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利益第二主義―過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学
 
 

利益第二主義―過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学 (単行本)

牧尾 英二 (著)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

常識外れなのに伸び続けているのはなぜか?
マスコミと業界関係者がこぞって訪れる
繁盛スーパーの秘密を創業者が初めて語る。

◎過疎化と高齢化が進む田舎町に年中無休24時間営業の巨大スーパーを出店!
◎生活必需品がどんどん増えて36万点、効率を無視したオール品揃え!
◎集客チラシはお盆・正月・創業記念日だけ。原則として限定販売は行わない!
◎マニュアルはいっさいなし、社員教育もなし、定年制度もなし!
◎片道100円でお客様の自宅まで送迎する「買物バス」を運行!
◎お年寄りと身体の不自由なお客様に5%キャッシュバックする「A-Zカード」を発行!
・・・「地域の生活者のお手伝い」を第一に据えた著者は、何を思い、どう行動したのか?


本書は、鹿児島で躍進を続けている巨大スーパー「A-Z」の創業者・牧尾英二氏の初めての著作です。

牧尾氏はもともと自動車メーカーの技術者でしたが、家庭の事情で否応なくホームセンターの経営に携わることになり、自らを納得させるために、小売業を「天職」であり「天命」であると定めました。

天職であれば、損得よりも善悪を優先させよう、故郷の田舎町(鹿児島県阿久根市)で不便な生活を強いられている生活者が便利さを享受できるような店をつくろう。そう考えるようになり、いくつもの挑戦が始まりました。

1997年3月、日本で初めの24時間営業の大型小売店「A-Zスーパーセンター」を阿久根市に出店。過疎化と高齢化が進む小商圏に巨大な生活総合店をつくるという発想は、従来の小売業界にはなかったものです。しかも、集まったのは小売りの経験のない素人集団。周囲では「うまくいくはずがない」「いまに閑古鳥が鳴く」などと囁かれていました。

しかし、そこからA-Zの躍進が始まりました。店は閑古鳥が鳴くどころか、常識外れの施策を次々に展開し、昼夜を問わずお客様で賑わったのです。およそ12年が経った現在、A-Zあくねの年間来客数は650万人、1日平均1万7800人が訪れています。1995年11月には2号店(A-Zかわなべ)を出店、2009年3月には3号店(A-Zはやと)を出店し、いずれも売上を伸ばし続けています。

本書は、小売業界の常識にとらわれずに、効率無視、前例否定、利益第二主義の経営を貫いている「A-Z」のユニーク経営の秘密を創業者自らが明らかにするものです。

この不況下でも、A-Zはなぜ伸び続けているのか。小売業界の関係者ならずとも、ビジネスのヒントをきっとつかめると思います。

内容(「BOOK」データベースより)

常識外れなのに伸び続けているのはなぜか?効率を無視したオール品揃え、集客チラシは年数回だけ、マニュアルも社員教育もなし…各界から注目を集めるA‐Zの創業者が、不況にも強いユニーク経営の秘密を語る。

登録情報

  • 単行本: 200ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2009/10/2)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478009694
  • ISBN-13: 978-4478009697
  • 発売日: 2009/10/2
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 効率第一システムの限界, 2009/11/29
By もりぞ (市街化区域) - レビューをすべて見る
鹿児島県の過疎地にある巨大スーパー「A-Z」の創業者・牧尾英二氏の著作。

過疎地は土地が安い。だから巨大スーパーを展開するにおいてハード面では問題ないだろう。しかしソフト面はどうだろう?本当に客が来て、やっていけるのか?(実際はやっていけてる。なぜ?)それが本書を読む前の疑問だった。

本書においては、A-Zは3つのリスクを抱えていると言う。

立地リスク:過疎地にある

商品リスク:普通のスーパーの約3倍の種類の在庫を抱えている(所謂死に筋商品が多い)

運営リスク:従業は地元のパートが中心。さらに24時間営業!

なぜそこまでリスクを背負うのか?
それは、創業者に過疎地にワンストップで、ほしい時にほしいものが確実に手に入るインフラを整備する必要があるという信念があったからだ。

だから利益第二主義なのだ。利益はビジネスを回すために最低限必要だが、最大目的は過疎地におけるインフラ整備なのだ。

ところで、冒頭の疑問「利益は大丈夫なのか?」について
本書によると、「商圏こそ狭いものの、来てもらう頻度を3倍にし、購入品目を3倍にすれば問題ない。そのためにはいわゆる死に筋商品を在庫として抱えることも必要」とのこと。

小売の効率第一の申し子「POSシステム」の限界を提示している。
共感の時代のはじまりだ。
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25 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 お客様第一主義, 2009/10/5
一言:効率だけ・こちら側(売り手)ばかり考えず、
   利益をいただける唯一のお客様を優先(お客様第一主義)
   することが成功へのつながる

*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■今、目の前の事を大事にしよう
今の会社だからこそ、なにができるのか、
今の自分だからこそ、なにができるのか、
今の時代だからこそ、なにができるのか
を考えることが大事です。

