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新しい金融論―信用と情報の経済学
 
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新しい金融論―信用と情報の経済学 (単行本)

J・E・スティグリッツ (著), ブルース グリーンウォルド (著), ジョセフ・E. スティグリッツ (著), Joseph E. Stiglitz (著)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

【「新しい金融論」について】 本書『新しい金融論』は,今までにはない,まったく革新的な金融理論を示すものであって,この理論は,筆者の一人が2001年にノーベル賞を受賞することになった情報の経済学における先駆的業績から導かれたものである.本書は.通常の金融理論とは異なり,取引促進のための貨幣(money)ではなく,より広義の,経済活動を活発化させる信用(credit)の役割に注目する.また,本書は貸出可能資金(loanable funds)の需要と供給を強調するが,そのためには,銀行やその他の機関が経済活動において,信用度をいかにして評価するかを理解しなければならない.本書は銀行が信用を供給する意欲と能力を決定する要因を説明するとともに,経済のなかに張り巡らされた信用の連鎖がどういう結果をもたらすか,政策を遂行する上で新パラダイムの理論がどういう意義を有するかを論じる.さらに,たとえば,ニュー・エコノミーと呼ばれるような経済の構造変化が金融政策の有効性や経済の安定性にどのような形で影響を及ぼすかについても分析する.そして,本書は,経済を完全雇用水準に回復させる上で金融政策が有効でないのはどういう状況にある時かを示すとともに,そうした状況は将来,ますます拡大していく可能性があることを論じる.
(原著出版社 Cambridge University Press からの説明より)

推薦文
榊原英資(慶應義塾大学教授)
マクロ経済学・金融論の枠組みを大幅に変える画期的著作.J.M.ケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』以来,貨幣を中心に展開されてきた理論を「信用の一般理論」を提示することによって書き直そうとする意欲的試みでもある.情報の非対称性を理論の基礎に据えることによって,従来の新古典派的分析の弱点を浮き彫りにしている点も興味深い.
筆者達は,従来までのマクロとミクロの二分法が多くの政策的困難を引き起こしていると論じている.周知のように,経済の安定化を図るマクロ金融政策はマクロ経済学の応用分野であり,金融監督・銀行規制を基礎づけるのはミクロ経済学だと従来から考えられてきたが,このことが景気の振幅や経済の乱高下を不必要に激しくしているとスティグリッツ・グリーンワルドは論じているのである.マクロ金融政策と監督・規制行政を一体的に運用すれば政策のパフォーマンスは大きく改善されると彼等は主張し,そのための理論モデルを本書で提示しているのだ.

内容(「BOOK」データベースより)

2001年ノーベル経済学賞に輝いたスティグリッツの「情報の経済学」における先駆的業績を核とし、「信用」(credit)をキーワードに構築される金融理論の新パラダイム。その理論は、豊富な実務経験と現実問題への批判的精神から導きだされ、金融危機などの困難に直面したとき、よりいっそう鋭さを増す。“現実”を突き動かす革新的経済理論を解説。

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5つ星のうち 5.0 正に天才の作品。, 2006/12/17
情報の経済学でノーベル経済学賞を受賞した大物、スティグリッツの傑作。
最近のノーベル経済学賞は質の低下が叫ばれるが、この方は別格の存在である。
本作を分かり易く言うと、修正経済学である。
経済学は「国民が理論的に行動」、「全ての人が、同時に同じニュースを見る」等の、現実的には有りえない仮定の下で、単純化したモデルで経済を分析する学問であるが、単純化のために、現実に即さない箇所も多々ある。
そこで、本作は情報の経済学(全ての人が同じ情報を持っているのではない、売り手の方が、商品の専門家なので、買い手よりも詳しい)の観点から、経済学を見直し、現実に即した内容に修正している。
やや複雑にはなるが、現実に大きく近づいており、机上の空論を現実に使える理論にした功績は余りにも、大きい。
既存の経済学に物足りなさを感じていた方にお奨め致します。
尚、計算式が色々と出てきますが、解説さえちゃんと読めば、計算式は飛ばしても、十分に理解出来ます。
一ページに一論文の内容が凝縮されていると言っても、過言ではない、濃密な大傑作ですが、意外に分かりやすいので、計算式は無視して、気軽に手に取ってみて下さい。
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21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現実に即した金融理論, 2004/9/2
従来の金融論は、M1、M2など貨幣数量に注目してきたが、著者は与信機能を重視し、それをもとに理論を組み立てている。日本においても、金融機関の貸し渋りの問題、日銀が量的緩和でベースマネーを増やしても貨幣量が伸びない問題など、与信機能を無視しては解決できない問題が生じており、著者の着眼点の確かさを感じる。難解な本だが、ぜひ一読をお勧めしたい。
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30 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 流石スティグリッツ, 2004/6/17
情報の経済学を基礎に金融論の頭が整理された。すばらしい本ですね。
こういう議論がわが国で展開されることを願ってます。
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5つ星のうち 5.0 当時、竹中金融行政の成功を暗示した貴重な本
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投稿日: 2006/9/6 投稿者: 佐々木賢太郎

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