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南京の日本軍―南京大虐殺とその背景
 
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南京の日本軍―南京大虐殺とその背景 (単行本)

藤原 彰 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いま、もっとも読みやすく、最新の研究成果をとりいれた本南京事件を知りたい人に最適の入門書。

内容(「MARC」データベースより)

南京大虐殺から60年、日本国内では未だにこの事件の規模や内容、存在までをも疑う人が少なくない。本書は事実そのものを検証し、なぜその事実が起こったのかを解明する。事実を知りたい人に最適の一冊。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 124ページ
  • 出版社: 大月書店 (1997/08)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4272520512
  • ISBN-13: 978-4272520510
  • 発売日: 1997/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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128 人中、82人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 とりあえず論点の提示を。, 2004/3/27
By モチヅキ (名古屋市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
 1922年生まれの日本近代史研究者が1997年に刊行した130頁程の小著。もともと南京攻略が任務ではなかった上海派遣軍の第十軍の独断に中央が引きずられる形で、上海戦から南京戦へのなし崩し的な移行が起こる。そのため、補給のための編成が不十分であった日本軍は、給養の徴発という名目の略奪を断続的に行い、その過程で婦女への強姦殺人等、現地の住民への残虐行為が頻発する。1937年12月1日正式の南京攻略命令が出ると、まもなく日本軍は南京市を包囲し、17日には入場式を挙行する。その際にも、敗残兵の掃討、投降兵・捕虜・「便衣兵」の組織的虐殺、非戦闘員への残虐行為が頻発する。それらは、その後の占領下でも継続するのである。

 本書の特徴をいくつか挙げる。第一に、南京事件の定義について。期間は1937年12月初めから1938年3月まで、地域は南京市街と南京行政区の6県における、国際法違反行為の総体を指す。要は南京戦とその後の占領に関わる範囲と期間であり、これは上記のような経緯を考えれば妥当である。占領直後の一時期の国際法違反行為をその前後のそれらとあえて区別する必要は無いし、仮に東京裁判での定義と異なるとしても、それは東京裁判の方が問題があると考えるべきであろう。第二に、被虐殺者数について。著者は20万人は超えているだろうと見ているが、笠原氏は10数万から20万人くらいと言っていた気がする。いずれにせよ、この手の数がはっきりしないのは当然であり、したがって数の多寡は本質的な問題ではないが、著者たちは多様な史料を通じてできるだけ実証的にその問題に迫っている。少なくとも勝手な想定で最小限の確実な数を出すより、状況に合致した大まかな数を呈示する著者たちの考察の方が妥当に思える。第三に、事件の背景の分析は、数に関する議論より、よほど興味深い。

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18 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 皇軍はどのような軍隊だったのか 陸軍の資料からそれが浮き彫りにされて・・・, 2008/11/17
非常によくわかりました。なぜ南京事件が起こったのか。日本軍が作った資料が多く説得力がありました。当時の日本軍がどういう軍隊かよくわかります。現代においてその軍隊が行った行為を正当化する人が自衛隊の幹部で命令を下されては困ると思います。
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