私は、
今の会社だからこそ、自分から提案できる
今の自分だからこそ、電話応対品質管理者として活動できる
今の時代だからこそ、デジタル機器をフル活用できる
と思いました。

辛い人は、今だからこそ我慢のしどきで、
結果が目に見えなくても頑張ろう
と思うのもよいと思います。

過去の思考の選択によって、今があるように
今の思考の選択によって、未来が作られるのです。
例:履歴書を書いて今の会社へ面接に行ったのは
  過去の自分の選択です。それによって今の会社勤めがあるのです。

■本当に大事なのはお客様の声
利益をいただける唯一の人がお客様です。
このお客様を優先せず、組織や関連部署だけに目が行くと
サービスがおざなりになります。
いい例が、行政です。
本来は、国民の税金から成り立っている(利益が入るところ)のに、
国からお金を分配してもらっているため、
目線が国民でなく、国に向いてしまうのです。
例:予算は無駄であっても使い切ってしまおう。

■現場には宝がある
最近の私の夢でこの言葉が出てきました。
積極的に現場に出て、お客様と接し、自ら学び考え行動することで
会社も自分の成長でき、社会貢献できるのです。

■正しいことをやっていれば、必ず天が味方する
自分そっちのけで、お客様に対し正しいことをしていれば
方法がどうあれ、必ず天が味方してくれます。
そして、そこから自分の行動に理解を示してもらえ、
味方が増え、行動しやすくなります。
褒めても貰え、さらにやってやろうと思えます。

行動には絶対批判されることはありません。
それは皆異なる個性を持っているからです。
皆同じ個性なら、自分の考えが常識になってしまい
楽しいことなどありませんから。

一時的に気持ちよくないですが、一時的な感情を押さえ、
正しいと思うことを行動すれば、一見悪い方向に行ったとしても
チャンスなのです。
それは、どこを工夫すればよくなるか教えてくれるからです。

■奉仕活動
私の中学校では、

掃除 = 奉仕活動

でした。
電話応対センターでは、
サーバントリーダーシップが大事になってきます。
先頭を引っ張るリーダーではなく、部下を支えるリーダーのことです。

AZ(この本の著者が運営している会社)での組織図が印象的でした。

階層がほとんど無く、店長は同列で、
それぞれのフロアをまかされ、
社長はいちばん下にいるのです。
※詳しくは本参照のこと。

社長からのトップダウン方式ではなく、
現場は現場責任者にすべて責任をあたえているそうです。
それで、社長は会社の今後の方針(経営方針)だけを
考えているそうです。

現場から必要の声が挙がれば会議をおこなう為、
定例ミーティングも一切ないそうです。

私もできる範囲で見習いたいと思いました。

■未経験者は、無理だと思うことにも果敢に挑戦できる

■困難なほうを積極的に選ぼう
逆境は一見そうは見えませんが、チャンスなのです。
私も、一時的な気持ちよさで行動したくなります。

最後のページにこうありました。

「苦楽で苦を選び、明暗で暗を選び、上下で下を選び、損得で損を選ぶ」

結果を追えば逃げる、結果を考えないで一生懸命頑張れば
結果は後からついてくる

との言葉を思い出しました。

私自身、身が引き締まる思いです。
************************************************************

私も品質管理者としては今年の7月までは未経験でした。
だからこそ、お客様(電話応対者、上司、社長、ご利用お客様)
を考えた行動が必死にできています。

逆境は一時辛いように思えますが、チャンスなのです。
一時的な気持ちよさで行動するほど、後で後悔することはありません。

一つ課題を達成すると、更なる課題が現れます。
その為、新たな課題が現れたら、その分だけ自分が成長している
ことを意味します。
課題を達成した事を意味します。
一見大変そうに見えますが、一つ課題を達成しているので、
一時期辛く見えますが、よくよく考えると喜ばしいことなのです。

今日も一日仕事楽しんできます!
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5つ星のうち 5.0 過疎地という「フロンティア」を発見したスーパー, 2009/12/26
By カロン (神奈川県川崎市) - レビューをすべて見る
スーパー「A-Z」の経営方法は、個性的な経営方法として注目されているようだが、
本書を読む限りでは、むしろ、オーソドックスだと思う。

利益のみを追い求めることなく、お客様を大切にする。
また、お客様の満足「だけ」ではなく、可能な範囲で従業員や取引先をも大切にする。
これは、まさに、商売の基本ではないだろうか。

「効率を無視したオール品揃え」「集客チラシは年に数回だけ」「マニュアルも社員教育も無し」といった現象面だけが注目されがちだが、
注目すべきは、そのような個々のノウハウではなく、そのようなノウハウの背景にある、「都会から見放された過疎地でも、人々が便利に生活できるようにお手伝いする」という企業理念であり、その理念を経営戦略レベル、個々のノウハウにまでリンクさせていることである。

何はともあれ、「A-Z」は、やり方次第で、過疎地がスーパーの「フロンティア」になり得ることを示した。
これからも要注目である。
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