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東アジア「反日」トライアングル (文春新書)
 
 

東アジア「反日」トライアングル (文春新書) (新書)

古田 博司 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

中華思想の本家・中国。小中華の韓国。遊撃隊国家の北朝鮮。彼らの「国是」である反日の起源をたどり、各国の主張を実証的に説得力をもって論破。東アジアに共生共存の可能性をさぐる。

内容(「MARC」データベースより)

中華思想の本家・中国。小中華の韓国。ゲリラ国家の北朝鮮。彼らの「国是」である反日の起源をたどり、各国の主張を実証的に説得力をもって論破。日本のとるべき道と、東アジアの共生共存の可能性を探る。

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5つ星のうち 5.0 この本の主張が通説になりつつある, 2005/10/20
By はげむー (東京都江東区) - レビューをすべて見る
独特の文体で一気に読ませる不思議な力がある。
 東アジア3カ国(中、朝、韓)の反日は(小)中華思想に基づく「侮日」であり、彼らが日本に対し吹っかける理不尽な「道徳志向性」に迎合してはならず、読者に対し終わりなき反日に戦い抜く決意を訴えている。
 著者の論述は文明論、近代化論まで及び主張に説得力を持たせると同時に昨今の「韓流」並びに「嫌韓流」についてもコメントしておりこの方面に関心のある方にもぜひ読んでもらいたい。
 著者は一方で「東アジアに対する愛情と熱意にかけては人後に落ちないと自負して」おり、その愛情と熱意により得られた広範な知識がこのような本を書かせたことこそが「あとがき」に書いてあるように著者の創造性であり、その「隠れた質」が文章の美しさとなって現れているということができよう。
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49 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本章に優らず劣らず付論が興味深い, 2005/12/22
六章からなる本章では中国、韓国、北朝鮮といった
東アジアの三国が反日ナショナリズムに固執する、その背景を描く。

一つには、中国は近代の入り口、韓国は近代のさなか、
北朝鮮に至っては中世にいるのであり、東アジアで唯一
ポスト近代にある日本は、こうした異時代の国家群に
「過去からの攻撃」にさらされているという。

ただ、自国が主催する国際スポーツイベントの舞台で
集団で人文字まで作って他国を罵り、皆で悦に入っているような
韓国人や、官製デモで他国の領事館を襲わせる事を外交の
一部とするような中国の、あまりにも愚劣にして醜い様を見るにつけ、
過去においても日本がこのような国々と同様であった事があるとは思えない。
東アジアの三国は日本とは異時代にあるというのは面白い見方だが、
むしろ付論IIでも語られる、日本とこれらの国々との
文化的、精神的な違いが重大ではないだろうか。

本書は実は本章の後にある付論が本章に優らず劣らず興味深い。

付論Iでは柳美里と姜尚中という二人の在日文化人をとりあげ、
被害者としての在日のアイデンティティに陶酔する彼等は
「在日一世の神話化」を目論むが、それは多くの三世、
四世たちを「被害者性」に呪縛し、不幸に導くものだという。

付論IIでは日本と東アジア諸国との霊魂観の違いを語る。
特に東アジア諸国では自分達と「始祖との血縁的な繋がりが
記録によって確認できる集団」である「宗族」以外を
軽視する習慣があり、その周囲を顧みない排他性が
これらの国の近代化の阻害要因にもなっているという。

あとがきには反日問題に対する著者の姿勢が明確に語られている。

「我が国が国際舞台で不当な非難を受け、
 日本の文化や歴史や精神を一顧だにしないような取り扱いを受けるのを
 甘受するしか東アジアの調和を維持する道がないとするならば、
 そのような犠牲を払って得られる平和はドレイの平和であり、
 とうてい耐え忍ぶことはできない」

まことに同感である。
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38 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読みやすく、明快な指針を提示する, 2005/11/9
 新進気鋭の有力な研究者にるものだが、非常に読みやすい。
 近年の中国、韓国、北朝鮮の「反日」現象について論じたもので、一見すると「右翼的」な内容かと誤解されるおそれがあるが、著者はこれらの国々に深い愛情を抱き、滞韓経験もあり、そのようなことは決してない。むしろ、深い愛情と具体的かつ広い知識が読みやすい文体から伺うことができ、知的快感に近いものが感じられる。 
 「一方的に道徳的に日本が悪であり、反省・謝罪し続けなければならない」という主張に問題が多いことをひたすら実証的・合理的にしりぞけ、真の東アジアの友好を実現するための方策を示してくれる。
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