を取り上げているが、今考えるとダブルミリオン達成した上、サビの1フレーズにもかかわらず、若者像についてあれほど含蓄のある歌詞が歌い上げられた作品も希かもしれない。

後半にいくほどやたら引用が多くなってきて、メディア論や社会学の先行研究を詳細に取り上げられているため、実は前半の教育現場の実情の方が目新しいかもしれない。これにはあとがきで筆者が明かしているとおり、初出がみな別の場所だったということも起因しているのだろう。多少堅苦しいが、それでもこの本の価値を貶めるほどのことではない。

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32 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ドキリとさせられる内容, 2008/7/13
私はつい最近まで高校生で、今は大学で社会学を専攻しています
「優しい関係」というキーワードから現代の若者の関係を分析してみるという方向性には頷かされ、全体的には久々に買ってよかったと思える内容でした。
特に第一章と第三章は自分と周囲の人間との関係と重なり、ドキリとさせられます。

しかし、既にいくつか指摘されている通り論証が弱い。二次・三次資料ばかりで、数値もない。この部分は批判されるべきところです。
一方、癒しが書けないなら出版するなという批判もあります。しかし、これは的外れでしょう。
著者は社会学者であって、医者でも今流行のスピリチュアル・カウンセラーでもありません。
癒しを書く義務などないし、「本来は」その資格すらないのです。
仮に書いたとして、それで本当に「癒される」のでしょうか?
新書というのは学生や社会人が知識を得るのにとても有用なものです。
その形で出版するのが悪いだなんて、社会学およびその知を求める者に対する挑戦でしょうか?

賛否両論でそうな本ではありますが、私は星5つをつけさせていただきました。
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54 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 若者の危ういコミュニケーションを分析。, 2008/3/9
現代の若者の「生きづらさ」「自己肯定感」「コミュミケーション不全」を社会学から取り上げた、土井隆義氏の素晴らしい論考。

現代の携帯文化の若者は他人に自己承認を求め、繊細なコミュニケーションを駆使して、疲れているという。微妙な距離を保ち、KYを求める『優しい関係』を求めているという。

私もこの罠にはまった。丁寧に慎重に人間関係を作っていたが、疲れまくったうえ、ボロボロになった。そこで、他人に承認を求めず、くれたらいいや程度で、対立を恐れなくなった。あちらこちらで対立して、空気読めないと叩かれたが、逆に自由になった。自分を信じ始めたのだ。自分で肯定はじめた。

社会学者として、鮮やかに分析したこの本は、素晴らしい。
抽象的な概念を湛然に描いた土井隆義氏に感謝!!
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5つ星のうち 1.0 駄本。
... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: take

5つ星のうち 5.0 若い世代が直面しているコミュニケーション問題の本質を提示する
これ以上解り易く表現することは出来ないのではないかと思うくらい、解り易く読みやすい。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ツシタラ

5つ星のうち 4.0 出口ナシ
「空気を読め」という言葉が大嫌いなため購入。

小難しい言い回しが多いものの、その辺りの事情を見事に読み解いてくれる本ではあります。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: Amazon次郎

5つ星のうち 1.0 わかりやすい表現であれば
テーマは、時代性があって、現代の状況をとらえようとしている試みが感じられ好感があります。
が、内容を読んでみて、読みづらいことこのうえないです。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 徳明木 望

5つ星のうち 5.0 スゲー
著者はかなり高齢の方なのに何故にここまで若者の気持ちがわかるんでしょうか?とにかくスゲーです親にとっては必読でしょうね!
投稿日: 13か月前 投稿者: 麻矢

5つ星のうち 5.0 正に烏合の衆
アメリカや中国韓国同様外に敵を作ったり常にネタを作らないと団結出来ない烏合の衆いつ崩壊するか分からない極限の環境の中で人々は生きていますもはや人の笑顔全てが嘘臭... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: MARIA

5つ星のうち 5.0 戦後教育の犠牲者達
歴史を断絶されひたすら個性自由人権という考えを押し付けられ何の思想も価値観も信仰も信条も無い空っぽの個人として生かさている現代の若者達は只々場の空気を読み付和雷... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 泉

5つ星のうち 5.0 リアル過ぎる
著者の方若者の心情をよくわかってますね親は読むべきです絶対そうすれば子供達の抱えている苦悩が分かりますよ
投稿日: 17か月前 投稿者: ERIKA

5つ星のうち 5.0 勇気
みんながみんな空気を破る勇気を持てばこういった問題すぐに解決するんですけどねえ無理ですかね?
投稿日: 17か月前 投稿者: ローズ

5つ星のうち 4.0 共産主義に似た危うい人間関係・・・
教室例えてみれば地雷原・・・

現代日本における人間関係の実態は独裁者に同調しない者を徹底して弾圧粛清する... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 雪

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