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沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)
 
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沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫) (文庫)

岡本 太郎 (著)
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商品の説明

メタローグ

柳田國男、折口信夫、島尾敏雄など南島に関心を寄せ、そこから影響を受けた文学者、研究家は数多いが、沖縄への旅を通じてその印象をこれほど鮮烈に描き出した書物を他に知らない。沖縄本島から宮古島経由の船で石垣島に着いた岡本太郎(1911―1996)は、探りかねていた沖縄の特質を一気につかむ。それは「『何もないこと』の眩暈」のような 感覚だった。飾りを知らぬ着のみ着のままの生活。そこには意識された美などどこにもなく、ぎりぎりの手段で生きる生活者の凄みから、生命の流れのようなものが伝わってくる。南の島に「忘れられた日本」を発見する前衛芸術家の霊感に満ちた旅行記だ。(宮川匡司)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.

内容(「BOOK」データベースより)

苛酷な歴史の波に翻弄されながらも、現代のわれわれが見失った古代日本の息吹きを今日まで脈々と伝える沖縄の民俗。その根源に秘められた悲しく美しい島民の魂を、画家の眼と詩人の直感で見事に把えた、毎日出版文化賞受賞の名著。

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5つ星のうち 5.0 岡本太郎でなければ書けなかった沖縄, 2004/4/18
岡本太郎が感じたようにあの時代の沖縄を知ることはできないけれど、岡本太郎が感じた沖縄を知ることができる名著。
沖縄を知ろうと手にとった本でしたが、読み終えた後思ったのは、岡本太郎ってスゴイ!でした。とにかく文章に勢いがあって、どんどん読めてしまいます。

岡本太郎は本のなかで沖縄の踊りが滅んで行く姿を見たと書いてありますが、この本が書かれた時から30年近く経った今、この本に書かれた沖縄が沖縄に生まれ育った私にさえ憧景のように思え、何とも言えずさびしい気持ちになりました。

岡本太郎が今の沖縄を見たら何を想うのだろうと思います。

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5つ星のうち 5.0 沖縄, 2005/12/30
沖縄出身の私にとって、遠い記憶の沖縄。沖縄タイム、ハジチのおばあ。今のようなきれいなものに囲まれた沖縄では昔はなかった。昔のおばあたちは汚く、生きていくための最低限度の服を身にまとい、しわくちゃだった。でも、果てしなくやさしく、人に喜んでもらうことばかりを気にしていた。時間を守る人も少なくて、時間通りに行くとなんだか損した気持ちになったし、遅れた人を気にすることもなかった。時間なんてどうでもよかったなぁ。太郎さんは物事の本質を見抜く力がすごい。
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5つ星のうち 5.0 縄文より、むしろ沖縄, 2002/4/17
岡本太郎といえば「縄文」をイメージしますが、この本を読む限り、「沖縄」から与えられた力というのは、ある意味、縄文以上だったのかもと感じさせます。

太郎が沖縄から受けたショックは、縄文同様ある種の原点回帰であって、沖縄を知ることで日本を知り、そして自分が何者かであるかを知ること。この本が一貫している点です。

今の日本人にありがちな、沖縄に何かをしてあげる、という視点ではなく、沖縄を通して、日本を、そして自分を問う試み。これが本書の特徴です。あまりにも明快で、もやもやした気分がスッキリしました。

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5つ星のうち 5.0 三島、川端も絶賛した沖縄旅行記の大作
岡本太郎にとっての「沖縄」のイメージが、実際の旅を通じて変遷し、確信に変わっていく様子が、易しく、素直な文章で、率直に表現されていて、沖縄に興味のある人もない人... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: stefano

5つ星のうち 5.0 沖縄に行く人も行かないひとも、読むべし。
大方の日本人にとって、沖縄は単に海がきれいで果物がおいしい南国の島か。それとも、日本の負の歴史を背負い占領に苦しむ、かわいそうな島なのか。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/8 投稿者: minx33

5つ星のうち 5.0 沖縄を考える
丸山真男の「歴史意識の『基層』」という論文がある。

その基層の部分に溢れているのが沖縄だ。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/21 投稿者: 浦坂

5つ星のうち 5.0 買いです。
なにかの本で横尾忠則氏が岡本太郎のことを、認めたこっちの見識が疑われるほど美術界から徹底して嫌われていた、あれほど世間から認知されているにもかかわらず美術界から... 続きを読む
投稿日: 2007/3/7 投稿者: yoshioki6

5つ星のうち 5.0 何もないことの感動
ご存じ!『芸術は、爆発だーーー!!』のおっさん。
その人が書いた文章です。
オリジナルは絶版となり、文庫で再刊されたもの。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/15 投稿者: hiyataka

5つ星のうち 5.0 イカセる!
~岡本太郎のことは何も知らない。正直ちょっとイカレタおっさんくらいの印象しか持っていなかったし、あの感性がそのまま文章になってたら理解もキツいと不安だったけど、... 続きを読む
投稿日: 2004/12/19 投稿者: 石水木

5つ星のうち 4.0 これも沖縄、これが沖縄
沖縄についてはあまりにも多くの楽しい本や、おもしろい本が出版されている中、この本はそれらとは内容を異にし、青い海、まばゆい太陽、と手放しで楽しんでばかりいるのが... 続きを読む
投稿日: 2003/5/15 投稿者: cahiersauvage

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