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ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代
 
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ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代 (単行本)

武井 麻子 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

“笑顔で対応の仕事”や“やさしい看護師”…、感情の演技を求められる仕事=感情労働で心が擦り切れないために。

内容(「MARC」データベースより)

その微笑が「偽りの自己」「ニセ者の私」をつくっている! “笑顔で応対の仕事”や“やさしい看護師”など、感情の演技を求められる仕事=感情労働で心が擦り切れないためのノウハウを紹介する一冊。

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: 大和書房 (2006/12)
  • ISBN-10: 4479761489
  • ISBN-13: 978-4479761488
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 「これは本当の自分じゃない」と、なぜ思ってしまうのか, 2007/1/6
By ISD-mori (さいたま市) - レビューをすべて見る
 看護職は「白衣の天使」などと称される。しかし看護婦だって体調の波や恐怖感、嫌悪感がある。にもかかわらず、常に「やさしい愛のケア(TLC)」を求められてしまう。
 その人の感情にかかわらず、期待される振る舞いをしなければならない労働を「感情労働」という。例に挙げた看護職のほか、鉄道の係員や教員、ファストフードの店員など、「接客業」はたいてい感情労働である。その中でも看護職は、求められている「やさしさ」「明るさ」の分だけ「死に直面する恐怖」や「無惨な傷口への嫌悪感」など、自分の「本当の感情」を押し殺さなければならない、「究極の感情労働者」と言える。
 筆者は、看護教育に長く携わってきた経験から、看護職が直面する感情労働について、社会学等の論文も引いて論じ、感情労働の果てに燃え尽きてしまわないためにはどうすればよいかを、具体的な事例(たとえば「高齢の現役ドクターと知られるH医師」の時代遅れなコラムなど)を引用しながらわかりやすく記している。そして、現在の社会のあり方が感情労働を広範に求めていること、その表裏の関係として、たとえば駅員への暴力の増加や「泣けるドラマ」の流行があることを指摘する。
 本書は、仕事中に「これは本当の自分じゃない」という疑念を持ったことのある人びとにお奨めだ。
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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 分析でも対処法でもなく、エッセイ, 2007/1/7
By izagon (神奈川県相模原市) - レビューをすべて見る
ひと相手の仕事(感情労働)がなぜ疲れるのか、分析しているわけでも、その対処法を論じている本でもありません。

分析や対処に関する言及は多少あるのですが、およそ感情労働に関わるさまざまな話題を取り上げて、エッセイ風に書いてあると思ったほうがよいです。

また、その「感情労働」についても、著者の専門である「看護」の分野に関わる話題が多いです。


一般的なサービス業に携わる中で「ヒト相手の仕事は疲れるなあ、なんでだろう?」と思っている方が、軽い読み物のつもりで読む分にはいい本だと思います。
看護や、心理学などの専門用語が頻繁に出てくるような、小難しい本ではありません。

逆に、悩みが深刻で、対処法を知りたいと切実に考えている方には向かないでしょう。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 立ち去り型サボタージュのもう一つの理由, 2007/1/8
By pooh bear - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
看護は究極の「人」相手の仕事である。その看護師を教える立場にある人が、この本を書いた、それだけでも勇気づけられる。
患者に撃たれた医者もいるし、患者に刺された看護師もいる。なぜそんなにリスクを負うのか、それでも現場に立ち続ける人たちはどんな思いを持っているのか。
突飛な事例や、やや冗長な引用が少し気になるが、現場経験の少ない人が「感情労働」や「共感疲労」の理解を助けるためと思って目をつぶろう。その上で、この問題をふまえて、その解決策にまでコメントしているところが、「教育者」たる著者の立場を反映していると思えた。
好著。医療に携わる人たちや学生に最適。経験豊富な人、病院管理者や政策担当者にとっても、何が現場を苦しめているか、その対策としてどのようなものがあるかを知ることができる。
医療などの対人作業は、いい人がいなければ成り立たない。でも「いい人捜し」に没頭してしまい、「ふつうの人」や「少し間違えた人」を排除・退散する方策に走ってしまうと、結局「いい人」は一人も現場にいなくなる、そんな怖さも感じさせる。
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